寝袋がすぐ使えて撤収しやすい! キャンプ道具の収納術&グッズリスト【寝具編】
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目次/ INDEX
まずは、ミニテーブルを作るのに必要な物を見ていきましょう。ここでは、工具や養生シートなどの道具類と木材に分けて紹介していきます。
※「ドリルビット」と「プラスドライバービット」は、ドリルドライバーの先端に装着するものです。「ドリルビット」は穴を開けるときに使い、「プラスドライバービット」はプラスのネジやビスを締めるのに使います。ねじや穴の大きさにあったサイズのものを選びましょう。
今回は、厚み1.4cmで幅4.5cmの、杉の工作材をカットして作ります。
以下のように、15のパーツに切り分けます。
《10》~《13》は、端の部分を下図のように斜めにカットしておきます。
画像のように《5》〜《7》の木材を等間隔に並べ、《5》の上に《8》、《7》の上に《9》を置いてビス止めをします。
《8》と《9》を止める際は、中心より1cmほど下の位置にビスを打ってください。
ビスを打つ時は位置を決めて、あらかじめ下穴を開けておくと打ちやすくなります。
ビス止めが終わったら、《5》〜《7》の木材を、こば面(※)を下にして置き、その上に《1》~《4》の木材を等間隔で配置します。
※板などの両端の側面であり、木の繊維方向に対して並行にカットした断面のこと。
このとき、先ほど取り付けた《8》と《9》が内側を向くように置きます。
《1》〜《4》の木材をビス止めしていきます。
ビスを打つのは、端から板を2枚分(約3.4cm)並べたくらいの位置です。余っている板を2枚当てながら作業すると、ビスを打つ位置がわかりやすくなります。
位置がずれないように、そのまま2枚の木材を目安として当てながら、ビスを打ち込みます。ビス止めが終わったら、目安として当てていた2枚の木材は外しておきます。
中央の木材のビス止めは最後に行うので、ここでは下穴のみを開けておきます。
《10》~《13》の木材を、図のように配置します。《12》の上に《10》を、《11》の上に《13》を重ねます。両端の斜めにカットしている部分の方向が、上の木材と下の木材では逆方向になるので、置くときに注意しましょう。配置できたら、板の中央にしるしをつけておきます。
木材を重ねる際に、重ねている2枚の高さを揃えておくのがポイントです。
高さが揃った状態で、しるしの位置でビス止めします。
画像のように、先ほどビスを打ったほうを外側に向けて置き、その上に《14》の木材を配置します。
《14》の木材をビス止めします。《14》の下にくる木材は2枚を重ねたもの(《10》と《12》など)ですが、そのうちの外側の木材に対してビスを打ちます。
ビス止めする位置は、先ほど《10》と《12》を重ねて止めたときのビスの位置から5cm程度(親指2本分)の間隔をあけたあたりです。
片方のビス止めが終わったら、もう片方の木材の位置合わせをします。
画像のように、まだ止めていないほうの木材を端に寄せて、先にビス止めをしたほうの木材の横に並べて位置を合わせます。こうしてしるしをつけておくと、高さが揃えやすくなります。
しるしに合わせて、反対側もビス止めします。
裏返して《15》の木材を、先ほど取り付けた《14》の向かい側に付けます。
このとき、画像のように別の木材を《15》の手前に置き垂直に当てることで、下にある《14》の木材と位置がずれないようにします。
※位置合わせには、余っている木材などを使用します。
《15》をビス止めします。このときは2枚重なっている木材のうち、内側のほうにビスを打ち込みます。これで脚の部分ができあがりました。
脚を開いてみましょう。《10》と《12》、《11》と《13》を止めたときの中央のビスを軸にして、木材をスライドさせると開きます。
脚の切り口が、作業台や床などの平らな面にぴったりと付いた状態になるよう、開き具合を調節しましょう。
1で作った天板を、開いた状態の脚の上にのせます。天板と脚の向きに注意しましょう。
脚を天板に取り付けます。
ビスが打ちにくい場合は、このように横に倒して作業しましょう。天板に対して、脚の切り口がぴったり付いた状態でビス止めします。
1では天板の両端だけビス止めをして、中央部分はビスを打たずにおいたので、最後にその部分を止めます。
1で開けておいた下穴に合わせてビスを打ち込みます。 これでミニテーブルの形は完成です。
塗料で好きな色にペイントします。テーブルを逆さにして、脚と天板の裏から塗っていき、天板の上は最後に塗ります。床が汚れないように、養生シートを敷いた上で作業しましょう。
ミニテーブルの完成です。
ミニテーブルは、木材やドリルなどで簡単に作れます。持ち運びしやすく、ベランダやお庭で利用するのにも最適です。ぜひ、これを機会にミニテーブルを作ってみてはいかがでしょうか。