花粉症に怯えている。盲点だった手法で今年はバトルを仕掛けてみることにした
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自宅で過ごす時間が増えた2020年以降、全国で空前のペットブームが到来。犬や猫はもちろん、小鳥や魚、爬虫類といったさまざまなペットが家族として迎え入れられている。
なかでも、鳴き声や匂いがほとんどなく、集合住宅でも飼いやすいうさぎが注目を集めている。しかし、犬・猫に比べるとペットとしての歴史が浅く、その生態や飼育方法についてはまだあまり知られていないのが現状だ。
今回、うさぎについて解説してくれるのは、ペットフードメーカー、イースター株式会社の企画開発部企画課・山口昇吾さん。うさぎ飼育の基礎知識から、イースター社自慢のラビットフード「プレミアムレシピ ヘアボールケア」の魅力まで、たっぷりの “うさぎ愛” とともに語ってくれた。
「うさぎは寂しいと死んでしまう」「何を考えているかわからない」「なつかない」……。こうした一般的なうさぎのイメージに対して、商品開発のためにうさぎと長く接している山口さんはこう語る。
撫でられるのが大好きなうさぎは多く、人間の手を鼻先でつついて「撫でて」とアピールする子も
「『寂しくて死んでしまった』なんてことはありません(笑)。現在ペットとして飼われているうさぎは、群れで暮らすアナウサギを品種改良したもの。確かに、仲間と一緒にいることで安心できる性質ではありますが、一方でケンカしやすく繁殖力も非常に強いので、飼育初心者であれば、1羽ずつ飼育するほうがいいと思います」
「また、物静かだと思われがちですが、実はとても感情豊かな動物です。嬉しいと走り回ったり、ぴょんぴょん跳ねたりするのがとても可愛らしいんですよ。後ろ足で地団駄をふむ『スタンピング(通称:足ダン)』も、うさぎあるあるですね。怒ったときは鼻をブーブーと鳴らして表現しますし、構ってほしいときは鼻先で飼い主の体をつついたり、プゥプゥと鳴きながら甘えてきたりもします」
愛情をもってお世話をすれば飼い主のことをきちんと認識し、足元に寄ってきたり、後ろをついてきたりすることも。臆病な子や社交的な子など性格はさまざまだが、決して「おとなしくて何を考えているか分からず、なつきにくい動物」というわけではない。
「これはあまり知られていませんが、うさぎは非常にグルメな動物でもあります。『味蕾』という、舌の“味を感じる部分”は、犬で2,000個、人間で1万個ほどあると言われていますが、うさぎはなんと1万7,000個もあるんです。味の微妙な違いが分かるうえに嗅覚も優れているので、同じフードでも製造日が違うだけで食べなかったりする。ペットフードメーカーとしては、気を遣うお客様ですね(笑)」