寝袋がすぐ使えて撤収しやすい! キャンプ道具の収納術&グッズリスト【寝具編】
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となりのカインズさん編集部から「自宅のトイレをリゾート化してもらえませんか」という依頼がきた。
なるほど、トイレではリラックスできたほうがいいし、許される(≒家族がお腹を下したり激しい尿意に襲われたりしていない)限りは、できるだけゆったりのんびりと過ごしたほうが、いい結果が出せるはず。
たとえば「ゾンビにびっしり囲まれたショッピングモールのトイレ」と「爽やかな風が吹く南国リゾート地のコテージのトイレ」、どっちが快適に排便できるかを考えてみれば、結果は明らか。
つまり、そもそもトイレはリゾート地であるべきじゃないのか、という話だ。
わりと大家さんが厳しいので、トイレ前で「リゾート化と言われましても」と悩むわたくし
ただ問題は、うち、賃貸だからさー。ほら、リゾートっぽく改装するにも限度ってもんがさー。
とりあえずできることから考えるとして、じゃあそもそも「“リゾートっぽい”ってなによ?」というところからか。
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まずは「リゾート」で画像検索して「ははぁ、こういうやつか」と再確認
考えていくほどに、自分の中のリゾートに関するイメージが希薄すぎることに気づき、やや愕然とする。なんだこれ。
実は、僕にはハワイアンの血が1/8流れている(遠い親戚が今もハワイに住んでいる)はずなんだけど。そのうっすいリゾートアイランドの血脈を「フォォォォォ!」と滾らせてみても、これが限界。
対して、賃貸事情の面からはというと……
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トイレ内観。基本的に白くて殺風景なので、これはリゾートではない
空きスペースの都合上、我が家のトイレは掃除機置き場も兼ねる
上方視点。やはりリゾートではない
……どこまでも現実的。あえて4つで止めたが、やっちゃマズそうなことはいくらでも出てくる。
7/8という日本人の血が濃すぎて、つらい。
とはいっても、この中でできる限りのリゾート化はしたいのだ。さあどうする。すり合わせられるとこ、あったか?
最初に考えたのはトイレの緑化だ。
観葉植物を床にびっしり並べる、という案も考えたんだけど、もっと手軽にできそうなのがコレだ。
人生ではじめて人工芝を買ったけど、めっちゃ重いのね
カインズから取り寄せた人工芝(1×4m)である。これを床にびっちり敷いたら、とりあえずリゾート感は出るんじゃないかしら。しかも裏面がゴム引きなので、床を傷つける心配もゼロ。
ということで敷いてみる。思ったより硬いので、切るのもなかなか大変
掃除がしにくくなるというデメリットはあるが、わが家は僕も(もちろん妻も)座っておしっこする派なので、床が汚れる心配は少ない。足の裏に触れる芝生をザシュッと踏む感じもなかなかに爽やかで、これはリゾートっぽいと言えるのではなかろうか。
なにより、見た目一面が緑化されることで、従来のいかにも「へへっ、あっしは築35年の賃貸マンションのトイレでげす」的な古ぼけた感じが、大きくさっぱりとリフレッシュされている。狭い空間で必死に体を折り曲げつつ、便器の形に人工芝を切り抜くのはめちゃしんどいけど。
ウッドタイル=オシャレなので、トイレットペーパーを直置きしても大丈夫
続いて、床に敷く用のウッドタイルを一部だけに敷いて、トイレットペーパーおよび掃除機の置き場とする。
これがまぁ、ウッディな要素ということでひとつ。緑の中におしゃれげなウッドタイルが入ったことで、ちょっと雰囲気も締まるだろう。
トイレブラシケースに木目調の壁紙を貼ったり、アンティークなベンチに観葉植物を乗せたりと、リゾート化は進む
あとはちょいちょいと小物を取り入れて、ひとまず賃貸環境下におけるリゾートっぽさ作りはオーケーということにしよう。