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トリマーとは、木材を切削する電動工具のこと。ただ切ったり削ったりするのではなく、装飾(トリミング)加工することで、プロが仕上げたような工芸品が作れます。
木工品の加工といえば手作業で大変なイメージがありますが、トリマーを使えば女性でも負担がなく、クオリティの高い作品を加工できるように。DIYブームの今、トリマーを使って木材加工を楽しむ人たちが増えています。
「ビット」と呼ばれる、刃を備えた先端工具を入れ替えることで、木材にさまざまな装飾を施します。木材に溝を掘る「溝掘り」、角を丸面などの形状に削る「面取り」、模様などを掘り込む「飾り彫り」などを駆使すれば、ネジいらずのオリジナルの棚を作ったり、掘り込みが美しい家具を作ったりすることも可能です。
本体上部にあるスイッチを押すとビットが回転。木材を削る工具なので、扱いには十分注意しましょう。
「ベース」と呼ばれる透明なプレートを、材料に密着させるように当てて掘削。ベースの高さを変えることで、掘り込む深さを調整できます。
木材の掘削加工では、面取り、溝掘り、飾り彫り、ホゾ組(突起状の穴を作りはめ込む接合方法)などの作業ができます。これらをうまく使い分けながら、お好みの工芸品を作っていきます。
ビットは本体下部に装着し、回転しながら、ベースから出ている部分で木材を削り取ります。ビットを交換するときは、まず電源プラグを抜いてから、ベースを外して本体を取り出し、それぞれのナットにレンチをかけて緩めます。
トリマーのビットは、穴や溝を掘るのに使用する穴掘り用ビットと、面取り(角面や丸面などの形状に削ること)をする面取り用ビットの2種類に大きく分けられます。
ビットを交換することで、さまざまな形状の飾り面取りや溝切りを行うことができます。同じタイプでも、形状が微妙に異なるものも多く、こだわりの工芸品を作るうえで欠かせないアイテムです。
Q. トリマーを扱ううえで、どんな準備が必要ですか?
A. 正しく使う知識はもちろんですが、木片やビットが飛散して怪我をしないように、トリマーを使用する時は必ず安全ゴーグルを着用してください。マスクと手袋もあったほうがいいでしょう。
Q. 作業中、どんな事故が起こりえますか?
A. 一番多いのが「キックバック」で、ビットが木材に食い込んで動かなくなり、その反動で勢いよく作業者に跳ね返ってくること。刃を出しすぎず、材料をしっかり固定してキックバックを防止しましょう。
Q. 初心者はどんなトリマーを選べばいいですか?
A. 自分にとって使いやすいものを使うのが一番ですが、目的が決まっているのであれば「シンプルな機能のトリマー」、いろいろ試してみたい人は「多機能が搭載されたトリマー」を購入すると、表現の幅も広がって楽しめると思います。
トリマーの魅力はプロのような仕上がりの制作物を作れることですが、誰でも簡単に扱えるわけではありません。まずは基礎知識と基本性能を知り、憧れのDIYライフを怪我なく送ってくださいね。