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ドン底からV字回復! ネジザウルスGTから導き出したヒットの理論

ドン底からV字回復! ネジザウルスGTが導き出したヒットの理論

ネジザウルスという商品をご存知だろうか?一度付けたものの山が潰れてしまったネジを力強く取り除いてくれる、ペンチのような見た目の工具である。現在、総売り上げはシリーズ累計500万本にも及ぶメガヒット商品だ。特徴的なネーミングはネジをつかんで最後まで離さない様子が、恐竜が噛みつくイメージだったことから。商品自体の特徴として挙げられるのは、縦溝と摩擦力の大きく2点。従来のペンチは横溝しか付いていないので、せっかくネジを掴んでも滑ってしまって回すことができない。一方、ネジザウルスは先端の内側にあしらわれた縦溝により、しっかり回すことが可能なのだ。その縦溝の角度も最適化されていることで高い摩擦力を得ることに成功。頭を確実に掴むことができる。

最後の1社になっても作る。バケツを原点に+αのモノづくりにこだわる尾上製作所

最後の1社になっても作る。バケツを原点に+αのモノづくりにこだわる尾上製作所

兵庫県姫路市にある株式会社尾上製作所は昭和20年代からバケツを作り続けている。トタンバケツは圧倒的な全国シェアを誇る。バケツの種類も豊富で、特1号から12号まで11種類、ツルベ、工事用、モルタル用、防火用、吸い殻入れまで作っている。じょうろも作っているが、昭和50年代からはアウトドアアイテムにも注力。バーベキューコンロ、焚火台、キャンプギアまで自社工場で制作するようになった。“作りたいものを作る!”そんな尾上製作所の名城嗣明専務取締役に、バケツやバーベキュー・キャンプ用品の開発秘話をインタビューした。

「世界初の電動工具」を開発しすぎ! ボッシュが支えるクルマ、建設業、そしてDIY…

「世界初の電動工具」を開発しすぎ! ボッシュが支えるクルマ、建設業、そしてDIY…

ドイツが誇るテクノロジー・カンパニー「Bosch(ボッシュ)」。ボッシュと言えば、クルマいじりが大好きな方や、ホームセンターの電動工具コーナーを愛するDIY好きの方にはお馴染みだろう。もはやボッシュなしに自動車は走らない。その日本拠点が渋谷のカフェの上にある。今回は、世界初の電動工具を開発し続けてきたボッシュの歴史と、2019年に発売した電動ディスクグラインダー『X-LOCK(エックス・ロック)』について、ボッシュ株式会社 電動工具事業部 部長 高橋俊輔さんにインタビューした。知っている人はイヤになるほど知っている。知らない人はまったく知らない。そのギャップもまた、ボッシュの巨大さゆえだろう。

熱帯魚の世界に「3秒革命」 画期的な商品“ラクフィル”を開発したジェックス社のウラ話

熱帯魚の世界に「3秒革命」 画期的な商品“ラクフィル”を開発したジェックス社のウラ話

熱帯魚ブームは再来するか? 1980年代後半から1990年代にかけて巻き起こった熱帯魚ブーム。しかし、その隆盛がいったん落ち着きをみせると、国内におけるアクアリウム人口は、少子高齢化と共に減少の一途をたどってきた。熱狂的ファンは依然として存在するものの、アクアリウム人口を総体的に増やすことは、アクアリウム業界全体の課題となっている。——そのような状況の中、アクアリウム用品メーカーのジェックス株式会社(GEX)が2020年2月、革新的な商品を開発した。昔ながらの“面倒な”観賞魚飼育のイメージを一新し、「アクアリウム人口の裾野を広げる糸口になるかもしれない」と期待されている。

サントリーがCM「ダカラちゃん」で伝えたかった“大人たち”へのメッセージ

サントリーがCM「ダカラちゃん」で伝えたかった“大人たち”へのメッセージ

『グリーン ダ・カ・ラ』という商品名を聞いて誰もが思い浮かべるのは、カワイイ女の子が出てくる、あのCMだろう。イメージキャラクターである「ダカラちゃん」を前面に押し出したそのクリエイティブから、多くの人が“子ども向け飲料”のCMだと思っているはずだ。しかし、ブランディング責任者である高原令奈さんいわく、『グリーン ダ・カ・ラ』は“子ども向け飲料”ではないとのこと……。意外な事実のウラ側にあったのは、「スポーツドリンクの常識を変えたい」という熱意だった。2019年4月にはサントリーとして初めて「濃縮缶」を発売するなど、新たな試みを続ける『グリーン ダ・カ・ラ』シリーズの開発秘話について聞いてきた。

間違ってない? 正しい「粘着テープの選び方」

間違ってない? 正しい「粘着テープの選び方」

粘着テープは、ホームセンターなどで誰でも購入でき、大抵のものは簡単に接着させることができます。しかし、肝心の「粘着テープの選び方」を間違えているケースが、実は少なくありません。用途に適した粘着テープを選ぶためには、その構造を知り、“どこで”“何を”接着させるかまできちんと踏まえておくことが重要です。粘着テープは、どのように選ぶべきでしょうか?カタログに記載された粘着力を比較し、性能の高いものを選ぶ──それが一番正しいテープの選び方だと思っていませんか?実は、この方法は間違いではありませんが、いつも正しいわけではありません。メーカーがこんなことを言うのもいかがなものかもしれませんが、ここが粘着テープのややこしいところ……。な漠然と「よく粘着するテープ」と言っても、使用する環境や接着させたいモノの種類によって、「粘着力」の意味や求めるべき特徴が大きく違ってくる。1896年にドイツで粘着テープの発売を開始し、世界100ヵ国以上に事業展開しているテサテープ社が、粘着テープの奥深い世界をご案内します。

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