日傘のスキをなくしたら妖怪っぽくなった話
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目次/ INDEX
1958年、ノースカロライナ州の税理士であった男は、ある自動車整備工場を訪ねた。彼は整備工場の社長に用事があったのだ。
「すいませーん!!」
「あれ、誰もいないのかな…?」
しかし、工場には誰も見当たらなかった。営業時間も確認したうえで来訪したのだが……どういうことだろうか?
「おーい!!」
再度、声を張り上げる。
すると探していた人物は意外なところから現れた。
「まったく……やかましいな。そんな大騒ぎしなくてもここにいるよ」
……人間が車の下から、飛び出してくる。
この出来事をきっかけに男は「とある競技」を思いついた。そして彼のちょっとした思いつきは、2023年現在に至るまで世界中を熱くたぎらせ続けている。
もちろん、ここ日本でもそれは例外でもない。
そう、その競技の名は……
「車の下から飛び出し選手権」大会 公式ルール
(この時、床に手を押し当て飛び出す。足を使用したもの、車体に触ったものは即失格となる)
以上。
—— ここに狭き門をくぐりぬけた4人の猛者が集結した。
それでは出場選手を紹介していこう。