平成ギャルの、ガラケーを「デコる」技術。「デコ電」の歴史と作り方を専門家に教わった
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防草シートには様々な種類があり、お家周り全般に使えるものや、駐車場やお墓など、使う場所に特化したシートもあります。雑草が生えるのを防ぐため、太陽光をしっかり遮断する品質のものを選びながら、用途や場所に適した防草シートを選びましょう。
まずは防草シートを敷く場所を決め、その場所を整地します。雑草や石などの異物があると裂ける原因になりますので、しっかりと取り除くこと。
除草剤を用いて枯らしてから、鎌で雑草を取り除きます。除草剤は、根まで枯れるタイプのものを使いましょう。
シャベルを使い、地面の根本までしっかり刈ることが大切。雑草の尖った切り株があると、防草シートが裂ける原因になるので注意が必要です。
次に、石や堅い異物を取り除いていきます。特に、角の尖った砕石や凹凸の激しいものは確実に取り除きましょう。
雑草、石、堅い異物などをすべて取り除きました。次に、地面を平にしていきます。
シャベルを使い、地面を平らにならし、整えていきます。地面の凹凸が激しいと、シートにシワができて砂埃がたまりやすく、雑草が生える原因になるので気を付けましょう。
防草シートを綺麗に敷くためには、前処理をきちんと行うことが非常に重要。丁寧に敷くことで、効果を最大限に発揮してくれるので、しっかり手を抜かず整地しましょう。
次に防草シートを敷いていきます。シートの上に砂利を敷く場合、壁際の端は長めに幅を取り、壁面にかぶせます。シートを余分に残すことで防草効果が増し、砂利の場合は上から隠せるので見た目も悪くなりません。
一方で人工芝など、シートに砂利を敷かない場合は、壁際にシートの端をぴったり合わせましょう。
シートを広げていきます。
固定ピンをとんかちで打ち込み、シートを固定します。U字ピンが最後まで深く挿さるように、しっかり打ち込みましょう。
1m間隔で固定ピンを打ち込んでいきます。固定する間隔が広くなると風が入り込み、シートがめくれる原因になります。
防草シートを複数枚使う場合、合わせ目を10cm以上設けて、シートを重ね合わせます。隙間があったり感覚が狭かったりすると雑草が出てくる原因になるので、きちんと重ねましょう。
同様に反対側も、1m間隔でピンを打ち込んでいきます。
シートの合わせ目を粘着テープで貼ります。
粘着テープは、シートの土やホコリを綺麗にしてから貼り、貼った面を上から押して馴染ませます。浮きがでないように、隙間なくしっかり貼りましょう。
シートの合わせ目にピンを打ち込んでいきます。
施工場所に合わせて、はさみでシートをカットします。敷地ピッタリではなく、余裕を持たせて切るようにしましょう。
シートを内側に折り込み、整えます。
シートの端にピンを打ち込み、仕上げていきます。しっかり固定するために、U字ピンが最後まで挿さるように打ち込みましょう。
シートの幅1mで2箇所ピンを打ちます。今シートを敷いている敷地の幅は約1m80cmなので、シートの合わせ目にもピンを打っています。
障害物のある場所はシートをカットし、障害物に合わせてシートを整えます。
これでシートの設置の完成です。しっかり隙間なく貼ることができました。
Q. 土が固くて、U字ピンが最後まで入りません。
A. 方向を変えて挿してあげると最後まで入る場合があります。また、無理に入れようとするとピンが曲がってしまうため、その場合は釘をニッパーなどで切って長さを調整しましょう。
Q. 打ち損じたピン穴は放置してもいいですか?
A. 雑草が入り込むので、ピンシールでしっかり対策しましょう。砂埃などをしっかり取り払ってから隙間なくシールを貼ります。
Q. 防草シートに寿命はありますか?
A. 防草シートの寿命は、長い物で10年ほどといわれています。商品によって耐用年数は変わりますので、できるだけ寿命が長い物を選び、丁寧に設置して長持ちさせましょう。
難しいイメージのある防草シートの敷き方ですが、工程通りに作業すれば、初心者でも安全にしっかり敷くことができます。長持ちの秘訣は正しく丁寧に敷くことなので、整地から根気よくやっていきましょう。