潮干狩り歴70年の超人から潮干狩りに必要な持ち物、時期、場所、注意ポイントを超伝授された
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加藤まさゆきです。
中学・高校で理科を教える教員ですが、時々ネットに文章も書いています。
職業柄、実験装置のDIYもよくやります。
理科記事を期待してきた方にはすみませんが、今日は技術家庭の話をお届けしたいと思います。
さて、僕は「炭火で食べ物をしみじみと焼く」のが好きで、学生寮やアパート暮らしの頃も、玄関先で砂肝やシイタケを焼いてはビールを楽しんできました。
七輪や一斗缶を使うこともありましたが、いまではこの卓上型炭火コンロに落ち着いています。
サイズ感がほどよく、穏やかに過ごす休日に最高のアイテムですが、ここ1年ほど、この卓上コンロの使用に2点の改善すべき余地を感じています。
手前にコンロを置くと、肉の置き場が遠い……
つまり横長のテーブルを作り、焼肉屋のようにコンロをその中に埋め込んでしまいたいのです。
よくネットでは「コミュニケーション弱者にはバーベキューが苦痛」と叩かれているのを目にしますが、僕は経験を生かし「炭火当番」という定位置に立つことで常に乗り越えてきました。炭火には感謝しかありません。
炭火焼は、僕の人生の導師でありメンターなのです。妥協するわけにはいきません。
というわけで今日のテーマは、卓上コンロに特化した炭火焼テーブルの自作です。
DIYで机を作るとき、一番頭を悩ませるポイントは「脚の構造」ではないでしょうか。
特に折りたたみ式であれば、なおさらです。
バランスがよく、強度があり、風雨にも耐え、それでいてコストも安く……。
これらの課題にピントの合う解答が見つからず、1年以上、炭火焼テーブルの構想を放置していました。
しかし今回、すべてを完全に解決する究極解とも言えるアイテムを見つけてしまったのです!
「ツインレッグ730」! ただの金枠に見えるけど……
この「ツインレッグ730」、ツーバイ材を6本差し込むだけで、あっという間に高さ730mmの頑丈なテーブルが完成するという、夢のようなツールです。
ちょっと試しに4本だけ差し込んでみましたが、すでに勝利を確信できる安定感でした。
これなら究極のイージーモードでテーブルを自作できそうです。
「ところでツーバイ材って何?」という読者もいると思いますが、ツーバイ材とは規格のそろったカット木材のことで、建築資材として有名です。特にDIYによく使われるのは「2×4(ツーバイフォー)木材」と呼ばれる、断面の縦が2インチ、幅が4インチで切り出された木材です。
世界的にメジャーな規格なので安く買うことができ、家を作れるほど厚くて丈夫なので、素人のDIYには最適です。
日本全国どこのホームセンターでも売っている木材ですが、必ずカインズで買ってください。
『下妻物語』で有名な、カインズ下妻店
ちなみに、そういう僕こそ実はツーバイ材でしかDIYしたことがない「にわかDIY屋」です。
こうして偉そうに語っていることが、木工デザイナーだった義兄にばれたら兄弟の縁を切られかねません。
でも、ここで終わると皆さんもまんじゅうがのどにつっかえたような気持ちになるでしょうし、開き直って続けます。