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ジグソーは電動のこぎりの一種で、木材やアルミ、金属などさまざまな材料の切断ができます。そのためDIY初心者に適した工具と言えます。電源もコンセントに挿すタイプの他に充電式もあり、屋外での使用も可能です。
ジグソーとは、日本語では「糸のこ」のことです。ちなみにジグソーパズルのジグソーはこの「糸のこ」のことで、木製のパズルを糸のこで切って作ったことから、この名前が付けられたそうです。
ジグソーは、ミシンのようにブレード(刃)を上下させ切断していき、ノコギリより早く材料のカットができ、直線や曲線のほか板の真ん中をくり抜くことも可能です。ブレード(刃)を交換することで、木工や金属、プラスチックや八方スチロールなどの切断ができます。しかし、あまり厚い素材の材料のカットには向いておらず、曲線のようなこまかな作業が要求される作業に向いています。
また、機種により断面の角度を調整でき、切り口を斜めに切断することもできます。角度は機種にもよりますが、45°〜90°くらいまで調整することが可能です。
それではジグソーの基本性能について解説していきます。
トリガーはスイッチのことで、トリガーを引くことでブレード(刃)が上下に動きます。
機種によっては、トリガーを押す強さでスピードが調整できるものもあり、こまやかな操作が必要とされる曲線などでスピードを落として使用することも可能です。
次にブレードですが、これは刃のことでジグソー専用のブレードを装着して使用します。
ブレードは用途に合わせて種類が異なり、木工用や金属用などのほか、ベニア板やステンレス専用、直線を切るための厚刃や曲線用の薄刃などがあります。
また、ブレードを差し込む部分(根本)の形状にも種類があります。ストレート型やT型(ワンタッチ型、ボッシュタイプ)や、ネジを貫通させて止めるタイプなど種類があります。間違ってしまうと取り付けられない可能性もあるので、事前に確認しましょう。
他にも、ベースという部位があり、切断する材料の上にこのベースの部分を乗せて切断していきます。切断するときは、前に進めることよりもベースを押し付けることに注意して切断しましょう。機種により、ベースに角度調整機能が付いているものもあり、その機能を使用することで角度を付けた切断が可能です。あまり無理な角度で切断しようとすると、ブレード(刃)が折れる可能性もあるので、注意しましょう。
Q.ジグソーを使って材料を切断するときのコツは?
A.カットする部分には鉛筆などで線を引くと切断しやすくなります。材料に当ててからブレード(刃)を動かそうとするとブレード(刃)が弾かれて上手く線が弾けないので、最初に動かしてから材料に当てるようにしましょう。材料が動かないように、本体を押し付けながら切断するといいでしょう。
Q.ジグソーのお手入れ方法は?
A. お手入れをする前に必ずコンセントから抜き、ブレード(刃)を本体から抜いて掃除をしましょう。まず本体ですが、乾いた柔らかい布で本体の汚れを拭きましょう。その際、ベンジンなどは変色の原因になるので使用しないでください。また、通風口に切った粉やほこりが溜まると故障の原因になるので、その部分の掃除も欠かさないようにしましょう。
ブレード(刃)も切った粉を拭き取るようにしてください。その際、作業直後のブレード(刃)は熱を持っているため、時間を置いてから触るようにしましょう。
Q.ジグソーを使用する際の注意点は?
A.適切な服装で使用するようにしましょう。目を保護するために保護メガネ、騒音のする場所では耳栓などの防音保護具を着用するようにしましょう。また、加工するものが動くと大変危ないため、クランプや万力などを使用して必ず固定するように心がけましょう。
ジグソーはあらゆるものを切断でき、DIY初心者にも使用しやすい電動工具ですが、注意しないと思ってもみない事故が起こる可能性もあります。しっかりと使用手順や注意事項を守り、安全に使用しましょう。