湿気取りには重曹がおすすめ! 除湿剤の作り方や再利用術をご紹介
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目次/ INDEX
スリランカに人生を捧げているカインズのメンバーがいます。
「もはや研究者ですよ、彼は。ハマってるとか、沼とか、そういう次元を超越してます」
「狂ってます、スリランカ狂ですね」
社内でそう語られる男の名は、堀越達也。カインズの店舗生産性改革部に所属し、仕事以外の時間のほとんどをスリランカに費やしています。
彼にとっては、スリランカ紅茶の茶葉や淹れ方の研究などは朝飯前。最近はスリランカ伝統の太鼓づくりやキャロムという伝統競技にまで、研究と実践の触手を伸ばしています。
スリランカ民族衣装と太鼓
年2回以上はスリランカへ渡航し(コロナ禍以前)、現地の家庭に突撃してはスリランカ料理を研究。自宅ではスリランカのスパイスを栽培し、専用の小屋まで自らDIYで建てる熱狂ぶりです。
本人いわく「趣味と研究の幅は、さながら机にこぼしたセイロンティーの染みのように私の内部で広がりをみせている」らしい……。
堀越が特に熱心に研究し、こだわりをもって作り続けてきたのがスリランカカレーです。
どうやったらよりおいしく、より現地の味に近づけるのかを試行錯誤した結果、電気とガスを使わないスリランカカレーを作るようになって現在にいたります。
本人いわく「日本人未踏の絶品すぎるカレー」。そのローテクに拍車がかかったスリランカカレーの作り方について、堀越が実践解説します。ぜひ、スリランカに魅了される男の扉を開けてみてはいかがでしょうか。
※以降、堀越の寄稿になります。
国境を越え狭い飛行機から出ると常夏の国であった。灼熱に輝く太陽は、インド洋のはるか彼方に沈み、南国特有のスコールの湿気が這い寄るように流れ込んだ……。
空港の出口の外には、髭を蓄えた大男が立っていて、大きな両手をことさら大きく掲げ、遠くへ呼ぶように、
大きなスーツケースとガイドブックを持ってゆっくりと税関から出てきた日本の大学生の青年は、履き古したジーパンに、首もとが伸びたTシャツという出で立ちだった。
それから十数年後……
こんにちは。カインズの堀越です。
スリランカに魅了されて十数年。スリランカカレーは食べ慣れてしまうと、日本のカレーでは物足りなく感じてしまうほど魅惑的なカレーです。
ぜひみなさんにも、ご自宅でDIYしてほしいと思い、電気とガスを使わないスリランカカレーの作り方を紹介します。
ちなみに、スリランカの家庭には電気と水道とガスはもちろんあるのでそこは誤解のないよう。
大男
「හොරිකොශි සන්、හොරිකොශි සන්(堀越さん、堀越さん)」 ※写真はイメージです