文系の知名度ほぼゼロ!? 理系が偏愛する紙ワイパー「キムワイプ」ってなに?
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目次/ INDEX
家庭菜園やガーデニングにはプランターや鉢が欠かせません。プランターと鉢との違いに明確な定義はありませんが、鉢よりも大型のものをプランターと呼ぶのが一般的です。形状やデザインのバリエーションが多く、特別な機能を備えている商品もあることから、プランター選びに悩む方は少なくないでしょう。そこで今回は、プランターの人気おすすめ商品を20選紹介します。
畑や庭などの地植えの場合、植物は広大な大地から栄養を吸収できますが、プランター栽培ではプランター内の土壌がすべてです。土の量が少ないと栄養不足を引き起こしますし、十分なスペースがないと上手に根を張れません。プランター内が世界のすべてである以上、適切なプランターを選んであげることが大切です。
選び方の詳細は、おすすめの選び方1から解説していますので、基礎知識を身につけたい方はそちらからご覧ください。すぐにおすすめのプランターを知りたい方は、下記から人気商品を20選紹介します。
プランターにはさまざまな種類があります。お店に行くとあまりの多さに圧倒されてしまい、どれを選べばよいか分からない方もいるでしょう。ここで紹介するのは、カインズで特に人気のおすすめ品です。コスパ重視のもの、丈夫で機能的なもの、インテリアとしても使えるおしゃれなものまで、幅広いプランターを人気順に20商品ピックアップしました。
※サイズ・容量・重量は、商品によってはひとつひとつ微差があるものもあります。おおよその数値としてご参考ください。
〈サイズ等〉
横40㎝×幅40㎝×高さ22㎝ / 容量:16.5L / 重量:1.5kg
シックでレトロ感のある木製の浅型プランターです。玄関やベランダをおしゃれに彩ってくれるでしょう。吸湿性に優れているので、根腐れ防止に役立つのもポイント。楕円型のタイプもあります。
〈サイズ等〉
横40㎝×幅40㎝×高さ48㎝ / 容量:15L / 重量:9.1kg
繊維強化プラスチック・ポリレジン製のローマプランターも人気に定評があります。硬質の石で作られたかのような存在感があり、古代ローマの風格が漂っています。
〈サイズ等〉
(外寸)幅59cm×奥行59cm×高さ14.5cm(内寸)幅49.5cm×奥行49.5cm×高さ14.5cm
組み立て式のプランターともいえるのでラインアップしました。商品名のとおり、スペースさえあればどのような場所でも菜園や花壇を作れるガーデンフレームです。
合成木材で水に強く、耐久性に優れているのが特徴です。縦に2段連結すれば葉菜類も栽培できます。木目柄とレンガ柄のリバーシブル仕様で、設置場所によってデザインを変えられる点もポイントです。ほぼ倍の大きさのガーデンフレーム 90cmもあります。
〈サイズ等〉
直径30㎝×高さ16㎝ / 容量:6L / 耐荷重:5kg
吊り下げタイプのプランターです。ラタン(籐)の劣化対策のため、内側にはビニールが貼ってあります。また、底部分には水抜き穴があります。
ミニサイズでかわいく、お値段も手頃なのが人気のポイントです。グレーやコーン型も負けじと人気なので、ぜひ合わせてチェックしてみてください。
〈サイズ等〉
直径24㎝×高さ13㎝×底面20cm / 耐荷重:10kg
こちらも吊り下げタイプのプランターです。シンプルなデザインなのでどのような部屋にもなじみ、ラタンとはまた違う雰囲気を演出できます。多肉植物や観葉植物との相性は特に良いでしょう。
〈サイズ等〉
直径60㎝×奥行き34cm×高さ36㎝ / 容量:32L
取っ手付きタイプの持ち運びがしやすいプランターです。植物の成長や季節に合わせて置き場所を調製したり、お庭の演出を変えるためにレイアウトを調製したりする際に重宝します。通気性を意識した底面形状もおすすめポイントです。
なお、やや小さめで長角のダークブラウンタイプもあります。葉物野菜やミニ野菜、ハーブ、草花の寄せ植えなどで使いやすいでしょう。
〈サイズ等〉
幅82㎝×奥行き41cm×高さ40㎝ / 重量:8.2kg
レンガの風合いを見事に再現したFRP製(ガラス遷移強化プラスチック)のプランターです。置くだけでお庭の印象がガラリと変わるでしょう。とても丈夫な作りで安心感がありますが、過度な圧力や衝撃を加えると破損の恐れがあるため、取り扱いにはご注意ください。
〈サイズ等〉
幅57㎝×奥行き57cm×高さ37㎝ / 重量:5.4kg
こちらもFRP製プランターです。木樽を再現したアンティークなデザインがポイント。重量は5.4kgと軽めでありながら非常に丈夫です。長く大切に使いたい方におすすめできます。
〈サイズ等〉
幅48.5㎝×奥行き48.5cm×高さ51㎝ / 重量:4.2kg
FRP製なので、堅牢さには定評があるプランターです。陶器朝の質感とクラシカルなデザインで目を引き、植物と空間を彩ってくれます。ワンサイズ小さい40型も人気商品です。
〈サイズ等〉
幅40㎝×奥行40㎝×高さ40㎝ / 重量:8.5kg
引き続き、軽くて丈夫なFRP製プランターがランクインです。高級感のあるブラックで、エントラスやガーデンの雰囲気を引き締めてくれるでしょう。重さは8.5kgなので、持ち運びや移動の際にはご注意ください。
〈サイズ等〉
幅28.5㎝×奥行き14.5cm×高さ13.5cm / 容量:2L
取っ手付きの便利な機能性と遊び心あふれるデザインが好評のプランターです。キッチンガーデンで使うのもよいですし、苗や草花の寄せ植えに使うのもよいでしょう。受皿を利用して収納容器にできるなど、使途はたくさんあります。ブラックをはじめとするカラーバリエーションも豊富です。
〈サイズ等〉
幅35㎝×奥行き17.8cm×高さ15cm / 容量:4L
リサイクル原料を使用したポリプロピレン製のプランターです。カラーはブラウンバージョンもあります。
女性的でエレガントな「ティアラ」をモチーフにした彫刻デザインが特徴。ベーシックスタイルを残しつつ、優しく柔らかいフォルムが人気を呼んでいます。通気性・排水性に優れたスノコ・底穴構造なので、根腐れ防止にも役立ちます。
〈サイズ等〉
幅42㎝×奥行き19cm×高さ19cm / 容量:9L
容量約9Lと、たっぷり入りプランターです。寄せ植えなどにぴったりでしょう。ミドルサイズなので設置しやすく、お庭や階段のちょっとしたスペースでも収まり良いのがポイント。もうワンサイズ小さめの320型もあります。
陶器鉢のような表面や、手作り感のあるフォルムで植物のある空間をエレガントに彩ってくれます。
〈サイズ等〉
幅27㎝×奥行き39.5cm×高さ35.3cm / 容量:2.5L
2.5Lの貯水機能付きプランターです。支柱用フレームも付属しており、トマト・ナス・きゅうりなどを育てるのに便利です。通気性を上げるサイドスリットや、持ち運びを考慮した便利な取っ手など、機能面では申し分なしといえるでしょう。
貯水機能を使わない場合は、止水・排水穴のポリ栓を取り外して使用する構造になっています。なお、支柱をセッティングする際は、必ず植え込み前に済ませましょう。
〈サイズ等〉
幅22㎝×奥行き40cm×高さ18㎝ / 重量:3kg
すでに紹介したレンガプランターとはまた違う風合いのFRP製プランター。さまざまな植物との調和性が高いデザインになっています。色合いが優しいホワイトも人気です。
重量は約3kgなので、女性でも簡単に持ち運びできます。また、底には5つの穴が空いており、通気性は抜群です。ワイドサイズなので野菜の栽培もしやすいでしょう。
〈サイズ等〉
幅50㎝×奥行き21.5cm×高さ20㎝ / 容量:11L
商品名のとおり、ドレスをまとっているかのような美しさのプランター。濃厚な彫刻と優しい色合いから人気を集めています。ワンサイズ大きな600型もあります。
〈サイズ等〉
幅65㎝×奥行き23cm×高さ19cm / 容量:13L
お手頃価格な上に水はけに強いため、家庭菜園やガーデニング初心者の方におすすめできるプランターです。自然な色合いのブラウンも人気です。もう少し大きなサイズをお求めの方には550型もあります。
〈サイズ等〉
幅51㎝×奥行き34cm×高さ26cm / 容量:28L
トマト・ナス・きゅうりなどの野菜栽培に最適な、支柱穴付きの大容量プランターです。植物と同系統のさわやかな色合いも特徴。さらにワイドタイプ(容量50L)な710型もあります。
〈サイズ等〉
幅40㎝×奥行き29cm×高さ19cm / 容量:11L
環境に優しいリサイクル材を使用したワイド型プランターです。スノコ付きなので水はけに優れています。たっぷりの寄せ植えを楽しみたい方におすすめです。
〈サイズ等〉
幅28㎝×奥行き14.5cm×高さ1.8cm / 容量:2.5L
持ち運びがしやすく、シンプルで邪魔をしないデザインなので、室内にも配置しやすいと人気のプランターです。窓辺やキッチンなどを彩りたい方に特におすすめできます。ブラウンもあります。
ここからは、プランターの選び方を大きく3つに分けて紹介します。1つ目は、育てたい野菜や草花に最適なものを選ぶ方法です。ここでは野菜を例に挙げて解説します。
キュウリやトマト、ナスなどの「果菜類」は、深く根を張り、上に向かって成長するのが特徴です。したがって、プランターの深さは30cm以上のものが目安です。直径も30cm以上が好ましく、幅は25cm~30cmほどあるとよいでしょう。
丸型や正方形のプランターが人気ですが、形状よりも大切なのは「支柱を立てられるかどうか」です。上方向に伸びて成長した結果、自らの重みで倒れてしまう恐れがあるため、はじめから支柱付きプランターを選ぶと便利でしょう。
レタスやホウレンソウ、セロリなどの「葉菜類」は、葉が真横に大きく茂ります。お互いが接触するとよくないので、株間を広めに取れる長方形タイプのプランターを選ぶとよいでしょう。円形のものは表面積が狭くなるため向いていません。
深さの目安は25cmです。葉菜類は意外と根を深く張るため、あまりに浅いプランターに植えると上手に成長してくれない恐れがあります。
ニンジンやカブなどの「根菜類」は深く根を張る傾向があるため、深さ30cm以上のプランターを選ぶ必要があります。形状は円形でも正方形でも構いませんが、幅や直径はできるだけ広いものを選ぶと、互いが干渉するのを防げます。
ミニダイコンやミニキャロットなら、やや浅め(深さ20cmほど)のプランターでも栽培可能です。ただ、収穫するには土を掘り起こす必要があるため、大型のほうが作業しやすいでしょう。
プランターの素材にこだわる方もたくさんいます。排気製や通気性に直結するほか、デザイン面にも影響するため、素材に着目するのもよいでしょう。プラスチック製、木製、素焼き、金属製のメリットやデメリットを解説します。
(○)保水性が高い
(○)リーズナブルな商品が多い
(○)持ち運びがしやすい
(○)デザインが豊富
(△)排水性が低い
(×)通気性が悪い
(×)耐久性が低い
数あるプランターの中で最も一般的なのがプラスチック製でしょう。これから家庭菜園を始める方が一番に検討する商品ではないでしょうか。主なメリットは、「リーズナブルである」「軽くて持ち運びがしやすい」「種類が豊富で選択肢が多い」の3つです。また、保水性が高いこともポイントです。
ただし、耐久性は高いとはいえません。日差しが強い場所や湿気が多い場所に置いておくと経年劣化を早めるでしょう。また、保水性は高くても排水性は低いため、水をやりすぎると根腐れを引き起こす恐れもあります。
(○)通気性が高い
(○)排水性が高い
(○)メンテナンスの手間が少ない
(○)アンティークでおしゃれ
(△)湿気に弱い
(×)高価な商品がある
木製プランターの大きなメリットは通気性です。土や植物に空気が行き渡りやすいため、根腐れ防止に役立ちます。おしゃれな商品も多いことから、アンティークな雰囲気が好きな方に人気です。
水はけが良く、メンテナンスにほとんど手間がかからないのも魅力ですが、湿気が多い場所に長らく置いておくと木が腐食する恐れがあります。同じ理由で、水のやりすぎでプランター自体を腐らせてしまわないよう注意が必要です。
プラスチックに比べると値が張るのもデメリットです。しかし、だからこその特別感はあります。一番お気に入りの植物を育てる用に、あるいはお部屋やお庭を彩るワンポイントとして選んでみてはいかがでしょうか。
(○)排水性が高い
(○)通気性が高い
(○)デザイン性が高い
(○)劣化に強い
(△)土が乾燥しやすい
(×)重いものが多い
(×)割れることがある
素焼きのプランター(イタリア語で「テラコッタ」)は、排水性・通気性に優れているのがメリットです。表面には小さな穴が空いており、プランター内の土が呼吸しやすい状態を作ってくれます。結果、根腐れを防止するのに役立ちます。
デザイン性が高いものが多いことから、そこにあるだけでおしゃれさや高級感が出るのもポイントです。劣化にも強いため、長く使いたい方におすすめできます。
ただし、プランターそのものが重いうえ、土を入れるとさらに重くなるのが注意点です。誤って倒したり、落としたりすると割れてしまう恐れもあります。プランターの置き場所を頻繁に変えたい方には不向きかもしれません。
(○)耐久性が高い
(○)保水力が高い
(○)軽量で持ち運びがしやすい
(○)おしゃれなデザインが多い
(△)熱伝導が高く外気温の影響を受けやすい
(△)サビや腐食に弱い
(△)通気性・排水性が低い
(×)高価な商品がある
耐久性を重視するなら金属製のプランターがおすすめです。アート作品のような商品もあり、空間を彩るのに一役買ってくれます。持ち運びがしやすいため、配置換えをする際の労力も少なめで済むでしょう。
熱伝導が高い点を「△」としたのは、ケースによってはプラスに働くこともあるからです。たとえば、日があまり当たらない寒冷地では、金属プランターを使うことで土の温度を温められます。また、排水性が低いということは、プランターから水が漏れず室内で管理しやすいことにつながります。
金属プランターを使ううえで注意したいのは、サビや腐食による変色です。雨水にさらされる場所に長期間放置しておくと劣化してしまうので、こまめにメンテナンスするか、置く場所を工夫しましょう。
利便性や効率を重視するなら、機能面に着目しましょう。ここでは、「排水性は高いのか」「支柱穴は取り付けられるのか」「貯水機能はあるのか」の3つを解説します。
植物が呼吸しやすいよう、多くのプランターは排水性を考慮して作られています。排水性が悪い(水がたまる)と、根が呼吸阻害を起こしてしまうかもしれません。したがって、排水用の穴の大きさや数でプランターを選ぶのも一つの基準です。
排水用の穴は底に付いているタイプもあれば、横穴タイプもあります。真下に水を流したくないなら横穴タイプが適していますが、手動で傾けてやらないと排水できないものもあります。初心者でよく分からないという方は、底の側面部分に細長い穴が空いている「スリットプランター」を選ぶとよいでしょう。
キュウリやトマトなど上方向に成長する果菜類は、自重で倒れてしまわないよう支柱を設置しなければいけません。支柱は底に付くまでしっかりと差し込んで安定させる必要がありますが、この作業を難しいと感じる場合は、「支柱穴付き」タイプのプランターを選ぶと便利です。
プランターの縁に取り付け穴が付いているものが一般的で、差し込むだけで簡単に設置できます。
水やりの手間を少なくしたい方は、底皿にある程度の水をためておける「底面給水式」や「貯水機能付」といわれるプランターがおすすめです。底皿の水さえ切らさなければ、水不足で枯れる心配はありません。
貯水できる容量はさまざまで、2~3日でなくなるものもあれば、1週間水やりが不要のものもあります。乾燥しやすい真夏日や、旅行で水やりができないときなどに活躍するでしょう。
すでにプランターをお持ちの方や、プランター選び以外の疑問がある方からのご質問にお答えしました。
A. 小さめよりも大きめのプランターのほうが、植物にとって良い環境を作りやすいといえます。たとえば、植物は株間(植物と植物との距離)が大切で、基本的には長く取るのが理想です。
ただ、大きすぎるのも考えものでしょう。土の量が多いため、水やり後の湿気が問題になり、根腐れを起こすかもしれません。すでにあるものを再利用するのもよいですが、できれば適したサイズを選ぶことをおすすめします。
A. 基本的には日当たりの良い場所に置くのがおすすめです。1日5~6時間は光に当ててあげましょう。ただし、半日陰のほうが育ちやすい植物もたくさんあります。また、夏の暑い日差しにさらされると葉焼けや夏バテを起こす恐れもあるため、時間帯によって置き場所を変えてあげることも大切です。
また、プランターの多くは、水やりの後の水が底から染み出す構造になっています。特別なプランターでない限り床が汚れるため、室内に置く際は注意しましょう。
A. 育てたい植物によりますが、あったほうが園芸が楽になるアイテムはあります。代表的なのは防虫ネットです。春先から夏にかけては特に害虫が増え、放置しておくと植物が枯れてしまうこともあるため、できれば用意するのが理想です。なお、果菜類を育てるなら支柱は必須といえます。
A. ミニトマト、ピーマン、オクラ、葉ネギ、コマツナ……挙げればたくさんあります。基本的に、育てる対象とプランターのサイズとが合っていれば、ほとんどの野菜・植物は育てられます。ただし、サツマイモやゴボウなど、大型のプランターでないと育てにくいものは、難易度が高めといえるでしょう。しかし、向いていないわけではありません。
プランターのおすすめの選び方は、大きく「育てる対象」「素材」「機能」の3つに分けられます。価格やデザインを加えてもよいでしょう。ただ、初心者など失敗したくない方は、人気商品20選の中から自分に合いそうなものを選んでみてはいかがでしょうか。多くの方に選ばれているプランターには、それなりの強みがあります。