缶詰は偶然の発見から生まれた!? 缶詰博士・黒川勇人が語る缶詰の魅力
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目次/ INDEX
ものづくり生態図鑑#10 ぬいぐるみ屋・光線
【分類】
ものづくり科 アート属 ぬいぐるみ種
【生そく地】
ホームセンター 裁ちばさみコーナー
【特ちょう】
もふもふふわふわの不思議なぬいぐるみをつくるのが得意。
ひとつ買ってしまったらさいご、どんどん増えていくぞ。
──ぬいぐるみ制作を始めたきっかけは何ですか?
──制作されたぬいぐるみはご自身のオンラインショップで瞬く間に売り切れていきますね。販売に至るまでの経緯を教えてください。
光線さん
アーティストの「ビーフファンタシーさん(※)」が好きで、その方のアイコンのぬいぐるみを作ってみたら、かわいいといってくれて作品も購入してくださり、SNSでも紹介してくださったんです。
その後も仲が良かった「パソコン音楽クラブ(※)」の2人にぬいぐるみを作ったりしているうちに音楽関係やクラブ関係の人からもグッズをつくってほしいと依頼をもらえるようになりました。SNSを本格的に使い始めたのもその頃からですね。
※ビーフファンタシー:楽曲制作等で活躍するアーティスト。
※パソコン音楽クラブ:2015年ごろから活動し人気を博しているDTMユニット。
──SNSを始めてから制作活動に変化はありますか?
光線さん
Twitterに徐々に作品の画像をあげるようになったので、いろいろハッシュタグを作ったり、どんな投稿をしたらいいのか試行錯誤していました。
光線さん
作品と一緒によく投稿しているハッシュタグ「#毛の居場所」は、私自身もともと旅行が好きで、持ち運べるぬいぐるみを旅行に連れていって写真を撮りたいなと思って作りました。「ぬい撮り(※)」のブームにも偶然乗っかることができて、購入いただいたぬいぐるみと一緒にいろんな場所に行った写真をたくさんの方が投稿してくれるようになりました。SNSは私の工夫というよりもお客さんに助けられている部分が多いですね。
※ぬい撮り:旅行やイベントなどさまざまな場所でぬいぐるみを主役にして写真を撮ること。
──お気に入りの作品を教えてください。
光線さん
クリスマスのオーナメントシリーズですね。クリスマスツリー、雪だるま、スター、お肉の4種類をつくりました。
光線さん
つくるのは大変だったんですが、自分でもすごくかわいくできたと思っています。もともとクリスマスの飾り付け自体がかわいくて好きだったので、ずっとつくりたかったものがつくれて満足しています。
光線さん
大学卒業後におもちゃ会社に就職したんですが、すぐ辞めてしまって。趣味でぬいぐるみを集めたりはしていたけど作ってみたことはなかったので、暇だったから作ってみようと思い立ったのがきっかけです。
もともと布とか肌触りがいいものには興味があって、働いている頃からストレス発散に布をいろいろ買っていたんです(笑)。部屋にある布を眺めていて、ぬいぐるみ制作を思いつきました。あと、アニメで主人公の肩にのってる相棒みたいなのがいたらいいなと思っていたのもあります(笑)。