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目次/ INDEX
葉に白い点ができた、葉が食べられている、身体全体に棘の生えた芋虫がいる、という場合、もしかしたらそれはイラガかもしれません。
イラガは、別名でデンキムシ、オキクサン、シバムシ、キントキ、ヤツガシラ、オコゼなど、たくさんの名前がある虫です。
白い点や葉の食べられた痕を見つけたら、葉の周りをチェックしましょう。
体中に棘の生えた幼虫を見つけたら、葉や枝ごと切り取り、すぐに処分します。
駆除する際は次の点に注意しながら行いましょう。
冬に枝や幹についた卵形や楕円形のまゆを見つけたら、すぐに取り除きます。
薬剤を使用するのも効果的です。害虫に直接かけるタイプの殺虫剤などで駆除しましょう。薬剤を使用する場合は使用条件をラベルなどで必ず確認してください。
イラガの幼虫は25mmくらいの大きさで、体中に毒のあるトゲを持ちます。
成虫のガは何も食べず毒はなく、灯りに集まる習性があります。
まだ若い幼虫は、表の皮を残して葉の裏から食べていきます。食べられた部分は白い斑点になります。
成長した幼虫は葉全体を食べるので、葉がほとんど食べつくされてしまうこともあります。
幼虫が皮膚に触れると激しい痛みを感じるので、素手で触らないように注意しましょう。場合によってはかぶれや湿疹ができ、痛みや痒みが続くことがあります。
成虫が木に卵を産みつけ、卵からかえった幼虫は周辺の葉を食べて成長します。幼虫は秋にまゆを作り、その中で冬を越し、春にさなぎになります。そして、初夏に成虫のガとなってまゆから出てきます。
イラガには多くの種類がありますが、代表的な種類のイラガは初夏から秋にかけて年に1回、もしくは2回発生します。サクラ・ウメ・リンゴ・カキ・クリなどさまざまな樹木で発生し、その葉の裏に集まります。
イラガを予防するためには、まず苗木を購入する際に、まゆがついていないかチェックします。こまめに葉の裏側を観察して、早めに発生を見つけるようにすることも大切です。薬剤を使う場合は、幼虫が小さいうちに薬を撒きましょう。
Q.イラガは人体に悪影響がありますか?
A.イラガは人体への被害が大きく、幼虫は毒針を持っています。電気が走るような痛み、焼いた鉄を押し当てられたような痛みなど、非常に強い刺激が特徴です。まゆから羽化した成虫には毒がありません。イラガに刺されてしまったら、毒があるのはトゲなので、まずトゲを流水で流しきりましょう。その後、抗ヒスタミンが配合されているかゆみ止めを塗ります。かゆみや痛みが収まらない場合は、念の為皮膚科を受診するのがおすすめです。
Q.イラガの種類にはどのようなものがありますか?
A.イラガは種類が多く、代表的なものとしてヒロへリアオイラガ、アオイラガ、ナシイラガ、ヒメクロイラガ、ムラサキイラガなどがあります。
イラガは葉を食べてしまうので、植物の生長に大きな影響を及ぼします。成虫に毒はありませんが、幼虫は毒を持ちますので素手で触らないよう注意が必要です。こまめに葉の裏側をチェックし、早めの発見と駆除で植物を守りましょう。