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焚き火をする際に薪は必須ですが、お店で買える薪は太くて燃えにくいため、細く割る作業が必要です。今回は薪の種類と、薪割り方法についてご紹介します!
今回は3種類の薪を用意しました。いずれも一般的な薪です。
右から順番にご紹介します。
ホームセンターなどで、箱入りで売られている薪です。角がきれいにカットされて、あらかじめ細くされているのでよく燃えます。よく燃える分、燃え尽きて灰になるまでの時間は短いです。
火力の調整がしやすく、調理をする際に使いやすいです。
スギやヒノキといった針葉樹を薪にしたもの。木目がまっすぐで軽いです。よく燃えますが燃え尽きるのも早いので、長時間の焚き火にはある程度の量が必要になります。
キャンプ場でよく売っています。
ナラやカシ、サクラなどの広葉樹。針葉樹にくらべて木目が曲がっており、硬くて重いです。硬いので割りにくく、燃えにくいですが火持ちは長いです。
こちらもキャンプ場で購入できます。
キャンプ場などで地面に落ちている枝ですが、これも乾いていれば燃やせます。ただし場所によっては薪拾いを禁止しているところもありますので、拾った薪を使いたい場合は許可を得てください。地面に落ちていない生きている木は、使ってはいけません。
薪割りと言えば、多くの人が想像する斧。写真のものは全長38cmの手斧です。キャンプにも持ち出しやすく、薪もそれなりに割れるポピュラーな道具です。硬い広葉樹の場合、割るのに苦戦することも。
普通のナイフではなく、刃の厚みがあるナイフです。ナイフで広葉樹を割るのは大変ですが、斧より携帯性が良いので電車で移動するソロキャンパーは、これ1本で済ませている人もいます。
斧のような分厚い刃が上向きについた薪割り道具です。キャンプ用の道具としては大きくて重いですが、とても楽に薪が割れます。薪ストーブなどで大量に薪を使う場合、こういった器具が重宝します。
薪を割るにあたって、怪我の防止と滑り止めのために手袋の着用をすすめます。写真のものは作業用のグローブで、滑りにくく手にもフィットします。
綿軍手などの滑りやすい手袋をするぐらいなら素手の方が滑りにくいです。しかし、斧を振っているうちに手にマメができるし、道具の操作を誤った際には指が飛びます。ちゃんと手袋はしましょう。
まずはNG例を紹介します。この写真のように斧を振りかぶって振り下ろす薪割りは、とても危険です。まず斧を大きく振ることで、手からすっぽ抜けて飛んでいく危険性。さらに薪そのものや破片が吹っ飛ぶ危険性。おまけに片足が前に出ているので、薪に当たらなかった場合に足に斧が当たり怪我をします。
斧を振りかぶるにはもっと長い斧で、片足を前に出さず両足を開いて、腰を低く落とすようにして振ります。今回使う手斧では危ないので、やめておきましょう。
手斧での安全な薪割りは、まず薪に斧の刃を当てた状態で、薪を持ち上げて薪割り台にコンコンと軽く打ち付けます。薪割り台がなければ、他の薪を地面に置いて使いましょう。刃が地面の小石などに当たって、欠けないようにするためです。
刃が薪に食い込みました。この状態で薪に添えていた手を離し、薪割り台に打ち付けます。
深く食い込んできました。一撃で割らなくてよいので、細かく何度か打ち付けてください。下まで割れれば成功です。
割りやすい針葉樹は、ほぼ斧の重みだけで割れます。広葉樹の薪で木目に節がある場合、手斧ですとまず割れません。諦めて刃を入れる位置を変えるか、太いまま燃やしてしまいましょう。
刃厚が薄いナイフは壊れてしまうので、厚みのあるナイフしか使えません。まずナイフを利き手とは逆の手に持って、薪の木目と同じ向きにナイフを当てます。ナイフを押し当てる力で薪を立てますので、刃の進行方向に手足は無い状態になります。
ナイフを地面と平行に保持しながら、他の薪でナイフの刃の背をコンコン叩きます。
薪にナイフの刃がどんどん食い込んでいきますので、刃先の方を叩いて薪割り台付近まで進めていくと割れます。割りやすい針葉樹ならパカパカ割れますが、硬い広葉樹は割りにくいです。太い薪は1回でまっぷたつにしようとせず、角の方から少しずつ割っていくようにすると割りやすいです。
最後にキンドリングクラッカーでの薪割り。上向きの刃に薪を当てまして、薪をハンマーで叩いて食い込ませます。
あとは何度かハンマーで叩くだけで割れます。刃を振り回すことなく、簡単かつ安全に薪を割れる道具ですが、折り畳めない鉄製のため携帯性には欠けます。頻繁に薪を使う方にはとても良い道具です。
斧はつい大きく振り回したくなる衝動に駆られますが、危ないので小さく振りましょう。刃の動く先には身体がないように動かすことで、安全に薪を割れます。パカッと音をたててきれいに割れると気持ちよいので、何度か挑戦してみてください!