ザスパクサツ群馬・飯野七聖の「野望」と「美肌」の不思議な関係
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目次/ INDEX
おいしい野菜作りは、畑の土作りから始まります。野菜にとってより良い土にする「土作り」の方法と、栽培に必要な「畝(うね)」の作り方をご紹介します。
畑の作り方を7つのステップで紹介します。
まずは菜園を作る土壌の位置を決めます。雑草などがある場合には、除草剤を使ったり刈り取ったりするなどして、あらかじめ処理しておきましょう。
菜園の位置が決まったら、紐などで仕切り、スコップで土を掘り起こします。
土は20〜30cmくらい掘り起こすと良いでしょう。畑の面積が広い場合は、家庭用の耕運機を使うと便利です。
スコップで周囲を掘り起こしたら、鍬を使ってさらに土を耕します。20〜30cmの深さの土を、表土と反転させます。
鍬の刃を高く振り上げず、刃の部分の重みを利用した振り子運動で行うと、あまり力を入れずに耕すことができます。
鍬の先端を使って、土の塊を粉砕します。
さらに細かく粉砕するために、手を使って土をほぐし、よりきめ細やかな土を作ります。
日本の多くの土壌は、雨の多さから土の中のカルシウムやマグネシウムが溶けて流れ出てしまうため、酸性になりがちです。
石灰には、土壌の酸性度を中和する働きがあります。土に撒きやすい、粒状の苦土石灰が便利です。投入する量は、1㎡あたり200〜300gが適量なので、投入しすぎないように注意しましょう(適量は商品にも記載されています)。
おいしい野菜を育てるためには、土壌の酸性度を知ることも重要です。pH測定器があれば、土壌の酸性度を測定し、必要な堆肥や石灰を投入することでより良い土壌環境が作れます。
代表的な作物の生育に適したpH数値
※多くの野菜の生育には、弱酸性の土壌が適しています。
混合堆肥(けいふん、とんぷん、ぎゅうふん)は、あらかじめ配合されていて扱いやすく、野菜の栽培に適しています。
投入量は、1㎡あたり1.6〜2Lが目安です(適量は商品にも記載されています)。
投入したら、鍬を使って、土壌によく混ぜ合わせます。堆肥・表土・掘り起こした土が、まんべんなく混ざるようにします。
土壌に、元肥となる肥料を投入します。栄養豊かな肥料を土壌に投入することで、簡単においしい野菜を作るための手助けとなります。菜園全体に投入したら、鍬で土壌に混ぜ合わせます。