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培養土とは何? 使い方や種類、おすすめ商品を解説!

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となりのカインズさん 編集部

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そもそも植物にとって良い土とは?

そもそも植物にとって良い土とは?

培養土とはどんなものなのかを解説する前に、植物と土の関係についてを理解しましょう。

植物を元気に育てるために、まず植物にとって土とはどんな役割をしていて、良い土とはどんなものなのかを解説します。

土の役割

土の中に植物が根をはることで、雨風にも耐えて倒れないように支えることができています。さらに植物が生育していくために必要なN(窒素)・P(リン酸)・K(カリ)などの各種栄養と水分を根から吸収しています。

土には養分や水分を蓄えておく作用があるため、植物は毎日必要な分の栄養や水分を吸収することができます。

他にも、衝撃や温度変化にも敏感な植物の根を守る役割が土にはあります。このようにさまざまな要因から植物に土は欠かせない存在なのです。

植物にとって良い土とは?

植物にとって土が大切なことはわかりましたが、どんな土でも良いというわけではありません。植物の根が正常に生育することができる環境が整っていることが大切です。

良い土の条件を理解し、植物が喜ぶ土作りをしてみましょう。

良い土の条件

  1. 保水性・保肥性があり、必要な水分・養分を供給できる
  2. 排水性・通気性があり、根に酸素を供給できる
  3. 酸性やアルカリ性に偏っていない(植物の種類による)
  4. 腐葉土や堆肥などの有機物が含まれている(保水・保肥・緩衝・微生物を育てる)
  5. 異物や病原菌、害虫など生育に悪影響を与えるものを含まない清潔な土

初心者向け! ガーデニング用土の基本

初心者向け! ガーデニング用土の基本

ガーデニング用の土には基本用土と補助用土、その二つを混ぜ合わせた培養土の三種類があります。ここではそれぞれの用語について初心者向けにわかりやすく解説していきます。

基本用土

赤玉土

ガーデニングでは数種類の土を混ぜ合わせて使うことがあります。その中でも土の主役となり、土壌の50パーセント以上を占める土のことを基本用土といいます。後述する補助用土と基本用土、肥料などを混ぜ合わせることで培養土になります。基本用土は通気性、保水性、保肥性などに優れており、肥料分を含まないのが特徴です。肥料分とは土壌の中に含まれている栄養分のことです。代表的な基本用土には赤玉土、黒土、鹿沼土などがあります。

赤玉土

関東ローム層の中層にある赤土を乾燥させたものが赤玉土で、基本用土として多く使われています。通気性や排水性、保水性、保肥性に優れたバランスの良い弱酸性の土です。用途に応じて粒の大きさや硬さの使い分けができるのも特徴といえます。

黒土

赤玉土同様に関東ローム層の土で、黒くふかふかした感触が特徴の土です。有機物を多く含んでいて、保水性・保肥性が高いため根菜などの栽培に適しています。

鹿沼土

栃木県鹿沼地方で採取される黄色っぽい火山性の土で、通気性や保水性に優れています。赤玉土に特徴が似ていますが、酸性が強いため、ツツジやサツキなどの酸性を好む植物の栽培に使用されます。

日向土

宮崎県南部で採取される軽石のような弱酸性の土で、通気性や水はけがよく改良用土としても使用されています。粒が硬く、長期間使っても粒が崩れないため繰り返し使えるのも特徴です。

軽石

火山噴出物が急冷して固まったもので、表面に無数の穴が空いているのが特徴です。水はけが大変よく、水よりも軽いため鉢底石やランの栽培などに使われています。

水苔

湿地に自生する苔を乾燥させた粘り気のある黒い土です。通気性と保水性に優れていて、盆栽やラン、多肉植物などに使われます。

補助用土

腐葉土

補助用土は基本用土に混ぜ合わせて使用する土です。通気性や保水性、肥料分などに優れており、基本用土に混ぜ合わせることで特定の植物にあった土を作ることができます。基本用土を改良するための土であることから補助用土のことを改良用土とも呼びます。代表的な補助用土にはピートモス、バーミキュライト、腐葉土などがあります。

ピートモス

苔や柳、アシなどが堆積し泥炭化してできた酸性が強い土です。保水性に優れ、無菌のため室内園芸などに使われます。

バーミキュライト

ヒル石を高温処理して作った無菌の人工土です。非常に軽くて、保水性・通気性に優れており、土壌改造や種まき用土などとして使われています。

パーライト

ガラス質の真珠岩や黒曜石などを高温で焼いて発泡させた人工の砂礫(されき)です。非常に軽く、多孔質で通気性・水はけに優れているのが特徴。用土の通気性改善などに使われます。

腐葉土

腐葉土はクヌギやケヤキといった広葉樹の葉や枝などが長い年月をかけて土状になったものです。補助用土の一種のため、そのまま使用することはできず、堆肥として基本用土と混ぜ合わせて使用します。腐葉土は通気性、保肥性、保水性に優れており、有機質も含んでいることから様々な場面で活躍します。

堆肥

家畜の糞や落ち葉、稲わら、もみなど、動物由来・植物由来の有機物を微生物の力で分解・発酵させたものを堆肥といいます。腐葉土よりも肥料分が豊富なので、土に混ぜ込んでふかふかな理想的な土作りに使用されます。

培養土

培養土

基本用土と補助用土を混ぜ合わせた土のことを培養土といいます。培養土は特定の植物に合わせて成分が配合されており、肥料や水はけ、通気性などが調整された状態になっています。市販されている培養土には野菜用や観葉植物用など、植物のジャンルごとの区分のほかに種まき用や挿し木用など、植物の特定の生育段階に合わせたものがあります。

培養土と腐葉土の違いとは?

よく培養土と腐葉土は混同されてしまいがちです。これまで説明した通り、培養土と腐葉土はそれぞれ使い方が異なりますので、間違えないように注意しましょう。

培養土は用途に合わせて作られた土なので、そのまま植物を植えて育てることができます。一方で、腐葉土は土の改良用に使うための補助用土ですので、腐葉土だけでは植物は育ちません。

培養土の自作・再利用について

培養土の自作・再利用について

培養土は自作できる

培養土は自作することもできます。自作することのメリットは個別の植物に合わせた培養土を作ることができることです。市販されている培養土の多くは幅広い用途に使えるよう、野菜や観葉植物といったジャンルごとの調整がされており、個別の植物のみに特化しているわけではありません。そこで、個別の植物に合わせた培養土を自作できれば、自分の目的に合ったベストな培養土を作ることができます。

培養土の自作には注意が必要

培養土の自作は初心者にはハードルが高めです。まず、培養土を自作するためには酸度調整をする必要があります。酸度調整とは培養土に石灰などを加えて酸性やアルカリ性といった性質に土壌を調整する作業です。酸度調整に失敗してしまうと、水や肥料をきちんとあげていても植物がうまく育たなくなってしまいます。好む酸度は植物によって異なるため、培養土を自作する際はしっかりと調べるようにしましょう。例えば、植物は中性から弱酸性を好むものが多いのに対し、果樹や野菜はアルカリ性を好む傾向があります。

また、市販されている培養土は病害虫が寄り付かないように殺菌された土を使用しています。自作する場合は土をしっかり殺菌するか、市販の土を購入する必要があることに注意しましょう。

培養土は再利用できる?

植物の栽培が終わった後、使用済みの培養土はどうしていますか?ほかの植物を栽培するために使うという方も多いと思いますが、古い土には前に植えた植物の根などのゴミが混ざっていたり、害虫や病原菌などが潜んでいたりする可能性があります。他にも土の団粒構造が崩れたり、養分が失われたり、連作障害が出る恐れがあるなど問題点が多いのです。

古い土を再利用するためには、一度土をふるいにかけてゴミや害虫を取り除き、肥料やミネラル、腐葉土を補充してふかふかで栄養のある良い土にしてあげましょう。

培養土の上手な使用方法と注意点

培養土の上手な使用方法と注意点

市販の培養土は開封してすぐに使用できます。使用する際はプランターなどに培養土を入れて水を加え、全体を湿らせてから種子や苗を移しましょう。ただし、商品によっては培養土に肥料が含まれていないものもあります。そのような場合は培養土を入れる際に一緒に肥料を混ぜるようにしましょう。肥料配合の有無は商品のパッケージなどに記載されています。

一方、自作の培養土の場合は土中に微生物がいないため、事前に繁殖させておく必要があります。使用する一か月程度前に水で湿らせて混ぜ合わせ、通気性のよい場所に置いて微生物の繁殖しやすい環境を作りましょう。

培養土の主な種類

培養土の主な種類

培養土は用途に応じていくつかの種類に分類されています。ここでは代表的なものをご紹介します。

汎用タイプ

名前の通り、様々な植物に使用できるタイプです。植物の品種ごとに培養土をかえる必要がないため、「とりあえず使いやすいものが欲しい」といった初心者の方におすすめです。ただし、同じ汎用タイプでも商品やメーカーによっては肥料配合の割合や酸度が異なります。

種まき・挿し木用培養土

種まき・挿し木用培養は保水性に優れたピートモスなどが混合された培養土で粒が細かいのが特徴です。

有機培養土

有機培養土は赤玉土や鹿沼土に油かすやカキの殻など有機質の肥料を混ぜ込んだ培養土です。野菜に使えば、甘みが強くなるため、野菜栽培に適した培養土です。

粒状培養土

粒状培養土は土を粒状に成形した培養土です。水はけと保水性のバランスがよく、通気性にも優れているため、植物の根がしっかりと根付きます。

カインズでおすすめの培養土5選!

カインズでおすすめの培養土5選!

最後にカインズでおすすめの培養土を5選ご紹介します。

【店舗取り置き限定】ダークピート100% 種まき・鉢上げの土 40L

腐植酸を豊富に含んだダークピートを100パーセント使用した培養土です。腐植酸が植物の土壌ストレスを軽減し、葉菜類・果菜類・草花類の種子が健全に生育するのを手助けします。追肥をしてやれば、発芽した苗を移し替える鉢上げ用の土としても使用できます。

キイ種まき培土 40L CH

タキイ種まき培土は平均肥効日数が30から40日と長く、保水性、通気性、排水性に優れた培養土です。種まき全般に適しており、ピーマンやナスなどの低温期育苗にもおすすめです。

【店舗取り置き限定】花と野菜の培養土 40L グリーンマップ入り

水に溶けにくく、植物の根酸で溶ける緩効性肥料です。植物の成長に合わせて少しずつ肥料が溶けていくので肥料の流出が少なく、根痛みや徒長を起こしにくいのが特徴です。原料には天然山土を高温乾燥殺菌して使用しており、グリーンマップを配合しているので追肥なしで使用できます。

【店舗取り置き限定】ガーデニング培養土 40L

通気性、排水性、保水性、保肥性の四点に優れており、バンジーなどの草花類全般はもちろん、トマトなどの各種野菜や果樹、庭木などにも使用できます。元肥入りなのでそのまますぐに使用できます。

【店舗取り置き限定】炭入り花と野菜の培養土 40L A

炭入り花と野菜の培養土は植物の吸収根を増やし、根張りをよくします。ナスやカボチャ、スイカなどに適しており、高密度の塩基をふんわりと包み込むことで値付け後の活着をよくします。

 

培養土は植物の生育を手助けする心強い味方

培養土は植物の生育を手助けする心強い味方

培養土とは基本用土と補助用土を混ぜ合わせた土のことです。培養土の多くは野菜や観葉植物といったジャンルごとに成分が配合されており、植物の生育を促進する効果が期待できます。培養土は自作することも可能ですが、その難易度は高めです。慣れないうちは市販のものを活用するのがよいでしょう。

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