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百合(ユリ)の花言葉は?特徴・種類・育て方もわかりやすく解説

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株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

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ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

百合とは、古くから世界中の人々に愛され、多くの園芸品種もある植物です。この記事では、色ごとに異なる花言葉や、品種ごとの特徴を紹介します。また、百合を栽培して花を咲かせてみたい人に向け、百合の栽培時期や育てる際のポイントなどを解説します。百合をよりよく知るための参考にしてください。

百合の花言葉

ここでは、百合の代表的な花言葉を紹介します。百合の花言葉は、歴史に彩られた興味深い花言葉が多いことも特徴です。色によって花言葉は違うので、それぞれどのような意味があるのか見ていきましょう。

白い百合の花言葉

白いユリ

白い百合の花言葉は「純潔」「威厳」「甘美」です。フランスでは白い百合に聖母マリアの純潔のイメージを重ね、「清浄」「高貴」「無邪気」の意味があります。ちなみに、キリスト教圏で白い百合は「マドンナ・リリー」とも呼ぶことも一般的です。

また、ルイ王家の紋章が百合であることから「偉大」「栄華」「誇り」「高慢」「自尊心」の花言葉もあります。

ピンクの百合の花言葉

ピンクのユリ

ピンクと赤色の百合の花言葉は「虚栄心」です。伝説によれば、キリストの磔刑の際に、百合はキリストをなぐさめようと、花を高く上げていたということです。この行為が分に過ぎるというわけで、虚栄心の花言葉の由来になったと伝えられます。

黄色い百合の花言葉

黄色いユリ

黄色い百合の花言葉は「偽り」「不安」「陽気」です。英語では陽気の花言葉を「I’m walking on air(天にも昇る気持ち)」などと表現します。

黄色い百合の花言葉には、真逆の意味があるため、黄色い百合の花を贈る際は気を付けましょう。

オレンジの百合の花言葉

オレンジのユリ

オレンジの百合の花言葉は「華麗」「愉快」「軽率」です。愉快という花言葉には、黄色い百合の花言葉に通じるところがあります。軽率という花言葉は、豪華な印象のオレンジの百合の花に似合わないと感じる人もいるかもしれません。しかし、受け取る人に不快な思いをさせる可能性があるため注意しましょう。

黒百合の花言葉

黒いユリ

日本での黒百合の花言葉は「呪い」「復讐」です。これは、戦国時代の悲話に由来します。あるとき、戦国武将の佐々成政の側室の「早百合」が妊娠しました。しかし、別の相手の子ではないかと噂が立ち、佐々成政は早百合を殺してしまいます。このとき早百合は、「立山に黒百合の花が咲いたなら、佐々成家は滅亡するだろう」と呪いの言葉を残したと言われています。

一方、アイヌ民族の間での黒百合の花言葉は「恋」です。アイヌには、好きな相手に気づかれないように黒百合の花を残しておき、もし相手が花を手に取れば恋が結ばれるという言い伝えがあるからです。

百合の基本情報

ユリの花

百合の基本情報は以下のとおりです。

  • 科・属:ユリ科・ユリ属
  • 和名:百合(ユリ)
  • 英名:Lily
  • 学名:Lilium
  • 形態:多年草
  • 原産地:北半球の温帯地域
  • 開花時期:スカシユリ系は5月下旬~6月上旬、テッポウユリ系は6月中旬、オリエンタル系は7月中旬

百合の特徴

百合は日本の野山に自生していることもあり、古くから親しまれてきた植物の一つです。後ほど紹介するように、園芸品種も数多くあります。

ひときわ大きな花が百合の特徴で、庭植えや鉢植えでの栽培のほか、切り花として楽しむことも一般的です。夏場での花もちがよいことから、この時期に贈る花としても喜ばれるでしょう。

栽培の難易度は百合の種類によって大きく異なりますが、外皮で覆われていない球根が乾燥に弱いことは共通しています。

百合の種類

園芸用に交配して作られた品種は、大きく分けてオリエンタル系とスカシユリ系に分けられます。ほかにもテッポウユリ系やササユリ・ヒメサユリなどの野生種もあります。

カサブランカ

カサブランカ

カサブランカはオランダ原産のオリエンタル系の百合です。カサブランカの特徴は、なんといても直径20cm以上にもなる大輪の花です。見栄えがするうえ、カサブランカには「祝福」の花言葉があることから花嫁さんのブーケとしても人気があります。丈夫で育てやすいカサブランカは、園芸初心者にもおすすめの品種です。

スター・ゲイザー

スター・ゲイザー

スター・ゲイザーはオリエンタル系の元になった品種です。その名称には、上向きに花が咲くことから「空を見つめる人、天文学者」という意味が込められています。スター・ゲイザーは大輪の花と芳香があり、華やかさにおいてカサブランカと比較されることが多い品種です。

エンチャントメント

エンチャントメント

エンチャントメントはスカシユリ系の品種です。1950年代頃に誕生したこの品種は、真っすぐに育つ初めての百合として、生花業界に革命をもたらしたと言われています。花は斑点のあるオレンジ色で上向きに咲きます。栽培は庭植えでも鉢植えでも可能です。

コネチカット・キング

コネチカット・キング

コネチカット・キングはスカシユリ系の品種です。黄色系の百合としてイメージする人は多く、明るく原色に近い花色は人気があります。スカシユリ系は日本から輸入したユリを交配したことから、アジアティック ハイブリッドとも呼ばれます。このコネチカット・キングや先に紹介したエンチャントメントは、オランダを中心に日本の百合を元に改良されました。

テッポウユリ

テッポウユリ

テッポウユリは屋久島や沖縄の島々に自生する野生種です。筒状に花を咲かせることから、この名が付きました。「琉球百合」と呼ばれることもあります。テッポウユリの美しさは海外でも評判となり、現在では結婚式のブーケや生け花の花材として広く親しまれています。

ササユリ

ササユリ

ササユリは伊豆半島以西の本州・四国・九州の一部で自生する野生種の一つです。ササユリの名称は、花の形が笹に似ていることから付いたと言われています。花の色は白から淡いピンク色で、百合のなかでは開花時期が早いことが特徴です。雄しべの先に赤い葯(やく)を持ち、10日ほど咲いています。草丈は50~60cmほどで、花は10~15cmです。

コオニユリ

コオニユリ

コオニユリは沖縄と北海道を除く日本全国で自生する野生種です。オレンジ色に黒色の斑点がついた花弁が特徴です。

球根は「ゆり根」と呼ばれ、冬に欠かせない山菜としても知られています。ホクホクとした食感があることから、茶碗蒸しやサラダに添えるとおいしく食べられるでしょう。

百合の育て方

ここでは百合の育て方について、栽培時期、栽培環境、水やりや肥料などの育てる際のポイント、注意するべき病気・害虫に分けて解説します。

百合の栽培時期

球根の植え付け

百合の栽培スケジュールは以下のとおりです。

  • 開花期:5月下旬~7月末
  • 植えつけ・植え替え:10月~11月末
  • 肥料:3月下旬~11月末

ただし、栽培スケジュールはあくまでも目安です。品種や栽培する地域・気候によっても異なります。

百合の栽培環境

ユリの栽培

百合の栽培に適した日当たりは品種によって違います。テッポウユリ系・スカシユリ系・ヒメユリなど葉の細い百合は、日当たりのよい環境を好む品種です。一方、オリエンタル系のように葉が広い百合は、明るい半日陰を好みます。

どちらも梅雨明け以降は、直射日光を避け、できるだけ涼しい環境で育てます。これは球根が埋まっている土壌の温度が高くなりすぎないためです。また、百合は水はけのよい土壌が適しています。排水の悪い場所で庭植えする場合はレイズドベッドを付けるとよいでしょう。

百合を育てる際のポイント

水やり

ここでは、水やり、肥料、鉢植え、植えつけ・植え替え、ふやし方についてそれぞれ解説します。

水やり

庭植えの場合、植えつけ後に水やりをした後は雨に任せます。また、鉢植えの場合は土の表面が乾いてきたタイミングでたっぷり水をやりましょう。開花後も葉が枯れるまで同じように水やりを続けます。

肥料

百合の肥料には緩効性化成肥料を用います。庭植えの場合は1㎡あたり100g、鉢植えの場合は1Lあたり2gを目安に肥料を与えましょう。また、生育期間中は2週間に1回を目安に、液体肥料も施してください。

鉢植え

鉢植えの用土として適しているのは、園芸品種であれば、ホームセンターなどで販売されている草花用培養土でかまいません。野生種の場合は、腐植質と砂質土壌が多く含んだ粘土質土壌を使います。配合は品種によって異なるので、わからない場合は詳しい人のアドバイスを受けましょう。

植えつけ・植え替え

庭植えの場合は、30cm以上の深さに耕し、球根の高さの1.5~2倍のところに植えます。鉢植えの場合も深めの鉢で育てることがポイントです。球根直径の約3倍の直径を持つ鉢を目安に選びましょう。

ふやし方

ふやし方は品種によって異なります。球根が大きければ、分球しているものがあるので、これを取り分けて増やしましょう。木子やムカゴができる品種もあります。

百合の主な病気と害虫

アブラムシがついたユリ

百合は比較的丈夫な植物ですが、気を付けておくべき病気と害虫もあります。

病気

百合がかかりやすい主な病気は、球根腐敗病、葉枯病、ウイルス病(モザイク病)などです。

球根腐敗病は暗紫色に変色して株が枯れてしまう病気です。葉の色が薄くなったときは発病が疑われます。葉枯病も葉が茶色に変色し株が枯れる病気で、葉に白っぽい斑点ができたときが発病のサインです。

ウイルス病は花びらに濃淡やまだらがあらわれて、モザイク状に見える病気です。一度かかると治らないため、株を除去します。

害虫

茎が伸び始める頃から気を付けておきたいのがワタアブラムシです。大量に発生すると、養分を吸収されるほか、ウイルス病を媒介してしまうので注意する必要があります。植えつけ時に殺虫剤(浸透移行性)を施しておくと、害虫予防ができます。

まとめ

結婚式のブーケに用いられるなど華やかな花を持つ百合は、古くから世界各地で愛され、いろいろな花言葉も生まれました。丈夫で比較的育てやすいことから、多くの園芸品種があります。

株式会社カインズはホームセンター売上No.1の実績を持ち、オリジナル商品を豊富に揃えています。百合の栽培に必要なガーデニング・園芸作業に必要なアイテムも、ボタン一つで自宅に届きます。土・肥料・ホースなどの準備を整え、百合の花を咲かせてみてはいかがでしょうか。

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