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【発明】お菓子をゆっくり食べられる「おやつタイムキーパー」を作ってみた

クリエイター

カズヤシバタ

カズヤシバタ

発明家。1994年生まれ、大阪市在住。メカのエンジニアとして働きながら活動中。ゴージャス登場箱「デルモンテ」が話題になり、メディア出演多数。大阪にあるものづくり集団「ゆるつく」にも所属している。

みなさん、こんにちは!  発明家のカズヤシバタです。

発明に集中しすぎて「数日間太陽の光を浴びてない!」なんて事がたまにありますが元気です。今回はそんな「集中したら止められない」を改善(?)できる発明です。

Let’s invent!

***

発明をし続けるには頭をフル回転させる必要があります。そんな時に必要なのが「おやつ」です。

でも、ついついそのまま集中モードに入ってしまうと……

集中モード

集中モード

あっ!

すぐに無くなるお菓子

すぐに無くなるお菓子

すぐにおやつが空になってしまいます。

もっとゆっくり味わって食べたいし、そもそも夕食前に沢山おやつを食べるのは良くない! でも身体が言うことを聞いてくれません。これは悩ましいっ!

ということで、今回はついつい食べ過ぎてしまうおやつをゆっくり食べる装置「おやつタイムキーパー」を作ってみます。

これは悩ましいっ!

「おやつタイムキーパー」を設計する

そもそも、おやつの食べ過ぎを防ぐにはどうすれば良いのでしょうか?

そう。「速いペースでおやつを食べることが出来ない」ようにすれば良いのです。いくつか構造を考えてみました。

構造を考えてみました

【案1】「おやつに手を伸ばそうとすると電気が流れるメカ」

電気ショック

電気ショック

おやつが嫌いになりそう。

【案2】「箱から一定量のお菓子がベルトで出てくるメカ」

工場ラインっぽい案

工場ラインっぽい案

ピクニックで使ってたら、周りの子供たちに怖がられそうだし、壊れたらおやつが永久に出てきそう。

【案3】タイマーで箱の蓋を閉めるメカ

ビンに可動式の蓋を付ける案

ビンに可動式の蓋を付ける案

ねじって蓋を閉めるタイプの容器に直接取り付ける構造。「一定時間が経つと」強制的に蓋を閉める仕組み。

ということで、一番平和的な【案3】の「蓋を閉めるやつ」を作ります! 一定時間が経つと強制的に蓋を閉めておやつをキープする仕組み、つまり「タイムキープ」なのです!

材料の買い出しです! 今回は「カインズ横浜いずみ野店」にやって来ました。

カインズ横浜いずみ野店

カインズ横浜いずみ野店

ここで私は最高の容器と出会うのです。

アイデア商品の多い店内

アイデア商品の多い店内

「ワンプッシュで開閉できる保存容器」

これ良いぞ。

ピッタリのビンを見つける

ピッタリのビンを見つける

この容器の良いポイントは2つ。

① シンプルで機能的な構造
清潔で良いね!

清潔で良いね!

中のパッキンが蓋を開くバネも兼ねているのが良い!

② そして、大きさが3種類!
豊富なバリエーション

豊富なバリエーション

一番大きなタイプにだけ取っ手が付いていました。今回はこの容器に取り付けられる形状の装置を作ります!

夢が広がる

夢が広がる

では、CADソフトで設計していきます。例のごとく複雑になったので仕組みは後ほど解説します。

CADソフトで設計

比較的難しい「蓋を(強制的に)閉める」部分は別途試作しながら構造を考えていきます。

蓋を閉める機構

蓋を閉める機構

ある程度形が出来てきたら部品を3Dプリント! 部品の配置を見ながら試作を繰り返して全体の形状を調整します。

めちゃ時間がかかるのだ...!

めちゃ時間がかかるのだ……!

全ての部品がそろいました!

右奥に見えるのは失敗したパーツたち

右奥に見えるのは失敗したパーツたち

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