【初心者必見】アロワナ飼育方法! 必要な設備や費用を専門店「アロホリック」が徹底解説
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目次/ INDEX
ホウレンソウは、300年前に中国から入ってきた東洋の品種と、明治になって欧米から入ってきた西洋の品種に分かれます。東洋の品種は葉先がとがって切れ込みがあり、西洋の品種は葉先が丸くなっているのが特徴です。
葉が柔らかくてきれいな色味のホウレンソウは、お浸しやスープ、炒め物などいろいろな調理方法が楽しめます。特に旬を迎える冬のホウレンソウは色が濃くなり、甘みも増しておいしくなります。
ホウレンソウは特に栄養が豊富な緑黄色野菜です。ビタミンやミネラルなどをバランスよく含んでいるため、健康的な食事に是非取り入れたい食材ですね。
特に注目したいのは鉄分で、牛レバーと同じくらい含まれています。貧血予防や疲れ、イキイキとしたお肌作りには欠かせない栄養素です。そのままでは吸収されにくいため、ビタミンCやタンパク質を含む食品と一緒に食べるのがおすすめ。
他にも抗酸化作用の高いβカロテンが豊富で、免疫力の向上やお肌の乾燥を防ぐ働きも期待できます。特に冬のホウレンソウに多く含まれているので、旬の時期においしくいただくのもおすすめですよ。
ホウレンソウは畑だけでなく、鉢植えやプランターでも栽培可能です。鉢植えは10号以上のもの、プランターは直径50cm前後のものを選び、深さは25cm程度あるものを用意するといいでしょう。
涼しい気候を好み、23~25℃以上になると生育が鈍ります。寒さによって甘みが増すこともあるので、初めての栽培には秋まきがおすすめです。
ホウレンソウの芽が出る温度は15~20℃くらいと低いので、暑い時は芽を出すための手助けをしてから種をまくと良いでしょう。
ガーゼで種を包んだら、ひと晩水につけて、水を捨てて2~3日冷蔵庫に置きます。
すると、種から芽が出てくるので、それを畑にまきましょう。表皮を取り除いた種子や、特殊処理された「プライマックス種子」などの場合は、この処理は不要です。
気温が20℃くらいになったら、畑に直接種をまきます。
肥料はあらかじめ1㎡あたり、苦土石灰150g(コップ1杯半くらい)、たい肥2.5kg(バケツ2杯半くらい)、化成肥料100g(コップ1杯くらい)を土に入れ、よく耕しておきます。
種をまいたら、その上から土を1cmほどかぶせます。ホウレンソウは乾燥が苦手なので、水はしっかりあげましょう。
芽が出たら、本葉が1枚の頃に3~4cm間隔に間引きし、最終的には株と株の間を5~6cmにします。間引きは一度にやろうとせずに、生育に応じて、混んでいるところを中心に少しずつ行います。
株の高さが25cmくらいになったら収穫のタイミング。残った株を傷めないためにも、抜き取らずにハサミなどで根元を切って収穫しましょう。ホウレンソウは早めに収穫するよりも、ある程度大きく育てたほうがおいしくなり、栄養も増えます。
寒さに強いので、北風を避けるなどして管理してやれば、真冬でも柔らかでおいしいホウレンソウを作ることができます。
ホウレンソウは植え替えを嫌うので、種を直接、畑やプランターにまきましょう。栄養満点で、和食にも洋食にも使える便利なホウレンソウを、家庭菜園で楽しみながら育ててくださいね。
Q. 気をつけておくべき病害虫はありますか?
A. アブラムシやネキリムシ、ヨウトウムシなどが発生しやすい野菜です。葉に虫食い穴や斑点を見つけた場合は取り除き、殺虫剤などで駆除しましょう。病気は炭疽病やうどんこ病にかかりやすいため、間引きなどをして、普段から風通しをよく保つことが大切です。
Q. 間引きのポイントを教えてください。
A. 間引きで取り除くのは、主に生育の遅いものや葉形の悪いもの。葉と葉が重なり合わないようにしながら、思い切って間引くといいでしょう。
Q. 春まきの場合、何か気をつけることはありますか?
A. 梅雨などに雨にあたる日が続くと、根腐れや病気の原因になります。トンネル支柱にビニールを覆うなど、畑の雨よけをして対策しましょう。
サカタのタネ PRIMAXまき時期なが~いほうれん草オシリス
栄養満点でおいしいホウレンソウを新鮮なうちに自宅で食べられるよう、是非ホウレンソウの栽培に挑戦してみてくださいね!