クッションは洗濯できるの? 手洗いする方法と洗濯機で洗うときの注意点
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目次/ INDEX
除草剤は大きく分けて液体、顆粒、ハイブリッドの三種類があります。
それぞれのタイプに一長一短があり、どれか一つが優秀というわけではないため、それぞれの特徴を押さえておきましょう。
「生い茂った草を今すぐに何とかしたい」という方には即効性が高い液体タイプがおすすめです。
数時間から数日程度で効果が表れるため、見る見るうちに効果を発揮します。
効果の持続性もないので、すぐに別の植物を植えることができます。
ただし、液体タイプは薬剤を上からかける形のため、植物の根には効果がありません。
しばらくすると、再び雑草が生えてきてしまうことは覚えておきましょう。
このことから液体タイプは茎葉処理型と呼ばれることもあります。
また、液体タイプには薄めて使うタイプとそのまま使うタイプがあり、それぞれで使い方が異なるので説明欄をよく読むようにしましょう。
液体タイプは植物を植える前の雑草の処理におすすめです。
「これから生えてくる雑草を減らしたい」という方には顆粒タイプがおすすめです。
顆粒タイプは植物の根や芽から薬剤を浸透させ、一週間程度かけて徐々に植物を枯らします。
即効性こそないものの、効果が3か月から6か月程度持続するので、雑草に煩わされる手間を大きく減らしてくれます。
土に作用することから顆粒タイプは土壌処理型とも呼ばれます。
ただし、顆粒タイプは伸びすぎた雑草にはあまり効果がありません。
30センチ以上ある草は事前に刈っておく必要があるのを覚えておきましょう。
また、薬の効果も半年程度残るため、しばらく植物を植えられない点に注意してください。
顆粒タイプは自宅周りの雑草を処理したい方におすすめ。
「液体タイプと顆粒タイプの両方の効果が欲しい」という方にはハイブリッドタイプがぴったり。
ハイブリッドタイプは液体タイプのような即効性と顆粒タイプの持続性を兼ね備えたタイプです。
効果も3か月から6か月程度持続するので、雑草が生えてくるのをしっかり防止できます。
ただし、ハイブリッドタイプは30センチ以上の草には効果があまりありません。
また、液体タイプのようにすぐに別の植物を植えることができない点は覚えておきましょう。
除草剤には種類ごとの分類のほかに適用作物や選択性といった要素もあります。
これらによっても除草剤の選び方は異なるため、押さえておきましょう。
除草剤は商品ごとに適用作物が定められています。
適用作物とはその除草剤が使える植物のことを指しており、リンゴやブドウ、大豆など植物の品種で記載されています。
一見同じように見える除草剤でも適用作物の種類が異なると、正しい効果が出ないので注意しましょう。
また、適用作物に記載されている品種であっても除草剤がかかってしまうと、枯れてしまうことがあります。
商品説明に記載されている使用方法を正しく守るようにしてください。
また、除草剤には同じく適用場所も設定されています。
こちらも使用できる場所を表しているので除草剤を選ぶ際は確認するようにしてください。
除草剤には選択性と非選択性の二種類があります。
選択性が特定の植物だけを狙って枯らすのに対し、非選択性は植物すべてに作用します。
除草性を撒く場所に枯らしたくない植物がある場合は選択性を、ない場合は非選択性を使用しましょう。
例えば、芝生用と記載されているものを選べば、芝生だけを枯らさずに雑草を処理できます。
除草剤を選ぶ三つ目のポイントは安全性です。
特に農耕地で使う除草剤には法律で決まりがあるため、注意してください。
農耕地で使用する除草剤には農薬登録されているものを使うことが法律で義務付けられています。
農薬登録された商品は植物や土壌への影響が厳しく検査されており、安全性が国によって確認されています。
農耕地に使用する場合はもちろん、家庭菜園で使用する場合にも農薬登録されたものを選ぶのがおすすめです。
小さな子どもやペットなどがいる場合は安全性が高い除草剤を選ぶようにしましょう。
除草剤のなかには食品由来の成分などでできたものもあります。
効果なども一般的な除草剤とそん色ないため、検討してみるのもおすすめです。
これまでの説明を踏まえ、おすすめの除草剤10選をご紹介します。
バスタ液剤はイネ科や広葉、多年生、一年生など種類を問わず、ほとんどの雑草に高い効果が有り。
スギナやマルバツユクサといった枯らしにくい雑草も通常の薬量で枯らせるため、経済性にも優れた効果を発揮します。
非選択性の茎葉処理型除草剤のため、花を植える前の雑草処理におすすめです。
トレファノサイドはイネ科や広葉などの発生に優れた除草効果を発揮。
地面に撒いた後はガス化作用で広がり、表層に均一で隙間のない層を作ります。
適用作物は白菜やブロッコリー、ニンジンなど野菜類が豊富です。
カーメックスD水和剤はかんきつやリンゴ、パイナップルといった果樹類の作物に適用があります。
水田畦畔で使用できるハイブリッドタイプの除草剤でもあり、幅広い用途に活用できます。
大豆やトウモロコシ、かんしょ、ばれいしょなど幅広い適用作物が魅力です。
イネ科やカヤツリグサ科、一部の広葉雑草に高い効果を発揮し、撒いた後も40日程度効果が持続します。
ゲザプリムフロアブル
ゲザプリムフロアブルはとうもろこしに対して高い安全性を発揮する除草剤です。
防ぎにくいツユクサをはじめとする一年生雑草に高い効果を発揮し、生育期にも使用することができます。
センコル水和剤300G
薬害が気になるという方にはセンコル水和剤がおすすめです。
こちらの除草剤は適用作物に対する選択性が優れており、薬害がほとんどありません。
ばれいしょやアスパラガス、露地栽培のトマトなどに適用があり、作物の植付時以外に萌芽時にも散布できます。
グリホエキス液剤は一般的な液体タイプでは枯らせない根まで枯らせるので、効果が長く続きます。
30センチ以上ある雑草でもしっかり枯らせるので、業務用に使える便利な除草剤をお探しの方におすすめです。
地面に落ちた液は微生物の働きで水とアミノ酸、炭酸ガスに分解されるため、除草後、種まきや苗の移動などもできます。
コウライシバやノシバに選択性があり、多年生・宿根性の広葉雑草に高い効果を発揮します。
芝生の雑草を処理したい方におすすめです。
ザクサ液剤は幅広い雑草に効く対応力と効果発現の早さ、持続力に優れた除草剤です。
効果発現までが2、3日程度と早く、液体タイプながら40から50日程度効果が持続します。
適用場所も広いので、使いやすい除草剤をお求めの方におすすめです。
粉末状のアグロマックス水和剤は雑草の発生前に土壌に撒くことで雑草の発生を比較的長く抑制します。
イネ科雑草から広葉雑草までの幅広い種類の雑草に効果を発揮し、レタスやゴボウなどキク科の植物を栽培されている方におすすめです。
除草剤は散布の方法を間違えると、思わぬ被害を生んでしまうこともあります。
最後に除草剤を使用するうえでの注意点を押さえておきましょう。
除草剤は商品ごとに正しい使用方法が決められています。
使用方法を守らなければ、正しい効果が出ないのはもちろん、場合によっては土壌や植物にも思わぬ害が出てしまうこともあり得ます。
特に家庭菜園など口に入る植物を育てる場合は厳格に使用方法を守るようにしましょう。
また、液体タイプの除草剤は肌や目に入ってしまうと大変危険です。
散布時は必ずゴーグルやマスクなどを付け、肌の露出しない服を着るようにしましょう。
液体・顆粒タイプを問わず、除草剤は雨の日にまいてしまうと、成分が雨で流され、植物や地面にうまく浸透しません。
除草剤の散布は雨の日を避けるようにしましょう。
特に液体タイプの場合は散布後に雨が降ってしまってもうまく浸透しません。
半日程度は浸透に時間がかかるため、必ず快晴の日に散布するようにしましょう。
一方、顆粒タイプの場合は地面が湿っているときに散布するのが最適です。
雨が降ってから地面が乾ききらないうちに撒くようにしましょう。
また、除草剤の散布は強風の日も避けるようにしてください。
強風の日に除草剤をまこうとすると、正しい位置にまけないばかりか、自分の体に除草剤がかかってしまうこともあり得ます。
農耕地に使用してよい除草剤は農薬取締法という法律で厳しく制限されています。
万一、農薬登録されていない除草剤を使用してしまうと、罪に問われてしまう可能性があるため、注意してください。
除草剤を選ぶ際は除草剤の種類に加えて選択性や適用作物といった点も考慮するのが大切です。
特に農地で使用するものは法律で厳しく規制されているため、注意しましょう。
また、実際に散布する際は事前に天候を確認し、適切な服装で作業することが大切です。
万一、目に入ってしまった場合は説明書に記載されている方法ですぐに洗い流し、病院で診察してもらうようにしましょう。
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