縄文時代の鍋料理が食べたくて、とりあえず土から鍋を作ることにした
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暑い日が続きますね。そんな日に「見た目からも涼しくなれる!」と、毎年話題になるのが「水ゼリー」です。その名の通り、水を使った透明感のあるゼリーで、プルプルしているのが特徴。
菓子店で売っていたりペットボトルの飲むゼリーとして売っていたりもするようですが、何でも作ってみたい欲求の強い私。家で作ってみました。
「水ゼリー」というくらいなので、材料はもちろん水です。
そして、大事なのがゼリーの素。ゼリー状のスイーツを作るのにはゼラチンまたは寒天、アガーという素材が利用されますが、以下のようにそれぞれ違いがあります。
牛骨など動物性原料から作られる、一般的な「ゼリー」の原料。少量の水でふやかし、温かい液体に混ぜて冷やし固める(製品によって異なることがある)。25℃程度で溶けるので、口に入れた温度で溶ける。夏は常温で溶けてしまう可能性がある。パイナップルやキウイフルーツなどの酵素で溶けてしまう。
てんぐさなどの植物から作られる。ようかんや和食の寄せものなどに使われる素材。ゼリーにも使われる。沸騰した湯で煮溶かし、果汁や餡をくわえて冷やす。常温でも固まる。一般的には硬めの食感。
紅藻類と寒天から作られたゼリーの素。ふやかす手間がなく、液体と合わせて軽く沸騰させ、冷ます。常温で固まり、ツルっとした食感と透明感が出る。
今回は食感と透明感が欲しいので、アガーを利用します。
そして、必要な道具がゼリー液を流し入れるプリンカップ。
水250㏄に対して、アガー5gが基本の配合です。
アガーは液体に混ぜるときにダマ(塊)になりやすい物質です。水に入れるときは少しずつ振り入れ、ヘラでよく混ぜます。
とはいえ、ダマになりやすいアガー。もし、ダマになってしまっても落ち着いて混ぜましょう。そして、中火にかけます。火にかけている間も混ぜ続けていると、だんだん溶けていきます。
沸騰したらプリンカップに分けます。見事に透明!
サントリーの天然水も同様の手順でアガーを煮溶かし、プリンカップへ入れます。
常温で固まるとはいえ、暑い時期は雑菌の繁殖が心配なので、プリンカップに入れた物は粗熱が取れたら冷蔵庫へ入れると良いですね。
4時間後、固まったら、型から取り外します。今のゼリーは縁がプリンカップにぴったりついている状態ですので、大き目のスプーンやヘラで縁をぐるりと一周、軽く押しはがしましょう。その後、平皿をかぶせてひっくり返すときれいなゼリーが登場します。
バナジウム天然水の水ゼリー
クリアな水ゼリーができています!こちらはバナジウム天然水。
サントリー天然水の水ゼリー
サントリー天然水もきれいにできています。
ツルっとした食感が夏の身体にやさしく、低カロリーなおやつとして最適です(今回使用したアガーのエネルギーは5g当たり16kcalです)。
使ったミネラルウォーターによって味の違いは……よく分かりませんでした……。
ということで、文字通り、水の味だけしかしない水ゼリー。いろいろなアレンジをするとおいしく食べることができます。
こちらは蜂蜜とレモン果汁をブレンドしたシロップにブルーベリーをトッピング。透明感が際立って、より涼やかですね。味も蜂蜜レモンゼリー風になっていて、夏にぴったり。塩をパラリと振ってもおいしいですよ。
黒蜜&きな粉がけも良く合います。低カロリーなわらび餅風スイーツとして楽しめました。あんことフルーツを添えるとあんみつ風にもなりますね。変化自在なところが水ゼリーのいいところだと思います。