潮干狩り歴70年の超人から潮干狩りに必要な持ち物、時期、場所、注意ポイントを超伝授された
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目次/ INDEX
「猫がいなかったら、私は生まれていない」
穏やかな表情でまっすぐに語るのは、芸能界きっての猫好きとして知られる“しょこたん”こと中川翔子さん。
冒頭の発言には、祖父母の結婚エピソードが関係している。お見合いの時、通りかかった猫を祖父がふと抱き上げたことがきっかけで、祖母が結婚を決めたというのだ。当然、二人が結ばれていなければ、しょこたんは生まれていない。
ほかにも、仕事で挫けそうな時や怪我をした時、しょこたんの側には決まって猫が寄り添ってきた。自身の人生を振り返ると、必ず猫が隣にいる様子が浮かぶという。それに気づいた時「私は猫と深い縁がある」と確信したそうだ。
ショコラ(抱っこ左)、メポ(抱っこ右)、ねぎ(中央上)、ミュウ(中央下)、ピンク(右上)、みかん(右下)
生まれた時から猫のいる生活が当たり前で、現在は9匹の猫(ルナ、らい次郎、股朗(またろう)、ネギ、ショコラ、メポ、ピンク、みかん、ミュウ)と共に一軒家暮らし。しょこたんの日常は、猫なしには語り尽くせない。
特に一番の相棒として溺愛している3歳の茶トラのオス・メポとは、毎日の独特のルーティンが欠かせないという。おはようの挨拶をしたり、ソファでゴロゴロしたり、さらにはお風呂をのぞかれたり……。
今回は、猫を溺愛するしょこたんの日常を紐解き、ユニークな猫ライフに迫っていきたい。そして後半では、天国へ旅立った猫との不思議なエピソードから将来の話まで、猫について思うことをたっぷり語ってもらった。
「『メポ、おはよう』って挨拶すると、『おはよう』って返事をしてくれます。親バカみたいに聞こえるかもしれないけど、私にははっきりと聞こえるんです!」
朝、ベッドで目覚めるしょこたんの隣には、いつもメポが丸くなっている。夜、決まって布団の中に潜り込んできては、抱きまくらと化し、朝までしょこたんとぐっすり眠っているのだ。
「昔は睡眠時間なんて無駄と思っていたけれど、メポが私と寝るんだって楽しみにしてくれているのが伝わるので、今は絶対に7時間一緒に寝るぞって決めています」
一日の始まりをメポが迎えてくれることで生活リズムが整えられ、毎日を健康に過ごせているという。
メポのしょこたん愛はベッドの中だけではない。スカートの中に入りたがったり、トイレにもつきまとって監視。仕事へ向かおうと立ち上がると、行かないでと鳴いてアピールを繰り返すそうだ。では、その間メポはどう過ごしているのか。
「私には甘えん坊なのに、普段は孤独な一匹狼だからじっと椅子に座っているみたいです。同居する母が教えてくれたんですが、物音がするたびに扉の隙間の前で這いつくばって私を待っていることもあるみたいで…」
寂しい思いをさせていると思う反面、自分の帰りを待ちわびる姿がたまらなく健気で愛しいとも思ってしまうという。帰宅すると待ってましたとばかりに、つま先立ちでお出迎え。「メポ!」と呼ぶと素早くしょこたんの肩の上へ乗るという。その様子はまるでポケットモンスターのピカチュウとサトシのようだとか。
帰宅後はソファやベッドで漫画を読みながら、ダラダラすることが多いしょこたん。もちろん傍らにはメポがピタっと陣取るのがお決まり。ふたりの蜜月タイムは帰宅後すぐにはじまる。このルーティンは、メポが小さい頃から行われていたという。
「私がライブなどで全国を飛び回っていた忙しい時期、帰ってきてソファで倒れていたら、メポがベッドから自分の体より大きな枕を持ってきてくれて…。そこまでしてお疲れ様、一緒に寝ようと言ってくれているんだって、かわいすぎて抱きしめました。
いろんな猫と暮らしてきて分かったことで、猫ってツンデレな部分が少なからずあります。だけど、メポは500%の態度で甘えてきて、大好きだよって愛を全力でぶつけてくれる。毎日べったりで息子のような存在です」
そして、仕事の疲れを癒すバスタイム。一人リラックスタイムを送っているかと思いきや、のぞき魔があらわれるという。もちろん、3歳のオス・メポ。
「映画『シャイニング』のジャック・ニコルソンみたいに扉をこじ開けてくるのがかわいいんですよ。メポがのぞきやすいように、いつも扉を3cmくらい開けてお風呂に入ってます(笑)」
そのかわいい犯行の模様は、たびたびツイッターやYouTubeでも紹介されている。メポのお風呂のぞきのために、どんなに疲れていても湯船に浸かるのだとか。
「メポの元気のバロメーターも確認できるし、なによりも私が嬉しすぎるので。今日ものぞきにきてくれてありがとうって」感謝する一方、逆に覗かれないと心配になるという母心も。
さらにお風呂場で見せるメポの様子に、ついつい愛が溢れてしまうそう。それがお尻をプルプルっと震わせる行動。猫が大好きでたまらないという時にする行為で、メポがしょこたんに向かって一生懸命に愛を伝えているのだ。
「母さん、お風呂で溺れないでって心配してくれていると思うんです。それで毎日毎日お風呂をのぞきに来て。もう、愛おしすぎますよね!」
また、終始おしゃべりな猫だというメポ。人間の言葉は話せなくても、いつも鳴いて、しょこたんの言葉に返事をし、会話のキャッチボールを楽しむのもお決まり。
「猫同士では鳴かないらしくて、人間に甘えるために鳴いているみたいなんです。スキルを甘える方向に全振りしていると思うとたまりません」
しょこたんとメポが毎日行うルーティンには、種族を超えた親子愛がうかがえた。