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俺たちは歯ブラシを雰囲気で選んでいる。歯ブラシの選び方をライオンに聞いてみた

聞いてみた

平野正徳

平野正徳

博士(学術)、健康予防管理専門士。オーラルケア関連の基礎研究ならびに開発研究に20年以上携わってきました。これまで得た知識と経験を活かして、歯とお口の健康に関する情報をお伝えします。

俺たちは歯ブラシを雰囲気で選んでいる

こんにちは。ライターの大塚たくまです。

この間、歯ブラシが切れたので買ってくるように頼まれました。ぼくは意気揚々とカインズの歯ブラシ売り場へ。

歯ブラシが多すぎる
愕然としました。歯ブラシが多すぎる。なんだこれ。どうすれば良いんだ。

裏側には歯ブラシの特長が書かれてあるのですが、どれも「奥まで届く」とか「くまなく磨く」とか似たような言葉が。なんで裏側の言葉は似たようなものばっかりなのに、全部形が違うんだ……。

ぼくが呆然と立ち尽くす中、小慣れた様子でおじさんが歯ブラシをカゴに入れて立ち去りました。あなたはなぜその歯ブラシを選んだんだ。なんの根拠でそれが自分に合っていると思ったんだ。この大量の歯ブラシを全部口に入れて試したわけでもないのに、どうしてそんなに自信満々なんだ。

「俺たちは歯ブラシを雰囲気で選んでいる」

そう思ったぼくは、Twitterでフォロワーさんに尋ねてみました。

やはり。

過半数が歯ブラシを雰囲気で選んでいる。これで本当にいいのか。俺たちは死ぬまで歯ブラシを雰囲気で選んでいいのか。

歯ブラシといえば「システマ」などでおなじみの「ライオン」。

歯ブラシといえば「システマ」などでおなじみの「ライオン」
いったい歯ブラシをどう選べばいいのか、ライオンのオーラルケアマイスターである平野正徳さんにお尋ねしてみました。

なぜ歯ブラシの種類が大量にあるの?

どうしてあんな大量に歯ブラシの種類があるの

大塚さんアイコン

大塚

そもそも、なんであんなにたくさん歯ブラシがあるんですか? 雰囲気でつくってません?

ライオン平野さんアイコン

ライオン平野さん

いやいや、そんなことはありませんよ。大塚さんの歯を磨く目的はなんですか?

大塚さんアイコン

大塚

歯を磨く目的……? むし歯にならないためですかね。

ライオン平野さんアイコン

ライオン平野さん

代表的な理由の一つですね。ほかにも人によっては「歯周病が気になる」とか「口臭を防ぎたい」など、さまざまな目的があります。また、人によって口の大きさや歯並びはもちろん、口の中の状態もそれぞれです。

大塚さんアイコン

大塚

つまり、自分の口や目的に合った歯ブラシを選べるようにするために、たくさんの種類の歯ブラシを用意しているということですか?

ライオン平野さんアイコン

ライオン平野さん

その通りです。自分に合っていない歯ブラシを使うと、以下のような懸念があります。

  • 歯垢が落ちない
  • 気持ちよく磨けない
  • 歯並びに対応できない

 

大塚さんアイコン

大塚

なるほど、たしかにそうでしょうね。

ライオン平野さんアイコン

ライオン平野さん

私たちは気持ちよく歯磨きをして、お口を健康に保ってもらいたいと願っています。

大塚さんアイコン

大塚

……とは言え、あの大量の歯ブラシの中から、自分の口にあった歯ブラシを選べなんて至難の業ですよね。できる気がしないんですけど……。

ライオン平野さんアイコン

ライオン平野さん

そうですよね。今日はそのあたりをしっかり解説します。

歯ブラシの「やわらかめ」「かため」の意味

歯ブラシの「やわらかめ」「かため」の意味

大塚さんアイコン

大塚

歯ブラシの毛で「かため」とか「やわらかめ」とかあるじゃないですか。あれって、好みで選んだらいいんですかね?

ライオン平野さんアイコン

ライオン平野さん

好みでも良いですが「歯ぐきの状態」で選んだ方がいいですね。

大塚さんアイコン

大塚

自分の「歯ぐきの状態」なんてわからないと思うんですけど……。

ライオン平野さんアイコン

ライオン平野さん

「ふつう」で磨いて出血する人は「やわらかめ」がいいでしょうね。出血しない人は、そのまま「ふつう」で磨いた方がしっかり歯垢が落ちるのでおすすめです。

大塚さんアイコン

大塚

「やわらかめ」は、やさしい感触が好きな人のためだけのものではなく、歯ぐきが弱い人のためのものでもあるんですね。

ライオン平野さんアイコン

ライオン平野さん

そうです。でも「やわらかめ」だと、「ふつう」に比べるとどうしても歯垢を落とす力が弱くなるので、より丁寧に磨いてくださいね。

大塚さんアイコン

大塚

じゃあ、なるべく「かため」がいいんですか?

ライオン平野さんアイコン

ライオン平野さん

「かため」は歯垢を落とす力が強いのが特長ですが、歯ぐきを傷めないよう注意して磨いてください。基本的には「ふつう」がおすすめです。

大塚さんアイコン

大塚

なるほど。そういう一長一短があるんですね。

【毛の硬さのまとめ】

ふつう:効率よく汚れを落とす。歯ぐきの状態が健康なら通常はこれでよい。

やわらかめ:歯ぐきが敏感だったり、歯ぐきから出血しやすい人におすすめ。汚れを落とす力が「ふつう」より弱くなる。

かため:汚れを落とす力が強いのが特長。歯ぐきから出血する場合は避ける。しっかりした磨き心地を求める人におすすめ。

よく見かける「超極細毛」歯ブラシの意味は?

よく見かける「超極細毛」歯ブラシの意味は?

大塚さんアイコン

大塚

最近、よく「超極細毛」と書いている歯ブラシを見かけるんですけど、あれはどんな意味があるんですか?

ライオン平野さんアイコン

ライオン平野さん

毛先の形が違うんです。こちらの写真を見てください。

毛先の形が違うんです

画像提供:ライオン

大塚さんアイコン

大塚

おお、毛の形が全然違う。

超極細毛の毛先は歯周ポケットに無理なく入り込む

画像提供:ライオン

ライオン平野さんアイコン

ライオン平野さん

超極細毛は毛先が細く加工されています。そのため、歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)を掃除するのに向いています。また、毛が細いので、やさしい当たり心地も特長です。

大塚さんアイコン

大塚

やっぱり狭い部分の汚れによく届く、超極細毛のほうがいいんですか?

ライオン平野さんアイコン

ライオン平野さん

いえ、そういうわけではありません。毛の太い「ラウンド毛」は「超極細毛」よりも、歯の平らな面に付着した汚れを落とすのに向いています。しっかりした磨き心地も特長です。

大塚さんアイコン

大塚

なるほど、これも一長一短なんですね。どこを重要視するかとか、個人の好みでおすすめの毛先は変わってくるということか。そんなこと考えたことなかった……。

【毛先の細さまとめ】

超極細毛:歯と歯ぐきの隙間(歯周ポケット)の汚れをかき出す。やさしい磨き心地。

ラウンド毛:基本的な形状。歯の平らな面に付着した汚れを落とすのに優れている。しっかした磨き心地。

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