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目次/ INDEX
ぬいぐるみというのは、気がつくと増えている。なぜかはわかりません。
そんなこんなで、収納ができなくなってきて、始終、家の中に転がっている事態になってしまっている。これはよくないですよね……。
が、何か適当に収納用品をあてがっても、すぐに散らかってしまっています。戻す動機が薄いのが一因なのではないでしょうか。
すぐに散らかるぬいぐるみを、呆然と眺めていると、水族館にいる動物のぬいぐるみが多いことに気がつきました。では、水槽のような収納を作れば、水族館にいるような気分になって、戻したくなるはず…。
ということで、水槽を作ります。段ボールで!
ぬいぐるみを入れるので、当然ながら、水は不要です。そして、軽い方がいい。
そうして白羽の矢が立ったのが段ボールです。
段ボールといったら、通販の時の商品が入っているものか、スーパーで買い物の時にもらってくるもの、と認識していたのですが、売っているのです。カインズに。
そして、透明なビニールクロスと、接着剤も購入します。あとは、段ボールカッターもあれば便利です。ちなみにビニールクロスは作業の前に、平らな場所で伸ばして、クセを取っておくと、後の作業がやりやすいですよ。
段ボールを箱状に組み立て、ガムテープで底面を留めます。
段ボールに穴を開けていきます。まずは鉛筆等で下書きをします。サイズはお好みのサイズで良いのですが、段ボールの角から3cm程度は内側にするようにしましょう。強度が保てます。
予想以上に段ボールカッターの切れ味が良くて、驚きました。角のカーブもきれいにできて、ご機嫌です。
テーブルクロスを切り抜いた穴より一回り大きく切り取ります。これはハサミで簡単に切れますよ。
テーブルクロスを段ボールに張っていきます。段ボールの内側、穴の縁にセメダイン スーパーXを塗ります。ヘラで均一な厚さになるようにしましょう。
全部の縁に塗れたら、テーブルクロスを張り付けます。張り付けてすぐはクロスが浮き上がってくることがあるので、押さえていると良いですよ。
一晩おくとしっかりくっついて、窓になりました。
最近の水族館にはいろいろな形の水槽がたくさんあります。それにならって、いろいろな形の窓を切り抜いてみましょう。
コンパスで丸を描いて、切り抜きます。
曲線を切り抜くときは、段ボールカッターを細かく動かすときれいにできます。
魚型に切ってみたら、なかなかかわいいです。
窓を横につけてもかわいいですよ。子どもに好きな形を描いてもらってもいいですね。
どんな形でも窓を開けたら、その窓より大きめにビニールクロスを切り取り、内側に張っていきます。この作業中、セメダイン スーパーX が手についてしまうことがあります。その際は、小麦粉を手に振りかけて両手でこすり合わせ、お湯で洗い流すときれいに取れました。
完全に乾いてからぬいぐるみを入れてみましょう。乾く前に入れると、ぬいぐるみの毛に接着剤がついてしまうのでお気をつけください。
入りました。
はい、かわいい!
子どもがぬいぐるみを散らかしていても、「水槽に戻してあげてね」と言えば、割とすぐに戻るようになりました。
ところで、この、チンアナゴ。
下半身を砂に潜らせて、上半身を縦に砂から出し、ユラユラと水中にくねらせているユーモラスな姿が人気な魚です。そのため、横にしていると、とても違和感が。
そこで、立てられるようにしてみます。
といっても、重ねた段ボールの上の箱の底と、下の箱の上面の同じ場所にチンアナゴサイズの穴を開けるだけ。
チンアナゴを刺せば、生態を模倣した収納の完成です。チンアナゴは水中のプランクトンを食べているそう。そのため、割とみんな、水流の上流を向いてユラユラしていることが多いです。
時々、隣のチンアナゴの陣地が近かったり、気に入らなかったりして、噛みあうようなケンカをしている時もあります。そんな生態も再現できます。
水族館や動物園で、その動物の生息環境に近いような展示の仕方を「生態展示」と言うのですが、こちらは生態を再現した収納、つまり「生態収納」です。新しい!
その他、荷造り用の青色や緑色のテープを入れてみると、水のような表現もできてきます。
縁にマスキングテープを貼っても、かわいいですね。
安価で加工しやすい段ボール。ぬいぐるみを入れても軽いのも、大きなメリットです。子どもも片づけやすくなることももちろん、このまま押し入れやクローゼットに入れて、押し入れアクアリウムやクローゼットアクアリウムにすると、見えない場所に収納してしまう罪悪感も薄まるかもしれません。
いろいろな工夫をして、オリジナルな段ボールアクアリウムを作ってみてくださいね。