【今すぐマネしたい収納事例】プロから学ぶつっぱり棒の使い方10選
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キャンプにはさまざまな魅力があります。
工夫を凝らして好みのキャンプサイトを設営し、のんびり過ごすこと。自然の中で作って食べる豪快なキャンプ飯。自力で着火し火を育てる焚き火。
そこに一挺のナイフがあれば、薪を割ったり、料理を捌いたりと、さらに楽しく便利なキャンプライフが待っていますよ!
街の暮らしでは決してできない焚き火、目の前でぱちぱちと音を立てて燃えさかる炎を眺めているだけでも、不思議と心が落ち着きます。
しかし、安全かつ上手に焚き火をするためには、炎のコントロールが必須。ホームセンターやキャンプ場の売店で購入した薪の束は、そのまま火に投入する前に、ひと手間かける必要があります。より燃えやすく、長く安定した燃焼を楽しめるよう、薪の長さや太さを適切に整えてあげましょう。
太めの薪を割るのに使うのは、斧と鉈。頭上に振りかぶって打ち下ろす斧は、初心者女子には難易度が高め。でも、鉈ならさして筋力も要らず、コツをつかめばパカッと簡単に薪割りができるようになりますよ。
斧に比べ、鉈は小型軽量なので、女子の手にフィットします。取り回しもラク。
初心者女子向けのオススメは、「両刃」の鉈。通常の鉈は片刃が多いのですが、最初に手にするなら両刃の鉈が扱いやすいでしょう。
その理由は…?
一般的な片刃の鉈と、両刃の鉈を並べてみましょう。左の片刃の鉈は、鋭い切り口でスパッと切断できますが、慣れないと薪に打ち込んだときに斜めになってしまいがち。使用には、ある程度の熟練が必要です。
右の両刃の鉈は、左右均等に刃が付いているため、作業に慣れていなくても、薪を真っ直ぐに割りやすい設計なんです。
刃を薪に当てがい、鉈の背を別の木材で叩いて太い薪を割る「バトニング」も可能。鉈の刃を木目の方向に合わせて当て、少しずつ叩きながら割っていきましょう。この方法だと木端の飛び散りも少なく、女子の力でも安全に薪を割ることができます。
コンパクトな鉈は、女子ソロキャンプの携行品としてオススメです。怪我予防のため、打ち下ろす薪を持つ方の手には、革のグローブか、厚手の軍手を装着するようにしてください。
カインズで手に入る両刃の鉈はこちらの「鋼典 竹割鉈」。長さ31.5cm、刃幅3.3cmとスリムで扱いやすく、もともと竹細工などの工芸用なので、細かい薪割り作業向きです。