マインクラフト内に存在する“架空都市”、7年がかりのプロジェクト「佐山県」とは？

佐山県は、PCゲーム『Minecraft（マインクラフト）※』内で、私たち「佐山制作委員会」がチームで制作している“架空の現代都市”の風景です。

もちろんゲーム内でつくっている架空の都市なので現実には存在していませんが、「県」としての細かい設定やマップがあります。

よく聞かれるのですが、佐山県は完成していません。現在も制作を進めています。今完成しているのは、佐山県の県庁所在地である「佐山市」であり、佐山県内にはそれ以外にも複数の自治体が今後つくられていく予定です。

マインクラフトは、様々な種類のブロックを自由に配置して建築やサバイバルを楽しむゲームです。こうしてブロックをひとつひとつ積み上げて、いろんな建築物をつくっています。

まずは「中央区」、佐山市の玄関となる佐山駅や高層ビルが立ち並ぶ街です。駅の北側には、佐山のシンボルタワー「佐山スカイタワー」があります。

こちらは繁華街となる「栄福区」。東京の秋葉原や歌舞伎町、大阪の道頓堀、北海道のすすき野など、日本各地の繁華街を意識した最大級のネオン街が広がっています。

それから、レトロな住宅地風景が残る「仙人台区」や、区役所などがある「住吉区」なども。

実在の街を参考にした場所もあれば、具体的に「ここ！」とは言えないけれど「どこかで見たことのある風景」がある。佐山県はそんな場所です。