いざというときのために「防犯用カラーボール」は投げる練習をした方がいい
リンクをコピーしました
PR
目次/ INDEX
モロヘイヤはアラビア語で「王家のもの」という意味があり、エジプトなどで古くから食べられている野菜です。葉物野菜の作りづらい夏期に栽培でき、葉の部分を食用としたビタミン・ミネラル類が豊富に含まれている代表的な緑黄色野菜で、味噌汁の具やおひたしなど様々な食べ方が楽しめます。
モロヘイヤには高抗酸化ビタミンの代表といわれるビタミンA、ビタミンC、ビタミンEなどを含み、野菜の中でもトップクラスの含有量を誇ります。中でもビタミンAのベータカロチンは100gあたり10000µgという豊富な含有量を誇ります。紫外線からお肌を守ったり、シミ・シワ・乾燥なども予防する、美肌作りに欠かせない野菜です。血管の老化を防ぎ、風邪予防にも効果が期待できます。
また、日本人に不足しがちなカルシウムも多く含んでおり、ストレスを軽減させる効果があるとされています。他にも代謝をサポートするビタミンB1・B2、女性に嬉しい鉄分や葉酸、食物繊維も豊富。葉を刻むと出てくるねばり成分にはコレステロールの吸収を抑える作用もあり、「緑黄色の王様」「奇跡の野菜」などと呼ばれるほど栄養価が高い野菜として知られています。
市販の種子を使います。ただ、モロヘイヤは発芽温度が高く、発芽してから大人の株になるまでに時間がかかるため、タネまきのタイミングが遅れると収穫できる期間が短くなりやすい作物です。ホームセンターなどで販売される苗からのスタートがお手軽です。
タネまきに使います。3号(直径9cm程度)のものを使います。
ポットに入れてタネをまく際に使います。市販のタネまき用土や赤玉土の小粒のみなど、栄養分を含まないものがカビが生えにくくおすすめです。
庭や畑に直植えせず、鉢やプランターで植えつける際に使います。市販の野菜用培養土は水はけと水もちがよく、肥料分も含まれているのですぐに栽培を始めることができて便利です。自分で配合する場合は赤玉土6:腐葉土4(または腐葉土2+牛ふん堆肥2)を配合したものでよいでしょう。土の量に合わせて緩効性化成肥料と苦土石灰を施しておきます。
例年5〜6月に種を蒔き、6〜10月までに収穫します。発芽温度は25℃程度とやや高めなので、早くまきすぎないように注意しましょう。冷涼な地域は、タネまきに適した温度が遅いため、発芽温度になったら早めにタネをまかないと、生育と収穫の時期が短くなってしまうので注意してください。
気温が25℃近くになったら、ポリポットの中心に指で深さ1cmほどの穴をあけ、タネを5~6粒ほどまいて、土をかぶせておきます。タネが流れないように水を溜めたバケツにポットをつけて水を吸わせ、土全体が湿るようにします。タネはまく前に水かぬるま湯に半日〜1日浸しておくと発芽しやすくなります。
タネをまいたら日当たりのよい場所に置いておきます。土が乾燥すると発芽しにくくなるので、上から新聞紙をかぶせて乾燥を防ぎます。土の表面が乾いたら、土が流れないように霧吹きなどで水やりをします。
ポット内で本葉(ふた葉の後に生える葉のこと)が出てきたら、苗を3本に間引きします。
さらに本葉が3~4枚の頃に一番元気のよい株を残してほかは間引き、苗を1本にします。
植えつけの2週間ほど前に植え場所の土づくりをしておきます。畑の土に1㎡あたり苦土石灰100g(コップ1杯程度)、たい肥2kg(バケツ1杯程度)、化成肥料70g (コップ1杯程度)をすき込んでおきます。
本葉が5〜6枚になったら苗の高さが15cmくらいになったら、30~40cmくらいの間隔で苗を植えつけます。家族の人数が少ないなど、あまりたくさんの葉を食べないようであれば、1株だけでも十分収穫量があります。
植えつけ間もないころは苗が風で倒れやすいので、支柱を立てて誘引しておきましょう。モロヘイヤは生長すると1m以上にもなるので、やや長めの支柱を使っておいても大丈夫です。
株の高さが40~50cmくらいになったら、中心の茎の先っぽを摘み取る「摘芯(てきしん)」を行います。
先端の芽がなくなると、葉のつけ根ごとにある芽が伸びてこんもりと茂り、枝数が増えます。
わき芽が伸びたら、どんどん収穫していきましょう。放っておくと大きくなってしまうので、こまめに収穫することをおすすめします。わき芽が20〜25cmになったら収穫のタイミングです。
花が咲く時期までは収穫し続けることができます。また、夏が過ぎると葉も固くなり始めてしまうので、注意が必要です。
日当たりがよく風通しのよい場所に置いて育てましょう。発芽には温度管理が大切になるため、タネまきの時期を逃さないようにするのもポイント。気温がなかなか上がらない場合は、苗から育てるのもおすすめです。
また、モロヘイヤの種には「ストロファンチジン」という毒が含まれています。収穫の際に食べてしまわないように気をつけましょう。
Q. 気をつけるべき病気や害虫はいますか?
A. モロヘイヤは丈夫で作りやすい野菜のため、病気はかかりにくいとされています。しかしハダニとコガネムシなどの害虫が葉を食べてしまうため、日頃から風通しをよくし、茎葉を減らすことで害虫の温床になるのを防ぎます。収穫期はどんどん収穫していきましょう。
Q. 茎も食べられますか?
A. 家庭菜園で育てたモロヘイヤの茎は、毒性が含まれているかどうかの判断が難しいので、食べるのはやめましょう。スーパーなどで野菜として売られている茎は、安心して食べることができます。
Q. 水やりはどれくらいの頻度であげればいいですか?
A. 庭植えであれば、根づいてしまえば基本的に水やりは不要ですが、モロヘイヤはとても水を好む作物です。夏場で雨がなかなか降らない時期は、葉が萎れる前に水やりをしましょう。鉢やプランターで育てる場合も、土の表面が乾いてきたら水やりをしましょう。でも、梅雨時など、土がなかなか乾かないときは、水を与えないでくださいね。
「奇跡の野菜」と呼ばれるほど栄養価が高いモロヘイヤを、ぜひご家庭で栽培し、摘みたてをいただきましょう。