キッチン専用の「ワザアリテープ」って何よ? 魔法のテープを使った冷蔵庫の整理整頓が楽ちんすぎた
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車を使わず、人力移動でキャンプ地に赴く徒歩ソロキャンプ。自分の足だけを頼りに到達する満足感はとても大きいもの。そして、楽チンなのに、同じような達成感が得られるのが、公共交通機関を使った徒歩ソロキャンプです。車の運転ができない筆者のスタイルはこれ。さらに、道中の密かな楽しみは…缶ビールや缶チューハイを、軽く「プシュ!」とできること!
さして体力がある方ではない筆者。それでも、キャンプ場の選び方を工夫すれば、荷物を担ぎ、徒歩でソロキャンプに行けるんです。まずは駅やバス停から近く、徒歩15〜20分程度で行けるキャンプ場を探しましょう。
荷物は50Lクラスのバックパックと、キャリーケースに分けて運んでいます。キャリーケースの容量は、40L〜60L程度がオススメ。今はほとんどの駅にエレベーターやエスカレーターがありますから、乗り換えもさほど苦ではありません。
着替えや化粧ポーチ、すぐ手に取りたい雨具や救急用品、ガスバーナーやLEDランタンのように壊れやすいものはバックパックに収納。テントやチェア、焚き火台など、比較的重い物は、コロコロ転がして運べるキャリーケースに詰めます。
電車とバスを乗り継ぎ、今回訪れたキャンプ場は、なんとバス停から徒歩約5分のところ!
広々とした草地の広がるこのキャンプサイトは、基本的に車の乗り入れや横付けができないタイプ。なので、車の往来を気にすることなく、静かに落ち着いて過ごせるんです。
荷物の中からチェアとテーブルを出し、途中のコンビニで買ったサンドイッチとお茶で、手早くランチタイム。このあと一晩を過ごす寝室とリビング(テントとタープ)設営に取り掛かります。
設営の前に、まず方角を確かめましょう。暑い時期は南西側を覆うようにタープを張れば日差しを遮断し、肌寒い季節はテントの出入り口を南側に向ければ暖かく過ごせます。また、風が強いときはテントの入り口を風下に向ければ、テントが飛ばされるのを防げます。お天気アプリなどで天候や風の変化を予測しておきましょう。
場所と向きが決まったら、テントを広げます。風でめくれるようなら、ペグで軽く仮止めしながら立てましょう。
フライシートをかけ、四隅にペグを打ち、次に出入り口のペグを打って固定します。
テント全体を強風から守ってくれるガイロープも忘れずに。つい省いてしまいがちですが、寝ている間に天候が急変し、強風が吹き荒れることも。たとえ日中穏やかであっても、安全のためテント外枠のガイロープは必ず設置するように習慣づけましょう。
テントはピンと張ることで、耐水・耐風性能を発揮するように設計されています。シワなく平均にテンションがかかるように張ってください。
徒歩ソロキャンプで一番大切なのは、キャンプギアの軽量コンパクト化です。筆者のテントは、重量1.51kgの山岳用軽量ドームテント。大きさは、着替えやコスメなど、女子ならではの荷物を広げるスペースのある2人用がオススメ。
ソロキャンプに出かける前に、ご自身のテントの取扱説明書や説明動画を確認し、庭や公園などで試し張りをしておくと、当日慌てることなくスムーズに設営できますよ。
今回、リビングスペースとなるタープ(一枚布の屋根)を持参しました。雨や陽射しを避け、ソロキャンプの快適度が格段にアップします。
コツをつかめば、女子ひとりでも手早くタープを立てられます。まず、タープを縦半分に折り、地面に置きます。タープの前後の頂点の穴にポールを差し、タープの上からメインロープ(赤)を引っ掛けます。ポールは下の方を中心に向けておきます。
二股になったメインロープを約90度に開き、自在金具で長さを調整します。地面に置いたメインロープの先端、4箇所にペグを浅く仮打ちします。
片方のポールを持ち上げ、メインロープがピンと張る位置に立てます。
反対側のポールも同じように立てます。
メインロープの4本のペグを、しっかりと打ち込みます。
次に、タープの角を固定していきます。角のロープ(白)を持ち、タープがピンと張る位置を探りながら、四隅のペグを打ち込みます。
メイン4箇所と角の4箇所、計8本のペグを打ち終わりました。あとは各ロープのテンションを微調整し、完了です!
テントもタープも、時々張り具合を点検してください。風でペグが浮いたり、夜露でロープが緩んでいることも。強風に煽られ、はずみで抜けたペグが勢いよく飛んで、別のサイトの地面に刺さったのを目撃したことがあります。車や人に当たったら一大事だったと、ヒヤリとしました。