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架空の「ない本」をしまうため、実在の本棚を組み立てる

クリエイター

ない本

ない本

リプライで送られた画像で「ない本」をつくります。どんな写真でもうまいこと加工して、架空の文庫本に仕立てあげるという特技があります。1991年北海道生まれ。

増えていく本

本は、増える。

増やそうと思っているわけではないが、いつの間にか増えて部屋を圧迫していく。本をあまり読まない人という人は、服や缶コーヒーについてくるオマケのフィギュアなんかに置き換えてみてほしい。

そう、ものは増えるのだ。

私がただ単にものが捨てられないというだけの話かもしれないけれど、「わかる~」と言ってくれる仲間がいると信じて続けよう。ちなみにうちにはキーボードが5個、マウスが7個ある。

「わかる~」と言ってほしい。

 

本が積みあがった部屋

本が増えるのには理由がある。

私は『ない本』という活動をしている。

ネット上で募った写真を使って表紙とあらすじをつくり、架空の文庫本を設えるというものだ。

そんなことをしているので、中身のない白紙の本が部屋に大量にある。30冊ほどよそに預けているが、それでも40冊ほどある。たぶん今後まだ増えていく。

もともとうちにある本棚はすでに埋まっているので、本棚からはみ出して、床に積んでしまっている状態だ。

DIYした本棚

本を片づけたいのなら、いい方法がある。本棚を買えばいい。写真のようにスッキリと収まるし、スペースに余裕があったので花まで飾ってしまった。

ところで、この本棚は既製品ではない。さきほど説明した『ない本』という活動をしていたら、今回「本棚DIYにチャレンジしませんか?」なんてお話をカインズからいただけたのだ。

やらいでか!(やらずにいられるか、という意味の江戸っ子の言葉。初めて使いました。)

本棚をつくる

ラックセットとゴムハンマー

ということで、釘やビスを使わずに簡単に作れるラックセットとゴムハンマーを送ってもらった。

汎用の棚なので、本棚としても使えるらしい。想像していたよりも、だいぶコンパクトで軽い。

もっとヘビーなものかと身構えていたので、これは正直かなり助かる。

ラックのセット内容

入っていたのは板が5枚と楔(くさび)が12個。ものすごくシンプル。ていねいな説明書が入っていたけど、カタチを見ればなんとなく何をどうするのか想像はつく。

写真右下の金具とネジだけ何に使うかわからなかったので確認したところ、転倒防止用の部品で、壁に固定するためのものらしい。賃貸なので今回は使わない。

もちろんこういうものも捨てられずに部屋に溜まっていく……。

本棚の組み立て①

穴に板を差して、楔を入れる。

本棚の組み立て②

ハンマーでトン!

完成した本棚

できた。

できたけど、DIYってこんなに簡単でいいの? 普段YouTubeで見るやつは、なんかこうもっと紆余曲折あったり、秘密兵器的な工具が登場したり、もっと盛り上がる場面がいっぱいあった。

「DIYとは呼べない」「あれは漫才ではない」なんて言われたらどうしよう。少なくとも漫才ではないので、その指摘は正しいけれど。

本を並べた様子

手持ちの本を並べてみた。おお、いい感じ。ちなみに、ここにあるのは全部架空の本『ない本』だ。『泥酔探偵』なんて本は存在しないし『羅門志麻奈』なんて作家も存在しない。

偽物の本でも、ちゃんとした本棚に並べれば、本物と同じくらい立派に見えるかも。

本を並べた様子02

3段組のセットだけど、今回は本の高さに合わせて2段に組み替えて使うことにした。割と融通がきく。2段だと文庫本よりも単行本の方がちょうどいい。

板が1枚余った。同じシリーズの追加パーツを買い足せば組み合わせて使えるみたいなので、やっぱりこの板も捨てられない。

次は棚をしまう棚がほしくなる。

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