【閲覧注意】イースターエッグにパンチを効かせたら悲劇が起きた

夢カワなイースターエッグが作りたい

……3月某日。

今回こそは、この圧に負けない。どうしても夢カワなイースターエッグが作りたい。

そもそも、なぜ私は「大人のガチ工作」担当になっているのだろうか......。

そもそもイースターってなんぞや？

「そもそもイースターって何？　なんで卵の話してるの？」と思った方もいるかもしれません。

十字架にかけられて亡くなったイエス・キリストが、その3日後に復活したことを祝うという“復活祭”のことを意味しています。毎年決まった日にちが制定されているわけではなく、キリスト教によって西方教会と東方教会では復活祭の日が異なるのです。

2022年の日本におけるイースターは、4月17日（日）。

じゃあ卵はどっから来たん？

そして、イースターに欠かせないのが「イースターエッグ」。

かな～り昔から、卵とウサギは豊壌を意味するシンボルでした。友人に赤にペイントした卵を贈り合うという風習がキリストの赤い血と見立てられ、その血によって世界が救われることや人類の再生を示しています。

（諸説色々あるので、興味のある方は調べてみてね）

海外では、友達や家族で作ったイースターエッグを見せ合ったり、隠されたイースターエッグ探すゲーム「エッグハンティング」が嗜まれていたりと、めちゃくちゃ楽しそう！

そんなシャレオツなホームパーティーを私も開催したい......。編集Sさんの言うことは一旦無視して、パーティー映えするイースターエッグを作ってみました！

イースターエッグの作り方

【材料】

• アクリル絵の具
• 筆
• 卵（形が卵ならなんでも◎）
• ボンド
• 竹串

今回は、生の卵を使わず、発泡スチロールの卵を使用。

発泡スチロールは、ジェッソなどの色止めをしなくても、アクリル絵の具ならそのまま塗れます。

竹串に刺すと塗りやすいので、お子さんと一緒に楽しむなら発泡スチロールの卵がおすすめ。

きちんと保管すれば、翌年もまた使用できます。

赤と白のアクリル絵の具に、水を混ぜてピンク色を作りました。

絵の具の固さにもよりますが、あまり水が多いと垂れたり乾きが遅かったりするので、2～3滴がベスト。色を塗ったら好きな模様を描くだけ。

絵が苦手な人は、ベースを塗ったら、シールやマスキングテープ、ゴムはんこなどで柄をつけても◎。

パステルトーンで統一して、柔らかい雰囲気のイースターエッグができました！

歴史に忠実に生きたい人は、是非真っ赤な絵の具を塗って「キリストの血」を表現してみてください。シュールなのでおすすめはしません。

飾りつけは、陶器のうさぎの置物を添えたり、鳥の巣に見立てたコーディネートを施したりしてみました。

リースにグルーガンで貼りつけて、壁や玄関に飾るとテンションがあがること間違いなしです。

これこれ、これよ～。私の再現したかった「THEイースター」の世界観は。

ディズニーのイースターイベントが近年盛り上がっているけど、おうち開催のイースター祭でも「うさピヨ※」や「うさたま※」が遊びに来てくれそうな雰囲気が十分にでるよ？

※ディズニーイースターイベントのオリジナルキャラクター。

愛らしい卵型のフォルムと、テンションのあがるパステルカラーのおかげで、少女時代のトキメキを取り戻せた気がします。胸のワクワクが止まりません。

さあ、念願のホームパーティーを開こうと思います。

イースターエッグを飾ってホームパーティーをしたい

満足な出来上がりに、誰かに見せたいという自己顕示欲が止まらなくなりました。

そんな邪な気持ちを隠しつつ、イースターの伝統パン「コロンバ」を買って、友だちを招いて一緒におやつタイムを楽しむことに。

そして迎えたホームパーティー当日――。