料理研究家・リュウジの簡単やばうまレシピ「手羽元と大根の塩煮込み」
リンクをコピーしました
目次/ INDEX
子どもの頃、よくどろんこになって作った「どろだんご」。カインズでこの「カラフルコロピカどろだんご制作キット」を見つけてすぐさま買ってしまいました。
どろだんごといえば公園の砂場で作るものと思いこんでいましたが、このキットはなんと自宅で、しかも室内で作れるという画期的なコンセプト。どんなにどろ遊びで癒やされたくても、熟女がひとりで公園の砂場にうずくまってだんごを作ろうものなら通報される時代です。これは熱い。コロナ禍のご時世にもぴったりです。
最近はベランダでキャンプ気分を満喫する「べランピング」も流行中なので、今日はベランダでだんご作りを満喫する「ベランダンゴ」の日とします。
キットの中には土と「さらこな」なるものが。3色の「色こな」もついています
説明書によれば、これらは衛生面に配慮された「自然の砂と粘土」。心置きなくこねまわせます。今から思えば、野良犬のウ◯チがしょっちゅう出土していた30年前の砂場はどうかしていました……。
さて、説明書を見ながらどろだんごを作ります。作り方はとってもカンタン。
1. 「しんようつち」の袋に水を入れる。
セットになっていた計量スプーンで水を計って加えます。まるで白玉粉に水を注ぐかのよう
2. つちを練って丸め、「さらこな」をまぶしてしばらく休ませる。
見た目はまるできなこもち
3. だんごが黒っぽくなってきたら、再び「さらこな」をまぶして休ませる。
色を付けたい場合は、このあと同じ流れで「色こな」をまぶしましょう
4. 3を4回繰り返し、だんごが硬くなったら、平らなところでコロコロと転がす。
無心でコロコロコロコロ……今なら悟りをひらけそう……コロコロコロコロ。ハッ
だんごを見たら、ツルーッ、ピカーッ
チョコボールになりました
はぁはぁ、100回は転がしたかな。だんごの休眠時間も含め、約3時間で完成しました。汗だくで気分爽快。「これは楽しい、もっと買おう!」。そう思ってパッケージをよく見たら……。
思わず二度見
メーカーは、なんとあの「シヤチハタ」。創業は1925年、もうすぐ100周年を迎える老舗で、日本国民の誰もが必ず1本は持っていると言ってもいい文具・印章関連のメーカーです。
本社は愛知県にあって、その社名は名古屋城についた金のシャチホコが由来。何度もポンポンと押せる便利なハンコやスタンプ台といった印章事業でトップシェアを誇り、その実績は天下の名城に飾られるにふさわしいシャチホコそのもの。まさにハンコ界の大殿。いや殿、急にどうした? ご乱心なのか……?
というわけで、シヤチハタ社広報室・向井博文さんに事情を聞いてみました。