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バーベキューブームは「玄関マット」から始まった。キャプテンスタッグが語るものづくりの熱意と野望

聞いてみた

吉田 直城

吉田 直城

キャプテンスタッグ 株式会社アウトドア事業部所属。2007年に同社大阪支店に営業として入社。2016年に本社アウトドア事業部へ異動後、Web・EC関係を担当。

空前のキャンプブーム到来中

バーベキュー イメージ

コロナ禍において、密を避けながら楽しめるレジャーとして注目を集めているキャンプ。2020年流行語大賞にもノミネートした「ソロキャンプ」や、庭やベランダで楽しむ「おうちキャンプ」「ベランピング」など、多様なスタイルが確立している。

そんなキャンプの醍醐味であるバーベキュー。最近は手ぶらで出かけられるバーベキュー場が増え、誰でも楽しむことができるレジャーとなっている。実はこのバーベキューを日本に広めた仕掛け人こそ、キャンパーお馴染みのアウトドアブランド「キャプテンスタッグ」であった。

45年前、国内初のバーベキューコンロを開発し、アウトドア界を牽引して続けている「キャプテンスタッグ」とはどんなブランドなのか。アウトドア事業部の吉田直城さんにその歴史について尋ねてみると、同ブランドの品質へこだわりや、ものづくりへの思いが見えてきた。

金物の町・新潟県三条市で誕生した「キャプテンスタッグ」

キャプテンスタッグ  社屋

キャプテンスタッグ株式会社とパール金属株式会社


キャプテンスタッグの本社は新潟県三条市にある。隣接する燕市とともにも燕三条と呼ばれ、江戸時代から釘や鎌、庖丁など金物を作る鍛冶職人が多く「金物の町」や「ものづくりの町」としても有名だ。

「実はキャプテンスタッグは、もともと家庭用の金物製品を製造・販売する『パール金属株式会社』のアウトドア部門としてスタートしました。地場産業である金物商品を流通させるために、弊社社長と会長である高波が兄弟2人で立ち上げた会社でした」

キャプテンスタッグ 吉田さん①

キャプテンスタッグ株式会社 アウトドア事業部の吉田直城さん


1967年、現社長である高波文雄氏と、兄であり会長の久雄氏の2人が設立した「パール金属株式会社」。当時は家庭用品の開発と販売を行っていたが、あるきっかけがあり、アウトドア部門、現キャプテンスタッグというブランドが誕生したという。

日本のバーベキューのルーツは“玄関マット”から始まった

アメリカのバーベキュー

「1975年に社長が視察でアメリカを訪れたそうなのですが、その時に屋外でバーベキューをする家族を見かけて、大きな衝撃を受けたそうです。『アメリカで見たバーベキューを日本で再現したい―』その強い思いから、帰国後、バーベキューコンロの開発に取り掛かりました」

当時、日本にはまだバーベキューコンロもバーベキュー用の網もなかった。どうすればバーベキューができるのか考え、高波氏がまず目をつけたのは家庭にある意外なものだった。

「玄関で靴の泥を落とす網目状の玄関マットがありますよね。そのブラシの部分を取り払って網だけにしたものをバーベキューの網として、炭火で肉を焼いてみたそうなんです。『これはいけそうだ』ということで、そこから開発が始まり、弊社の商品第一段である『ジャンボバーベキューコンロA型』が誕生しました」

ジャンボバーベキューコンロA型

ジャンボバーベキューコンロA型


1976年、試行錯誤を重ねた末に誕生したという日本初のバーベキュー専用コンロ「ジャンボバーベキューコンロA型」。ジャンボという名の通り、幅62cm・奥行き43cmと焼ける面積も広く、まさに家族でバーベキューを楽しめるサイズだが、収納するとトランク型になり、持ち運びができるという画期的なものだった。

ジャンボバーベキューコンロA型 折り畳み

折り畳むとトランク型になる「ジャンボバーベキューコンロA型」


「発売当初はブラックだけだったのですが、その後、グリーンやオレンジなどカラー展開をしていったということで、それだけ反響も大きかったのだと思います」

このジャンボバーベキューコンロA型の発売と同時に、パール金属のアウトドア部門として「キャプテンスタッグ」の歴史は始まったのだ。

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