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観葉植物のコバエ対策をしよう!予防方法や発生したときの対処法を解説

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株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

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ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

観葉植物は、生育環境次第ではコバエが発生しやすくなってしまいます。衛生面からみても、コバエの発生を予防することが大切です。この記事では、コバエが発生する環境や原因、コバエを予防する方法について解説します。すでにコバエが発生してしまった人向けに、コバエの対処方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。

観葉植物に発生するコバエの種類

コバエと一口にいっても種類があり、観葉植物に発生するコバエは主に2種類に分けられます。それが、「キノコバエ類」と「チョウバエ類」の2つです。ここでは、それぞれのコバエについて詳しく解説します。

キノコバエ類

キノコバエ類

キノコバエ類は、細身で手足が長くて黒っぽい見た目が特徴のコバエです。一般的にイメージするコバエとは異なり、あまりうるさくなく、ハエだと認識していない人も多いかもしれません。

体長は1~2mm程度と小さく、腐葉土や有機培養土、有機肥料などをエサとして発生します。土の中に産卵するという特徴があり、産卵から2~4週間程度で成虫になります。観葉植物の周囲にキノコバエ類が発生している場合、すでに土の中に産卵されている可能性が高いです。

チョウバエ類

チョウバエ類

チョウバエ類は、羽が蟻のような形をしており、丸みのある体型が特徴でゆっくりと飛び回ります。体長は1~5mm程度と、キノコバエ類よりも大きめの個体も多いです。

チョウバエ類の特徴は、水がたまっている場所に産卵するということです。そのため、観葉植物の受け皿にたまっている汚れた水や水垢から発生します。受け皿を清潔に保つことで、チョウバエ類の発生を抑えることができるでしょう。

コバエが発生する観葉植物の環境

コバエが発生した観葉植物

コバエには発生しやすい環境があるため、それを満たしている場合コバエが発生してしまう可能性が高いです。コバエが発生しやすい環境は以下のとおりです。

  • 風通しが悪い場所に置いている
  • 観葉植物の土に、腐葉土・有機培養土・有機肥料を使っている
  • 受け皿に水がたまった状態になっている

このような環境で生育していると、コバエが発生しやすくなってしまいます。コバエは湿った環境や水を好むという性質があり、風通しが悪く湿気が多いといった場所は、発生しやすい環境です。

観葉植物にコバエが発生する原因

観葉植物の土

コバエは、観葉植物に使われている腐葉土やピートモスなどの有機質、受け皿の水などに引き寄せられます。キノコバエ類はもともと観葉植物の土の中にいたり、卵が産み付けられていて、それが室内で殖えてしまうことも。また、外から侵入して室内で殖えることもあります。

キノコバエ類は卵から2~4週間ほどで成長して成虫になるため、一度発生してしまうと次々と繁殖してしまいます。

観葉植物のコバエを予防する方法

ハイドロカルチャー

観葉植物から発生するコバエを予防するには、どうすればよいのでしょうか。コバエの予防方法は多くありますが、ここでは簡単にできる予防方法を7つ紹介します。コバエ予防に役立ててください。

受け皿に水を溜めない

チョウバエ類は、受け皿にたまった水や水垢から発生します。そのため、受け皿に水が残った状態で放置しないようにしましょう。受け皿の水はこまめに捨てる、清潔な状態を保つことを意識すれば、チョウバエ類の予防になります。

小型の観葉植物であれば鉢を避けて受け皿から排水できますが、大型の場合は鉢を動かすのが難しいケースもあります。その場合は、スポンジや雑巾などで水を吸い取って、清潔な状態を保ちましょう。また、アクアリウム用品で、大型のスポイト(ピペット)があり、受け皿を吸い取って捨てるのに便利です。

有機質を含まない用土を使う

キノコバエ類は土中の有機質をエサにして育ちます。そのため、用土の中に腐葉土や堆肥、ピートモスなどが入っているとキノコバエが集まってきます。特に、しっかりと発酵していない腐葉土や堆肥に集まりやすいので、使うのであれば完熟の腐葉土、堆肥を使うべきですが、そもそもこうした発生源となる有機資材を使わないというのも1つの手です。なので1つには、赤玉土や鹿沼土、軽石などだけを使って植え替えるという方法もあります。

ただし、腐葉土や牛ふん堆肥などの有機質はそれ自体が持つ肥料分を根に供給する以外にも、根が出す老廃物を吸着したり、肥料から溶け出した栄養分を吸着し、少しずつ根に供給するなどの機能もあるので、こうした機能を持っていて有機質ではないバーミキュライトを使うのがおすすめです。バーミキュライトは通気性があまりよくないので、通気性をよくするパーライト、基本の用土である赤玉土、鹿沼土と組み合わせるのがおすすめ。赤玉土:鹿沼土:バーミキュライト:パーライトを1:1:1:1で配合した用土を使ってみて下さい。

表土を無機質のものにする

市販の観葉植物用の培養土はたいていピートモスなどの有機質が含まれていますが、それを全て取り替えて植え替えるのも大変という人も多いでしょう。そんな方は、用土の表層だけを無機質のものに換えるのがおすすめです。キノコバエ類は土の表面の2~3cmの深さに産卵する性質があるので、鉢の土の表面の5cm程度を割りばしなどでくずして取り除き、無機質のものに変えるとよいでしょう。キノコバエ対策としては有機質の土であればどんな物でもかまいませんが、植えつけている土と性質が近いものを使った方が土の乾き具合を判断しやすいので、小粒の赤玉土がおすすめです。

農薬や木酢液を使う

家庭園芸用の農薬を使うことでコバエ類を駆除することができます。適用用途に観葉植物が記載されている物を選ぶようにしましょう。木酢液は、木炭を作る際にできるもので、酢酸やアルコール類、フェノール類などが含まれています。木酢液は製法によって含まれる成分が異なるので、使う場合には用途として害虫や不快害虫の駆除や忌避がラベルに記載されているものを使い、規定の濃度に薄めてから使うようにしましょう。

ハイドロカルチャーで栽培する

どうしてもコバエを発生させたくない場合は、ハイドロカルチャーで栽培するのも1つの方法です。ハイドロカルチャーとは、ハイドロボールという人工の土を使用した栽培方法です。ハイドロボールは無機質で、キノコバエが発生しません。

ハイドロボールはボール状で扱いやすく清潔なため、土を室内に置きたくないという人にもよいでしょう。ただし、ハイドロカルチャーが向いていない観葉植物もあるため、事前に確認しておくことが重要です。また、水は常にきれいな物を使うようにしないと、チョウバエが発生することがあるので気をつけましょう。

肥料は化成肥料を使う

赤玉や鹿沼土などの無機質の用土を使った場合でも、有機肥料を使ってしまうとコバエが発生しやすくなります。肥料を使う場合は、固形の化成肥料や有機質を含まない液体肥料を使いましょう。また、肥料分が含まれる水を鉢受け皿に溜めたままにしておくと藻が発生し、そこにコバエ類が発生することがあるので、受け皿の水はすぐに取り除くようにしましょう。

水はけの良い用土を使う

前述しましたが、コバエは湿っている環境や水のある環境を好みます。そのため、観葉植物の用土が湿っている状態だと、コバエが繁殖しやすくなってしまいます。できるだけ水はけのよい用土を使用して、鉢底石を敷いて水がたまらないようにしましょう。

基本的には、表面の土が乾燥した状態にしておくのがコバエ予防としては最適です。しかし、観葉植物によっては乾燥を嫌う場合もあるため、どのような環境が適しているのか確認しておきましょう。

観葉植物に発生したコバエを退治する方法

土の入れ替え

すでに観葉植物にコバエが発生してしまっているケースもあるでしょう。ここでは、発生してしまったコバエを退治する主な方法を、3つ解説します。薬剤を使わず駆除できる方法を紹介するので、参考にしてください。

用土を取り替えて植え替える

前述したように、有機質を使わない用土に取り替えるとすでに土に産み付けられている卵が取り除けるほか、新たな発生を防ぐことができます。表土だけを取り替えることでもある程度発生は抑えられますが、鉢底穴の方から入った虫や卵についてはそのままになるので注意して下さい。

コバエを取り除く

物理的にコバエを取り除いてしまっても構いません。表土にたかっているコバエは、掃除機で吸い取ってしまいましょう。この際、葉や枝などを巻き込まないように注意してください。土に挿すタイプのハエトリ棒を使って、コバエを取り除くのもよい方法です。

成虫が大量にいると、それだけ卵を産む数も多くなり、繁殖しやすくなります。そのため、卵を産む成虫を掃除機などで駆除して数を減らし、コバエの繁殖を抑えるとよいでしょう。

コバエ駆除用殺虫スプレーは観葉植物にダメージを与えることがある

殺虫スプレー

エアロゾル(ガススプレー式)のコバエ駆除用の殺虫剤は、観葉植物の近くで吹きかけてしまうと冷害が起こる可能性があります。また、植物に使用することができる農薬以外は植物には法律上使用することができません。ハエや蚊、ゴキブリなどの駆除用の殺虫剤は、多くは植物に使用できる農薬ではないので注意しましょう。オルトランはキノコバエに効くと言われますが、厳密な話をすると、観葉植物のキノコバエには農薬としての適用はありません。

まとめ

観葉植物は生育環境によってはコバエが発生しやすくなります。用土を無機質なものに変える、薬剤で駆除する、受け皿を清潔に保つなどして、コバエの発生を予防しましょう。

株式会社カインズでは、観葉植物用の無機用土やコバエ予防・駆除などのグッズを取り揃えています。ホームセンター売上No.1で、オリジナル商品の取り扱いも豊富です。観葉植物のコバエ対策をお考えなら、利用してみてはいかがでしょうか。

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