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ものづくり生態図鑑#18 発明家・もにゃゐずみ 【分類】 【生そく地】 【特ちょう】 |
もにゃゐずみさんが考えた「創作漢字」
──SNSで活動するようになった経緯を教えてください。
──そこからどのようにして発明家になったのでしょうか?
もにゃゐずみ
少し前から感じていたことなのですが、ネット上で話題になったコンテンツが世間からすぐ忘れられてしまうことに、ずっと前からもやもやしていました。話題になったものがすぐ消えてしまう儚さに違和感を覚えて、誰かの手に残るものを作りたいと思うようになり、ものづくりをする発明家にシフトチェンジをしていきました。
──自分の代表作品を挙げるとしたら?
もにゃゐずみ
2020年の4月に投稿した「フリーズファイル」という作品です。これまでのバズり方とは違って、「おもしろい」という声のほかに「ほしい!」という今までにはなかった新しい声が多くあがり、商品化に至ったものです。
「フリーズファイル」
もにゃゐずみ
今まで開発した作品は、商品化していないものを含めると20個ほど。世に出しているものは、だいたい月に1個くらいのペースで作っています。アイデアだけだと月に300個ほど出すのですが、その中から実際に残るのは1つくらいですね(笑)。
「一酸化二水素筒」。一酸化二水素は水のこと。つまりそのままの意味
──ものづくりをしていて楽しい瞬間は、どんなときですか?
もにゃゐずみ
アイデアが思いついた瞬間が楽しいですね。僕のアイデアの出し方は2パターンあって、1つは「頭の中で妄想を膨らませて、それをブラッシュアップしたあとにアウトプットする」パターン、もう1つは「考えついたものを発表して、それがどういう広がり方をしていくのかまでを、最初からすべて鮮明に想像できる」パターン。後者のパターンで思いついたときは本当におもしろくて仕方がなく、「これはイケる!」と1人で爆笑したりします(笑)。
──反対に苦労するときはありますか?
もにゃゐずみ
やはりアイデアが思いつかないときですね。僕は基本的にアイデアのストックを用意していないので、思いつかないときは苦しいです。ストックを作らない理由は、たとえばストックしていたものを考えついた1ヵ月後に世間に出しても、思いついたころに比べて時勢は変わっています。1ヵ月も経つと、世の中の人たちが求めているワクワクって変わってしまっていると思うんです。それに、僕が今、一番おもしろいと思っている状態のまま世間に発信したいという思いもあります。なので基本的にアイデアのストックはしないんです。
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もにゃゐずみ
昔からTwitterを触るのが好きで、中学生のころからよく見ていたので、どういうものを作ったらSNSで話題になるのかがなんとなくわかるようになっていたんです。そこで、幼いころから書道をやってきたこともあり、インターネットで活動する書道家として活動を始めました。ありがたいことに、当時考え出した、現実にはない架空の漢字である「創作漢字」がバズり、メディアの記事やテレビ番組で取り上げてもらえることが多々ありました。