第十三話「奥深きハンドドリップコーヒー。お湯はヤカンで入れちゃダメ!? のナゾ」
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ムルチコーレは、まぶしく輝く金貨の花のような特徴のある鮮やかな黄色のかわいらしい花をたくさん咲かせます。「誠実なあなたでいて」という花言葉は、春らしく明るく陽気な雰囲気を振りまく花の印象からつけられました。ノースポールとよく似ていますが、現在では別名の「クリサンセマム」同様、コレオステフス属に分類されています。
では、実際にムルチコーレの育て方を解説していきます。
花壇に植え付ける場合は、春になり暖かくなってからの方が、霜や寒風の被害を受けずにすみます。肥料は開花時期の2月〜5月頃、液体肥料を10日に1回程度与えましょう。
日当たりと風通しの良い場所で育てましょう。湿度の高い環境を苦手とするので、風通しを良くすることが大切です。花付きや成長に影響を与えるので、日にしっかりと当てるようにしてください。寒さには弱いので、寒い地域では冬は室内で管理するようにしましょう。
高い湿度に弱く、水を与えすぎると根や株がいたんでしまいます。ある程度の乾燥には耐えるので、水のやり過ぎには注意してください。
種をまくときには、発芽率があまり良くなく芽が出ない種もあるので、多めにまくのがおすすめです。9月下旬から10月頃、15℃〜20℃くらいの気温の時期が種まきに適しています。これ以上、気温が高すぎると発芽も悪くなるので、あまり早くまきすぎないようにしましょう。
Q.ムルチコーレを育てる際に気をつけるべき病気や害虫は?
A.病気は灰色かび病やうどんこ病に、害虫はアザミウマやアブラムシに注意してください。風通しの良い場所で管理することが大切です。
Q.ムルチコーレへの肥料の与え方を教えてください。
A.植え付けの際、窒素やリン酸の入った粒状肥料を土に均等に混ぜ込んでください。開花の時期には肥料切れを起こさないように注意してください。
Q.ムルチコーレはどんな土を好みますか?
A.水はけと保水力のバランスの良い土を好みます。赤玉土中粒や腐葉土、酸度調整済みピートモスなどの配合土を使いましょう。
ムルチコーレは、輝くような黄金色の花を咲かせ、最盛期には小さなかわいらしい花がこぼれんばかりに咲き続けます。明るく春らしい雰囲気を持つので、春花壇や鉢、プランター、バスケットなど使い方も広がります。さまざまな方法で、ぜひムルチコーレの栽培を楽しんでください。