【しまう前に】汚れびっしりの加湿器をクエン酸でつけ置き掃除
リンクをコピーしました
目次/ INDEX
自宅で育てる巨大なカレーリーフ
ජපානයේ වෙසෙන,ශ්රී ලංකාවට ඇලුම් කරන සියලුම දෙනාට ආයුබෝවන්!
前回電気ガスを使わないスリランカカレーを投稿したところ、とあるスリランカ通の方から一通のメールが届いた。
「どこからඅමු කරපිංචා කොළ(生のカレーリーフ)を買ってきたのですか?」と。
私が使用しているカレーリーフは、自宅で栽培しながら増やしている。園芸専門店で購入した苗を、自作の温室で育てているのだ。
生のカレーリーフは、海外輸入品や沖縄で栽培されたものをスパイス専門店で購入が可能である。私もはじめのうちは、東京や近所のスパイス専門店で生のカレーリーフを購入していた。
しかし、しばらくすると枯れてしまうし、大量に使う場合は金額もそれなりにする。おまけに、カレーを作りたい時にすぐに手に入らない。それなら「自分で山ほど作りたい」と思い始めた。
カレーリーフは、南国スリランカにおいてメジャーなスパイスの1つで、庭先のあちこちで栽培されている。しかし、ここは冬の寒さが堪える群馬県。氷点下に達した環境下のカレーリーフは、見るも無残な姿で枯れ果ててしまう。
熱帯育ちのスパイスたちを守るべく、私は数年前に簡易温室を作って「スリランカの庭先」を再現することにした。
「裾野は長し赤城山」(カインズ本社から撮影)
みなさんは「赤城おろし」を知っているだろうか。「赤城おろし」とは、冬季に群馬県中央の赤城山から吹き下りる乾燥した冷たい北風だ。
何をいきなりスリランカと関係のないことを……と思うかもしれないが、関係大ありである。
なぜなら、冬の冷たい空気は熱帯のスパイスにとって大敵。人間でいえば、半袖短パンで冬の寒空に放り出されるようなもの。
かつて私が庭に設置した簡易温室は、冬に赤城山から吹きすさぶ突風で薙ぎ払われてしまった。どこからともなく隙間風が温室にするりと入り込み、みるみるうちにスパイスの葉っぱたちをかすめ取るように落とし、床下から襲い掛かる夜の冷気は次々と根っこを弱らせていった。
このままでは全滅してしまうかもしれない。弱っていくスパイスたちに、もはや何もできないのだろうか……?