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エリカの花を自宅で育てるには|種類や基本的な育て方・注意点など紹介

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カインズ How to 園芸編

カインズ How to 園芸編

カインズ・スタッフ自らが実践した情報満載。動画で見る「カインズ How to」の園芸関連のコンテンツを文字起こししています。

エリカの花は、品種により色や形がさまざまです。秋から冬に開花する花を楽しもうと、エリカの花を育てる人は多くいます。

ここでは、エリカの花について詳しく知りたいと思っている人に向け、エリカの基本情報から育て方、注意点などを解説します。日常的な世話から季節に応じた備えまで紹介するため、エリカの栽培に役立ててください。

エリカとはどのような花か

エリカとはどのような花か

エリカについて、花の色や形などの特徴、原産地や園芸品種に関して紹介します。

花の特徴

エリカ(英名:Heath、学名:Erica)は、ツツジ科エリカ属の総称です。エリカには700を超える品種があり、花の色はピンク・白・赤・オレンジ・黄・紫などさまざまです。

形もバリエーションが豊かで、スズランのように可憐な花を鈴なりに咲かせる品種もあれば、ラッパ型の豪華な花を咲かせる品種もあります。エリカの開花時期は品種により異なり、開花のピークが異なる品種をいくつも育てると、長期間花を楽しめます。

日本では鉢植えや切り花として数々の品種が流通しており、秋から冬にかけ、寂し気になりがちな庭を彩る存在として人気が高いでしょう。

品種(原産国)によって育て方が異なる

品種(原産国)によって育て方が異なる

エリカは原産国により育て方が異なるため、まずは育てたい品種を調べましょう。エリカは南アフリカやヨーロッパの地中海近辺に自生します。

南アフリカ原産のエリカは、耐暑性が強い一方、寒さには弱く冬を越せません。ヨーロッパ原産の品種は、高温多湿な夏は苦手ですが、冬の寒さには耐性があります。

日本の夏は高温多湿な傾向にあるため、ヨーロッパ原産の品種を育てるには丁寧な管理が必要です。なお、暑くてもからりとした天候の北海道には、ヨーロッパ産のエリカがさかんに栽培されています。

エリカは園芸品種も多数ある

エリカは鉢植え、庭植えのいずれも可能で、園芸品種が豊富です。国内でも各地で栽培されており、代表的な園芸品種は以下のとおりです。

  • ジャノメエリカ
  • クリスマスパレード
  • ファイヤーヒース
  • アケボノエリカ
  • コットンヒース
  • カナリーヒース
  • ランセラ
  • エリカ・パターソニー
  • スズランエリカ

日本で人気が高い品種は「ジャノメエリカ」です。ジャノメエリカは南アフリカ原産で、暖かい地域の栽培に適した品種です。ピンク色の花びらと黒みを帯びた中心部の組み合わせが、蛇の目に似ていることから名づけられました。

スズランのような小花が咲く「スズランエリカ」も、よく育てられています。それほど大きくは育たないため、鉢植えが主流です。

エリカの花言葉

エリカの花言葉

エリカには「孤独」や「寂しさ」などの花言葉があります。華やかなエリカの花を想像すると、花言葉とのギャップに疑問を感じる人もいるかもしれません。

エリカは別名「ヒース」とも呼ばれ、ヒースには「痩せこけた荒野に育つ植物」という意味合いがあります。自生する場所をもとに、花言葉が決められたといわれています。

エリカの基本情報

エリカの基本情報

エリカは和名です。別名・流通名にはヒース・ハイデ・栄寿などがあり、園芸分類は庭木に属します。15cm~100cmほどの株がよく見られ、大きく育っても200cmほどに収まる場合がほとんどです。

ただし、自生するエリカには高さが300cmを超えるものもあります。エリカは常緑性です。年中青々とした尖った葉を茂らせ、一本の株から小枝が何本も分岐し、それぞれの枝に花をいっぱいに咲かせます。

品種により開花のピークは異なりますが、多くの場合、9月頃から翌年の6月頃にかけて花が見られます。

エリカの育て方カレンダー

エリカの育て方カレンダー

エリカの育て方について、カレンダー形式で示しました。各項目に適した時期に、○を付けています。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
植え付け
植え替え
開花
挿し木

 

エリカの基本的な育て方・ポイント

エリカの基本的な育て方・ポイント

エリカは、品種により適した育て方が異なります。ここでは、耐寒性のあるエリカについて、育て方とポイントを紹介します。

寒さに強いヨーロッパ原産のエリカは、過度の乾燥と加湿に弱いため、気温と室温のバランスを保ちつつ育てましょう。エリカの花は真夏を除いて咲き、秋咲き・冬咲き・春咲きなどと、品種により開花のピークはバラつきます。

一株に非常に多くの花を咲かせるため、開花期は壮観です。長期間花を楽しむには、ドライフラワーがおすすめです。

選び方(苗選び)

苗選びの際は、株元を注視しましょう。株元の葉が瑞々しく、色の濃い苗がおすすめです。一方、株元の葉が黄色いと根詰まりが、新芽が萎れている場合は水切れが疑われます。

花やつぼみがたくさん付いた苗を選ぶと、すぐに花を楽しめます。鉢は苗ポットよりも一回り大きなものを用意し植え付けてください。

日当たり・置き場所

日当たり・置き場所

日当たり、風通しのよい涼しい場所が栽培に適しています。地植えの場合は簡単に場所を移動できないため、慎重に植えつける場所を検討しましょう。

気候に応じ、株を守るための対策が求められます。たとえば、普段は屋外で育てていたとしても、日当たりの強い時期は直射日光を避けるために屋内にいれる、日よけを作るといったものです。

用土

エリカは、弱酸性で水はけ・水もちのよい土を好みます。地植えで土を耕す場合は、赤玉土とビートモスを同量、もしくは赤玉土と鹿沼土とピートモスを4:4:2、小粒の鹿沼土とピートモスを7:3に混ぜ合わせた土などがおすすめです。

エリカは高温多湿に弱いため、水を貯えるピートモスの配分を控え目にしましょう。多くすると根腐れが起きやすくなります。鉢植えの場合は、市販の培養土をそのまま利用しても問題ありません。

水やり

エリカは多湿を嫌う植物です。根腐れを避けるために、表面の土が乾いてから、鉢の底から水が滴るほどの水を与えましょう。地植えはほとんど水やりの必要はありませんが、あまりに晴れの日が続き地面が乾いている場合は、水をあげるようにしてください。

耐寒性のあるエリカは、日本のジメジメした夏は苦手です。夏は風通しがよい場所で育て、ほかの季節よりも水やりの頻度を減らしてください。梅雨の時期は屋根のある場所に避難させ、土を水浸しにしないようにしましょう。

肥料

肥料

エリカは肥料がなくても育ちます。品種によっても変わりますが、肥料を与えるのに適したタイミングは春と秋です。緩効性肥料が多く選ばれますが、成長期にあたる秋には、油かすや骨粉を混ぜた有機肥料を撒くケースもあります。

鉢植えの場合は、液体肥料も使われます。なお、エリカは夏に休眠するため、夏場は肥料を控えてください。

剪定と挿し木、花がら摘み

エリカは適度に剪定が必要です。開花期間中に花が終わった茎を半分くらいまで切り戻すと、2、3回開花を繰り返します。

剪定の際には、落ちた花がらをこまめに取り除きましょう。風通しと日当たりがよくなり、害虫の発生を防げます。開花期が終わったら、枝を短く切り詰めます。

エリカは挿し木で増やすことができる植物です。剪定したエリカの枝は、挿し木に使えます。春または秋に、剪定のついでに挿し木に挑戦してみましょう。剪定は、花のついていない新しい枝を使います。

先端から5cm程度の場所で枝を切り、余計な葉を取り除いたのちに30分~1時間ほど水につけます。水を吸った枝を、挿し木用の土に挿し、直射日光の当たらない明るい環境で保管してください。土を乾かさないように注意すると、1カ月程度で根が出てきます。

植え付け

成長期にあたる春、または秋に苗を植え付けましょう。春はなるべく気温が低い時期に植えます。4~5月頃でも植え付け可能ですが、夏場は休眠期になるため避けてください。

基本的に風通しがよく、日の当たる場所を選び植え付けます。ただし、品種により地植えに適さないもの、日陰を好むものなどさまざまです。植える前に品種ごとの特徴をチェックしておきましょう。

植える場所が決まったら、元肥を土に混ぜ、ポットから苗を取り出し植え付けます。土が根にこびり付いている場合は、手でもみほぐしてから植えてください。

植え替え・鉢替え

植え替え・鉢替え

植え替え・鉢植えは、成長期にあたる秋か、4~5月頃の初春が適期です。植え付け同様、夏の高温期は株が休眠しているため、根に負担がかかる植え替えや鉢替えには不向きです。

株の成長による根詰まりを避けるため、可能ならば毎年、少なくとも1~2年に1度のペースで植え替えましょう。なお、地植えでは原則的に植え替えは不要です。

植え替えの際は株を掘り出し、古い土を4分の1ほど落とします。傷んでいる根を切り落としたのちに、一回り大きな鉢に移してください。

夏越し

高温多湿な環境は、エリカに負担をかけます。鉢植えの場合は直射日光の当たらない、風通しのよい場所に移動させてください。また、上述のとおりエリカは夏に休眠します。

多大なダメージを与える可能性があるため、植え替え・鉢植えは避けましょう。

冬越し

耐寒性のあるエリカにとって、冬は成長期にあたります。したがって、冬越しの作業は必要ありません。寂しくなりがちな冬の庭を、明るいエリカの花で彩りましょう。

エリカを育てる際、注意が必要な病気・害虫

エリカを育てる際、注意が必要な病気・害虫

エリカの花を存分に咲かせるために、日ごろから気を付けたい病気や害虫について紹介します。

病気対策

エリカには、特別かかりやすい病気はありません。ただし、根腐れに注意し、水やりはきちんと管理しましょう。風通しをよくするために、剪定も適時行ってください。

害虫対策

害虫を放っておくと、せっかく咲いたエリカの花が枯れてしまいます。予防に努め、害虫をみつけしだい、速やかに駆除しましょう。

風通しが悪いと、力イガラムシがつきやすくなります。また、春先はアブラムシ対策も必要です。カイガラムシは歯ブラシでこすり取って、アブラムシはテープで貼り付けて取り除けます。即効性を求めるならば、殺虫剤で駆除しましょう。

まとめ

エリカの花は品種により生育に適した環境、花の外観などが変わります。耐寒性に強いエリカは、高温過湿を避け日当たりのよい場所へ植えつけましょう。水やりや剪定など、見応えある花を咲かせるには丁寧なお手入れが大切です。

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