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新型コロナウイルスの大流行により、一時は市中から消えた「マスク」。
カインズでも店頭やECの在庫からマスクがなくなり、多くのお客さまにマスクを届けられないという事態に陥りました。
一時期のパニック状態も少し落ち着きを見せ、ようやくマスクの「機能」にも目を向けてもらえる状況になってきた昨今。コロナ禍以前から長年、マスクの開発・改良に向き合ってきた私としては、こんな状況だからこそ、できるだけご自身のライフスタイルに合ったマスクを選んでもらいたい、少しでも快適にマスクを使っていただきたいと考えています。
カインズは10年以上の歳月を費やしてオリジナルのマスク開発に注力してきたので、「ひとたび手にとれば、その違いをわかっていただける!」と自負しています。
マスクの専門家として、カインズが自社で開発しているマスクの豊富なラインナップと、意外と知られていないマスクの機能・効果についてお伝えしていきたいと思います。
皆さんがもっとも気になるのは、やはり『高機能不織布4層構造マスク(旧名称:抗ウイルスマスク)』ではないでしょうか。抗ウイルス加工のマスクは、新型コロナウイルスにも効果があるのか──?
抗ウイルス加工のマスクは、 Cufitec®(キュフィテック)という特殊な加工によって、上図のとおり「固着した特定のウイルスの数を減少させる」という性能を持つ不織布を使用したマスク。固着したウイルスが、10分で0.01%、30分で0.001%まで減少します。
「新型コロナウイルスに対しても減少効果があるか?」と問われるならば、現時点での答えは2つ。
1つは「検証データはまだない」という事実。ウイルスの全容が明らかになっていないこともあり、精緻な検証が終わっておらず、いままさに検証を進めているところです。
そしてもう1つは、ウイルスの特性に鑑みると、新型コロナウイルスは「カインズの抗ウイルス加工マスクが効果を発揮する部類のウイルス」である可能性が高いということ。
抗ウイルス加工マスクが効果を発揮する「エンベロープウイルス(※1)」に分類される新型コロナウイルス。それだけで「効果あり」とまでは言い切れませんが、この分類に着目する限りでは、ウイルスを減少させる効果への期待は失われていないということになります。一日も早く、ウイルスの全容が解明されることを祈るばかりです。
※1:エンベロープとは「脂質からなる二重膜」のことで、それを持つウイルスはアルコール製剤が効きやすい性質だとされる。
抗ウイルス加工マスクは4層構造になっています。2層目にあるCufitec®加工を施した不織布と、3層目にある99%カットフィルターで、口腔内に入るウイルスを大幅に減少させるという仕組みです。
先ほど「新型コロナウイルスに対する“減少効果の”検証データはまだない」とお伝えしましたが、99%カットフィルターについては、現時点でもウイルス飛沫を防ぐ効果が見込めます。