サイクルポートの組み立て方とは？必要な道具や組み立ての手順について解説 【カインズHOWTO】

サイクルポートについて

サイクルポートとは自転車置き場のことです。特に、マンションなどの集合住宅ではいわゆる「駐輪場」と区別し、住戸ごとに分かれた自転車専用スペースのことをこう呼びます。今回は、シートで覆うタイプのサイクルポートの組み立て方について解説します。

サイクルポートを組み立てる際に必要な道具とは？

まずは、写真にあるように必要なものを揃えましょう。

• サイクルポート本体
• ゴムハンマー
• 作業用の手袋
• 電動ミニドリル＆ドライバー
• プライヤー
• カッター

また、脚立や水準器は必須ではありませんが、用意しておくと便利です。

サイクルポートの組み立て方STEP1：ベース部分を組み立てる

サイクルポートの設置場所を決めたら、ベース部分の部材を広げます。

ベース部分を、パイプジョイントに差し込んでいきます。

このとき、入り口の方向を決めてから組み立てましょう。

設置場所として、風当たりの強いところや、まとまった雪が落ちるおそれのあるところは避けましょう。シートが風や雪でたわむと、倒れたり崩れたりする可能性があります。

また、前パイプの絞りリングを忘れずに入れておいてください。

サイクルポートの組み立て方STEP2：脚パイプを組み立てる

脚パイプを、ジョイントの根元まで差し込みます。

パイプがつぶれないよう、軽く叩きます。

サイクルポートの組み立て方STEP3：アーチパイプを組立て、天井部分を作る

先端が赤い方を下にしてジョイント部分を組み立て、アーチ部分を作ります。

このとき、ネジの突起部が内側にくるよう、天井通しパイプを取り付けます。

ネジの突起部がシートに当たると痛んでしまうので、内側になるように留めます。

天井の真ん中部分は、フックで留めます。

サイクルポートの組み立て方STEP4：前後の幕を張る

付属の R バンドを約30cmにカットし、しっかりとシートをパイプに結びつけます。

サイクルポートの組み立て方STEP5：天幕を張る

前から見て、ハトメが左右にある方向に天幕を張っていきます。

この時、リングの片方だけに通し、仮止めします。

天幕は、前後に約20cmかぶるような形状となります。

サイクルポートの組み立て方STEP6：天幕を絞り、固定する

片方のリングからロープを外し、ロープを引き上げて絞ります。

左右のハトメとパイプを結びつけます。

最後に、前部分の左右のみ、強風時の補強用としてロープをパイプに通しておきましょう。

台風などの強風への備えとして、天幕を閉じ、横にロープなどで留めましょう。

サイクルポートの組み立て方STEP7：完成

重しなどでベース部分を固定したら、完成です。

より安全にするためには 、U字杭などで横パイプを地面に固定しましょう。

地面への固定については、設置する地面の形状によります。別途、説明書を確認してください。

サイクルポートについて知っておきたいQ&A

Q.サイクルポートには自転車何台くらいとめられますか？

A.自転車1台を収納するためには、600mm程の間隔が必要になります。ここから計算すると、だいたい奥行2,200mmのサイズで3台、2,900mmのサイズで4台を駐輪できます。

Q.シートで覆うタイプのサイクルポートについては、価格はいくらくらいですか？

A.だいたい15,000円くらいから購入できるようです。ぜひ、ネットなどで検索してみてください。

まとめ

サイクルポートは、場所があれば簡単に組み立てられます。風が強い場所や雪がまとまって降る場所を避け、雨や風から大切な自転車を守りましょう。

サイクルポートの組み立て方を動画で見る