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情熱大陸出演! ミニチュアアーティストMozuが生み出す、小さくて大きな世界

クリエイター

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Mozu

Mozu

ミニチュア、トリックアート、コマ撮りアニメの3分野で活躍するマルチアーティスト。株式会社MOZU STUDIOS代表取締役。16歳の頃作った「リアルすぎるミニチュア部屋」が話題となり、Twitter開設1日でフォロワーが1万人を超える。その後もコンセントの横にミニチュアがある「こびとシリーズ」や本物にしか見えない三角定規のイラストで話題を集め、現在はSNS総フォロワー数が130万人を超えている。

“楽しく”作ることが何より大事。できあがったら発信しよう

──ミニチュア制作を満喫するうえで大切なこと、ありますか?

大切にしたいことはたった一つ。自分が楽しみたいという気持ちだけ。いつものマジメさは封印して、イヤな作業からはとことん逃げて、楽しいことばかりしてください! 実は僕も、「こびとの秘密基地」の制作中に水道を作るかどうかで迷いました。でも、僕の中から「作るの、いやだなぁ……」という本音が聞こえてきて(笑)。「飲料水は冷蔵庫で冷えてます」ってことにして、結局作りませんでした。

「今度はどんなふうにして自分を楽しませようかな?」という気持ちで突き進むのがコツです。僕自身、めちゃくちゃ楽しんで作っていて、1日6時間を8年くらいやっているけど、全くしんどくないし、苦しくないし、つらいと思ったことがないんです。

ふしぎなことですが、作り手が楽しんでいるかどうかを、みなさんとても敏感に感じとっていて、僕が楽みながら作ったものほど見る方も一緒に楽しんでくれている気がします。だから、作るときはぜひ、めいっぱい楽しい方向へ進んでください!

──「ラクに、楽しく」が一番なんですね。

はい。ライトに楽しみたいなら、3Dのスキャナーやプリンター、レーザーカッターもいいツールだと思います。ちょっとお金はかかっちゃうけれど、苦労をすればいいというものではないし、ラクをしながら楽しく理想に近づいていける方がずっといいですよね。

制作風景

いつもこのスペースで制作に没頭しているのだそう

見た人からの反応も、楽しく作るための原動力になりますよ。僕の場合は、親がめちゃくちゃ褒めてくれる人だったので、昔から完成後にリビングで見せていました。一人暮らしの今も、できあがったら親に写真を送って、「おー! すごいじゃん!」って言ってもらうのが楽しみの一つです。

SNSに投稿するのもいいですよね。仲間ができたり、情報交換ができたり。僕も、たまに、小学生から「これ、どうやって作るんですか?」ってコメントをもらって、アドバイスすることもあって。僕がアラーキーさんに憧れてミニチュア制作を始めたみたいに、誰かのきっかけになれていると思うとすごくうれしいです。

──発信することでファンができる可能性もありますよね。

そうですね。僕の作品はどうやらハリウッドスターたちも“いいね”してくれているらしく、有名な映画監督から仕事のお誘いがきたことも。6畳一間にいながら世界中とつながれるなんて、すごい時代です。SNSはどんどん使うべきだと思いますよ!

──それでは、最後のご質問です。これから手がけてみたいものはありますか?

次の作品では物を動かしてみたいです。これまでに作った、光が灯る「こびとの階段」や光が点滅する「こびと秘密基地」を動画で見た時、「やっぱり動きが出ると見応えがあるな」と思いました。

自動ドアが開く、太陽光で動くオブジェが揺れる、とか。エレベーターの扉が閉まって、上っていって、表示灯も上の階へと移動していく……。わ〜! なんだか猛烈に作りたくなってきちゃいました!

──ついにミニチュアが動いちゃう!? また新しい世界への扉が開きそうですね。Mozuさん、ありがとうございました。今後も応援しています!

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