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2020.06.29

作ってみた

首都高も作った建築士のDIYレシピ「廃材の出ない本格ベンチ」

二見 武馬

二見 武馬

首都高などのインフラから匠の家までも造る一級建築士の大工。1級土木施工管理技士、コンクリート診断士、コンクリート主任技士など建設関連の資格を多数保有。「方眼ノート×土木・建築」メソッドで多くの難問を解決!DIYerに分かりやすいように、プロのノウハウやアイディアを提案していきます。その他、フォーク・ユニック・ユンボなど特殊車両の操作。玉掛け・溶接・丸ノコなど、各種技能もお任せあれ!

首都高も作った建築士のDIYレシピ「廃材の出ない本格ベンチ」

プロもDIYerも堪能できる、ベンチのDIY

おうちで過ごすことが増えた昨今。DIYに挑戦する人が、着実に増えています。

休日のホームセンターに行けば、レジは間隔を空けつつも長蛇の列。カゴを覗いてみるとビスやネジ、ドリル、ノコギリ、巻き尺などDIYerたちが買い物中。

皆さん、どんなモノ造りに挑戦するのか、興味が尽きません。

DIYerが買い物するホームセンターのカインズ

しかし、ホームセンターでついつい買い過ぎて、DIYの道具類を持て余している、という体験談をよく耳にします。

  • 木材の角を切るために、ノコギリを買ったけれども、ほかに用途がない。
  • 必要なネジは3本だけで良かったのに、箱で買って余っている。
  • 釘を打ったら目立つ箇所が割れて、木材がそのままになっている。

などなど。

せっかくのDIYブームですから、その道具類をもう一度、活用してみませんか?

とはいえ、何を造ったらいいのか分からない、という人たちにオススメしたいのが、ベンチのDIY。

でも、ただのベンチではありません。安物よりも格段に上質なベンチです。

DIY初心者でも造れるベンチ設計図

ベンチの設計図

しかも、プロの建築関係者でも、DIY初心者でも、「自分で造る!」を本格的に満喫できるように、簡単で、しかも無駄な材料が出ないように設計しました。

ぜひ、気軽にDIYに挑戦してみてください!

木材購入の注意点

材料はホームセンターで、ほぼ確実に手に入る材料を使います。

ズバリ「2×4 6ft SPF」(ツーバイフォー・6フィート・エスピーエフ)という木材。

  • 2×4 → 材料のサイズ(約38㎜×89㎜)
  • 6ft → 材料の長さ(約1830㎜ → 約1.8m)
  • SPF → 材質(スプルス・パイン・ファーという樹種の総称。外国産の木材)

どこのホームセンターでも山積みになっています。木材コーナー・資材館などを、よく覗いてみてください!

ホームセンターで手に入る便利な木材「2×4 6ft SPF」(ツーバイフォー・6フィート・エスピーエフ)

木材「2×4 6ft SPF」(ツーバイフォー・6フィート・エスピーエフ)

この材木を7本使って、ベンチをDIYします。1本あたりの値段は写真のとおり。予算は容易に計算できますね。

材木を選ぶ時のコツは、ひと言でいうと「素直なモノを選ぶ」こと、これに尽きます。「反り・曲がり」「樹液(ヤニ袋)」「割れ・節」など素材には、いろいろな個性がありますが、「素直なモノ」さえ選んでもらえば、大体どうにかなるもの。

唯一、避けてもらいたいのが、ねじれている木材。反り、曲がり、節…そんな素材でも、使い方次第で何とかなります。だけど、「ねじれ」だけは、どうしようもない。そこだけ気をつけて、選別してください。

ホームセンターから自宅への木材運搬

ホームセンターには、「トラック無料貸出し」なんてサービスもありますが、あまり使いたくない人もいると思います。

  • お店を2往復するのは、ちょっと…
  • 他人が運転した車は、ちょっと…
  • トラックの運転は、ちょっと…

でもこのベンチに使う材料は、2m以下。コンパクトカーにだって、1.8mくらいのものならば積めます。

車は日産・マーチ、2mの木材は余裕で積めた

車は日産・マーチ、2mの木材は余裕

助手席を倒して、後部座席にまたがせると、一回の積み込みで木材7本の積載完了! もちろん、トラックの運転に支障のない人は、トラックでの運搬をおススメします。

さあ、おうちで早速、DIYの扉を開いてみましょう!

DIYの事前準備とプロの工具「毛引き」

DIYで大事なのは、事前の段取り。雨の日は、おうちの中でも準備可能です。必要なのは、1.8mの材料を並べられる空間だけ。

1.8mの木材を並べる

畳1枚分ほどあれば、充分できるのが「墨付け」という作業。

墨付けとは、部材に鉛筆で印をつけること。昔は墨で木材に印を付けていたため、建設業界では今でもこう呼ばれています。この墨付けをやっておくと、作業効率は倍以上に違ってきます。

墨付けの作業は、巻き尺・差し金・鉛筆を使って取り組みます。

この段階で、DIYerに意外と知られていないオススメの道具が1つだけあります。それが「毛引き」です。

<鎌毛引き>と呼ばれる道具

<鎌毛引き>と呼ばれる道具

巻き尺や差し金を持っている人は多いと思いますが、この毛引きだけは購入することを強く推薦します!(もちろん、なくても、手持ちのもので何の支障もありません)

どんな道具かというと、<簡単>に<正確>な線が、<素早く>引けます。毛引きを使うことによって、時短な上に、精度アップの一挙両得な結果が得られること間違なし!

まず、引きたい線の寸法を描いて、

鎌毛引きの使い方1

毛引きの先端を合わせて、

鎌毛引きの使い方2

スッと引っ張ると、ほら、線(溝)が引けた!

鎌毛引きの使い方3

同じ寸法であれば、一気に描けます。

鎌毛引きの使い方4

プロの大工用の道具ですが、とても便利です!

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