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畑の作り方 家庭菜園のための「土」と「畝」

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カインズ How to 園芸編

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カインズ・スタッフ自らが実践した情報満載。動画で見る「カインズ How to」の園芸関連のコンテンツを文字起こししています。

畑の作り方。良い土と畝は家庭菜園の基本

おいしい野菜作りは、畑の土作りから始まります。野菜にとってより良い土にする「土作り」の方法と、栽培に必要な「畝(うね)」の作り方をご紹介します。

なぜ畑を耕すの?

野菜作りの第一歩は、畑の土を耕すことから始まります。固く締まった土ではうまく野菜が育ちません。

土に空気をたっぷり含ませて水はけをよくし、土壌微生物が活動しやすくさせてあげることが大切。やみくもに土を耕してもうまくはいきません。しっかりと野菜作りに適した良い土作りができるよう、正しい耕し方をするように心掛けましょう。

畑を耕すメリット

  • 水はけがよい土になる
  • 空気を含むふわふわの土になる
  • 土壌の微生物が活性化する
  • 堆肥などの有機分解が効果的に進む

野菜がよく育つ良い土作りとは

野菜を育てる畑にとって良い土とは「保水性」「水はけ」「通気性」の3点が良い土をいいます。この3点が揃った理想的な土に「団粒構造」というものがあります。

「団粒構造」は土の中にいる微生物の働きによってつくられる団子状の土のあるまりで、微生物の排泄物や粘液などにより土の粒子がくっついて作られるのもです。植物の成長に十分な水分を保持して、根腐りするほどベタベタしないふかふかした土になります。

畝(うね)ってなに?

畝とは、畑で作物を作るために細長く直線状に土を一段高くした場所のことで、野菜を育てるベッドのようなものです。畝を作ると水はけや通気性が良くなり、根が深く広く張りやすくなって、野菜が育ちやすくなります。土質や育てる野菜に合わせて畝の高さなどが変わります。

また、秋冬野菜を育てるときには畝にマルチフィルムを張ると、土の温度や湿度をキープするお手伝いをしてくれますよ。

「土作り」と「畝作り」の時期について

土作りや畝作りは種や苗を植えるときまでに完了させておかなくてはなりません。石灰を撒いて土を中和させるのに2~4週間かかり、堆肥を撒いて有機分解するのに2週間程度必要となります。そのため、植え付けから約4週間程度前から土作りをスタートさせるのが理想的です。

堆肥土を耕し石灰や堆肥を植え付けの時期は植える野菜や地域によって異なりますので、事前によくスケジュールを確認しておきましょう。

「土作り」と「畝作り」に必要な道具

「土作り」と「畝作り」に必要な道具

1.畑の位置を決めて、土を掘り起こす

畑の作り方を7つのステップで紹介します。

まずは菜園を作る土壌の位置を決めます。雑草などがある場合には、除草剤を使ったり刈り取ったりするなどして、あらかじめ処理しておきましょう。

菜園の位置が決まったら、紐などで仕切り、スコップで土を掘り起こします。

畑の位置を決めて、土を掘り起こす1

土は20〜30cmくらい掘り起こすと良いでしょう。畑の面積が広い場合は、家庭用の耕運機を使うと便利です。

畑の位置を決めて、土を掘り起こす2

2.鍬でさらに耕し、土粒を細かくする

スコップで周囲を掘り起こしたら、鍬を使ってさらに土を耕します。20〜30cmの深さの土を、表土と反転させます。

鍬の刃を高く振り上げず、刃の部分の重みを利用した振り子運動で行うと、あまり力を入れずに耕すことができます。

鍬でさらに耕し、土粒を細かくする1

鍬の先端を使って、土の塊を粉砕します。

鍬でさらに耕し、土粒を細かくする2

さらに細かく粉砕するために、手を使って土をほぐし、よりきめ細やかな土を作ります。

鍬でさらに耕し、土粒を細かくする3

3.苦土石灰を投入する

日本の多くの土壌は、雨の多さから土の中のカルシウムやマグネシウムが溶けて流れ出てしまうため、酸性になりがちです。

石灰には、土壌の酸性度を中和する働きがあります。土に撒きやすい、粒状の苦土石灰が便利です。投入する量は、1㎡あたり200〜300gが適量なので、投入しすぎないように注意しましょう(適量は商品にも記載されています)。

苦土石灰を投入する

おいしい野菜を育てるためには、土壌の酸性度を知ることも重要です。pH測定器があれば、土壌の酸性度を測定し、必要な堆肥や石灰を投入することでより良い土壌環境が作れます。

代表的な作物の生育に適したpH数値

  • 5.0〜6.5:じゃがいも、とうもろこし、だいこん、そば
  • 6.0〜8.0:ほうれんそう、いんげん、たまねぎ、きゅうり、にんじん、トマト、しゅんぎく、かぶ、なす、セロリ、ごぼう、キャベツ、さといも
  • 7.0〜8.0:えんどう、テンサイ、アルファルファー

※多くの野菜の生育には、弱酸性の土壌が適しています。

4.混合堆肥を投入する

混合堆肥(けいふん、とんぷん、ぎゅうふん)は、あらかじめ配合されていて扱いやすく、野菜の栽培に適しています。

投入量は、1㎡あたり1.6〜2Lが目安です(適量は商品にも記載されています)。

混合堆肥を投入する1

投入したら、鍬を使って、土壌によく混ぜ合わせます。堆肥・表土・掘り起こした土が、まんべんなく混ざるようにします。

混合堆肥を投入する2

5.肥料(元肥)を投入する

土壌に、元肥となる肥料を投入します。栄養豊かな肥料を土壌に投入することで、簡単においしい野菜を作るための手助けとなります。菜園全体に投入したら、鍬で土壌に混ぜ合わせます。

肥料(元肥)を投入する

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