キャンプ初心者必見!アウトドアチェアの選び方と組み立て方
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目次/ INDEX
丸ノコはノコギリの種類のひとつで、円盤状の超硬チップの付いたチップソー(刃)を回転させて材料を切断する電子工具です。丸ノコを使うメリットとしては作業のスピードアップが挙げられ、普通のノコギリやジグソーと比べても格段に早く切断することができます。他にも直線をきれいに切断する能力に優れており、家具づくりなどに向いています。
一言で丸ノコと言っても種類も豊富で、用途に合わせて選ぶことができます。木工用の丸ノコをはじめ、石膏ボードや鉄製品の切断に向いているもの、角度や傾斜を付けたカットができるものなど多岐に渡るので、事前に自分がどんな用途で使いたいのか確認してから、購入やレンタルをしましょう。
それでは丸ノコの基本性能について解説していきます。
まず、トリガーについてです。
このトリガーを引くことで、チップソー(刃)が回転し切断することができます。危ないので、使用する時以外は触らないようにしましょう。
次にチップソー(刃)についてです。円盤にギザギザした刃がついているのが特徴で、安全用のガードで覆われているため、作業時以外は刃が露出しない仕組みになっています。
丸ノコに取り付けるチップソー(刃)にも種類があります。丸ノコ自体の大きさや素材に合わせて取り付ける必要があります。チップソーには超硬チップ(木工用)のほか、サーメットチップ(金属用)や超微粒子超硬チップ(石こうボード用)などがあり、塩化ビニール専用のチップソー(刃)などもあります。用途に合わせて選ぶようにしましょう。
本体の下部にはベースというものが付いており、この部分を切断する材料に押し当ててゆっくり前進させるように切断していきます。このベースも昔は鉄板のものが主流でしたが、現在は軽くて滑りにくいアルミベースやフッ素ベースなどの種類もあります。
丸ノコには角度調節ネジというものも付いており、チップソー(刃)に対するベースの角度を調節でき、斜めに切ることも可能です。種類にもよりますが、左右に傾け両側45°の角度を付けることも可能です。
Q.丸ノコを使用する上での注意点を教えてください。
A.丸ノコで気をつけることの一つとして、「キックバック」があります。これは、丸ノコの使用中にチップソー(刃)が材料に引っかかり、その反動で丸ノコが進む方向と逆側に吹っ飛ぶことです。これにより、丸ノコが体に当たってしまう可能性もあり、大変危険です。
防ぐためには、切断中に進行方向を曲げない、材料を切る時は材料が反らないように切り込み線の真下に切り台を置く、などの工夫をしましょう。
Q.電気丸ノコと電子丸ノコの違いは何ですか?
A.丸ノコには電気丸ノコと電子丸ノコがあり混同しやすいですが、大きな違いとしては電子丸ノコは丸ノコの回転速度を自動調整してくれる電子システムが搭載されており、電気丸ノコにはありません。電子システムが付いていると、電子制御によりモーターの回転数が強制的に制御され、回転数が増えた場合のモーター焼けや、使用中の回転数の減少がないように電子システムでコントロールしています。
ただし、電子丸ノコは起動直後はゆっくり動くため、ある程度動いてから使用するようにしましょう。
Q.丸ノコを使用した後のお手入れ・点検方法は何ですか?
A.丸ノコを使用した後のお手入れや点検は、必ず電源を停止しコンセントを抜いた状態で行いましょう。
点検方法ですが、チップソー(刃)の切れ味が悪いまま使用していると本体の故障の原因になったり、ケガにつながる可能性もあるのでチップソーを確認しましょう。また、本体に歪みがないか、保護カバーが円滑に動作するかも確認しましょう。
お手入れ方法としては、石けん水に浸した布をよく絞って拭くようにしましょう。その際に、シンナーやベンジンなどは変形する可能性もあるので使用しないでください。
丸ノコは直線を切るのに役立つ工具ですが、キックバックなど危険な事故につながる可能性もあります。お手入れや点検を欠かさず行い、いつも安全に使用できるように心がけましょう。