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アナベル(アジサイ)の花の育て方|特徴や花言葉・注意点もわかりやすく解説

調べてみた

株式会社カインズ グリーン・ガーデン部【公式】

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ホームセンター・カインズのグリーン・ガーデン部が、お花・野菜・観葉植物・多肉植物・家庭菜園・庭造り・畑作りなどに関する専門知識や栽培方法、ノウハウなどを解説します。

アナベル(アジサイ)は育てやすく、園芸初心者からの人気が高い花です。ここでは、これからアナベルを育てたいという人向けに、アナベルの特徴や育て方、注意点をわかりやすく解説します。花言葉や花の魅力などの雑学も紹介するため、アナベルの栽培に役立ててください。

「アナベル」はアジサイの一種

一輪のアナベル

アジサイには、2,000以上もの園芸品種があります。品種は主に3つにわけられ、そのなかの一つがアナベルを含む「西洋アジサイ」です。

西洋アジサイは、日本のアジサイが西洋に渡り品種改良されたものを指します。そして、アナベルは「ワイルドハイドランジア」という西洋アジサイをベースに、さらに改良を重ねて生み出された品種です。

アナベル(アジサイ)の花の特徴

地植えのアナベル

アナベルの花に関する特徴について、学術的な情報から雑学まで幅広く解説します。

アナベル(アジサイ)の花の基本情報

アナベルの基本情報は、以下のとおりです。

  • 学名(白い花):Hydrangea arborescens cv.Annabell
  • 学名(ピンクの花):Hydrangea arborescens'NHC1'
  • 英名:Smooth hydrangea
  • 科名:アジサイ科
  • 属名:アジサイ

アナベル(アジサイ)の花の色

アナベルの花を観察すると、しだいに花の色が変わっていく様子に気がつきます。

まず、咲き始めのつぼみが多数ある状態では、緑色の花を咲かせます。花の数が増えたアナベルは、丸く白いボールのような状態です。そして花が咲き終わるころには、再び緑をおびた茶色になり枯れていきます。

なお白が主流のアナベルですが、近年ではピンク色の品種も人気です。

アナベル(アジサイ)の花の形

アナベルの花の形は、一般的なアジサイとほぼ同じです。アナベルを遠目で見ると、大きなふんわりとした白い花が並んでいるように見えます。しかし、それぞれの白い花をよく見てみましょう。大きな白い花は、細かな花がぎっしり集まった集合体であることがわかります。

なお、花の集合体は、一つあたり30cmほどの大きさにもなり、大いに見応えがあります。

アナベル(アジサイ)の名前の由来

アナベルの名前の由来としてさまざまな説があります。

例えば、エドガー・アラン・ポーが最後に残した詩「アナベル・リー(Annabel Lee)」に由来するという説、古代ローマの男性名「アマビリス」を女性化したアナベルに由来するという説などです。

ほかにも数々の説はありますが、現代ではどの説が正しいかは判断できません。

アナベル(アジサイ)の花言葉

アナベルやアジサイの花言葉を紹介します。ネガティブなものもあるため、プレゼントする際は気をつけましょう。

アナベルの花言葉

アナベルの花

アナベルには「ひたむきな愛」「辛抱強い愛情」などの花言葉があります。色によっても意味合いは変わり、例えばピンクのアナベルの花言葉は「寛容な女性」です。

白いアジサイの花言葉

白いアジサイ

白いアジサイの花言葉は「寛容」です。一方、アジサイ全体としては「移り気」「浮気」「高慢」「冷酷」などの花言葉があります。しだいに変わりゆく花の色に由来すると考えられますが、プレゼントする際は注意しましょう。

ピンクのアジサイの花言葉

ピンクのアジサイ

ピンクのアジサイには「健やかな女性」「大きな愛情」などの花言葉があります。また、小さな花が集まるアジサイに「家庭円満」「団らん」をイメージする人が多く、母の日のプレゼントに選ばれることも多いです。

アナベル(アジサイ)の花の魅力

アナベルは、見頃をすぎたあとはドライフラワーとしても楽しめます。アナベルの花の魅力を紹介します。

アナベル(アジサイ)は色の変化を楽しめる

咲き進むアナベル

アナベルは開花中に色を変え、見る人の目を楽しませてくれます。

花の咲き始めは、ライムグリーンのつぼみがひしめきあった状態です。続いて白い花が咲き、しだいにふわふわとした丸い形ができあがります。なお盛りを終えた花は、趣きのある茶色にゆっくり変化し、まるでアンティークアクセサリーのように変化を遂げます。

アナベル(アジサイ)はドライフラワーにもできる

アナベルのドライフラワー

移りゆく色の変化を楽しめるアナベルは、ドライフラワーにもおすすめです。ドライフラワーを作るときは、枯れる前のきれいに茶色くなったアナベルを切り取り、室内に保管しましょう。すでに茎に回る水分は少なくなっているため、手間なく切り取れます。

また、翌年も花を楽しむには、つぼみを残して切り取りましょう。

アナベルと一般的なアジサイ(本アジサイ)との違い

アナベルはアジサイの一種ではありますが、決定的な違いがあります。アナベルとアジサイの違いを解説します。

剪定時期が違う

アナベルの剪定

アジサイは6~9月頃に剪定します。アジサイは10月頃から来年に向けて花芽を成長させるため、前もって余計な枝を切っておく必要があります。

一方アナベルは、時期を選ばずにいつでも剪定可能です。例えば、株の形が気に入らないときに、枝ぶりを整えても構いません。アナベルの詳しい剪定方法については、後ほど詳しく解説します。

適した栽培環境が違う

日当たりのいい丘のアナベル

一般的なアジサイは、日陰でもよく育ちます。一方、アナベルはアジサイの仲間ではありますが、より日差しを好みます。きれいな白い花を咲かせるには日光をたっぷり当て育てましょう。また、アジサイの方が水を好みます。

アナベルの詳しい栽培環境については、後ほど詳しく解説します。

アナベル(アジサイ)の花の育て方

アジサイの栽培道具

アナベルの育て方について、植え付けや日常的な世話、夏越し・冬越しなどに関してポイントを押さえて解説します。

アナベル(アジサイ)を育てる場所

アナベルは地植え、鉢植えの両方で育てられます。地植え、鉢植えとも日当たり・水はけ・風通しが良好な場所で育てます。

地植えは水切れに気をつけましょう。アナベルは降雨でも育ちますが、強すぎる西日は乾燥が進む可能性があるため、水切れを起こさないように気を配ってください。

また鉢植えの場合は、大きな鉢を使うと水切れのリスクを抑えられます。10号鉢程度の容器で育てましょう。

アナベル(アジサイ)に適した土

地植えの場合は、前もって土をブレンドしておきましょう。たい肥や腐葉土をまぜこみ2週間ほど放置しておくと、水はけと栄養が整った環境ができます。鉢植えの場合は市販の培養土を使うと、手際よく栽培環境を整えられます。

アジサイ用の培養土もあるので、必要に応じて購入を検討してみてください。

アナベル(アジサイ)の肥料

アナベルに適した肥料は、緩効性肥料です。植えつけ・植え替え時には、土に肥料を混ぜ込んでおきます。また1~2月と、花の咲き終わる7~8月頃にも、植えつけ・植え替えに用いた肥料と同じものを与えてください。

なお、市販の培養土には、もともと肥料が含まれている場合があります。成分を確認し、過剰な肥料は避けましょう。

アナベル(アジサイ)の水やり

アナベルは水を好む植物ですが、地植えであれば水やりは不要です。ただし鉢植えは乾燥しやすいため、こまめに土の状態を確認しましょう。夏場は朝と夕方の2回、冬場は2日おきを目安に水やりをします。鉢の底から水が流れ出るほどたっぷり与えましょう。

アナベル(アジサイ)の剪定

アナベルは、基本的にいつでも剪定可能です。枯れた花の部分を切り落とすと、新しい枝が生え多くの花を咲かせます。大きな花を咲かせたい場合は、枝を大胆に切り詰めましょう。

咲いている場所で剪定の仕方を変えるのもポイントです。例えばこまめな剪定が難しい場所に生えているアナベルは、一回当たり強めに剪定します。

アナベル(アジサイ)の植え替え

アナベルは根の成長が早いため、1~2年ごとに植え替えが必要です。冬に葉を落としてから、3月になるまでに植え替えましょう。一回り大きな鉢を用意し、アナベルの土を落として植え替えます。株を成長させたくない場合は、根を一回り切り詰め、もとの鉢に戻してください。

なお、地植えの場合、植え替えは不要です。

アナベル(アジサイ)の夏越しと冬越し

アナベルは暑さ、寒さに強い植物です。それでも地植えの際には適切な準備をすることで、長く美しい花を楽しめます。

日差しが強い夏は、水不足が懸念されるため、土の表面をカバーしましょう。ワラやウッドチップ、保水性の高いピートモスや水ゴケなどが、カバーする材料としておすすめです。

雪が多く降るエリアでは、枝が重みで折れないよう剪定しておきましょう。寒さが本格化する前、秋ごろの剪定がおすすめです。

アナベル(アジサイ)の増やし方

元気な枝を切る

アナベルは挿し木で増やすことが可能です。詳細な挿し木の方法を解説します。

アナベル(アジサイ)の挿し木の方法

アナベルは、6~7月頃に挿し木で増やせます。挿し木の手順は以下のとおりです。

  1. 苗を育てるためのポットと赤玉土を用意する
  2. 新しく生えた新鮮な枝を、カッターやハサミで10cmほどの長さに切る
  3. 枝の切り口を斜めにカットする
  4. 切り口を下に、赤玉土を入れたポットに挿す
  5. 日陰で管理し、土が乾かないように水を足し1カ月ほど様子をみる
  6. 根がポットいっぱいに張った時点で、植えつけと同じように地面や鉢に植える

挿し木がうまくいかないこともありますが、アナベルの様子を見ながら挑戦してみてください。

アナベル(アジサイ)を育てる際の注意点

アナベルとカミキリムシ

アナベルは病害虫に強い植物ですが、まれに害虫や病気に悩まされます。害虫や病気の詳細から、対処法まで解説します。

害虫に注意

アナベルは、カミキリムシやハダニがつきやすい植物です。カミキリムシは、幼虫が枝のなかに入り込み、株を枯らしてしまいます。幼虫が潜む穴に殺虫剤をふきかけるか、針金などでかき出しましょう。

ハダニは葉の裏にいることが多いので、そこを狙って殺虫剤や水をかけます。害虫の被害を避けるには、丈夫な株を育て、こまめに剪定することが大切です。

病気に注意

アナベルは、うどんこ病やモザイク病にかかりやすいです。

うどんこ病になると、葉の表面に「うどんの粉」のような白いカビがつきます。範囲が拡大する前に、病気の部分を切り取りましょう。適度に水をやり剪定で風通しをよくすると、うどんこ病を防げます。

モザイク病は、葉が黄色くまだらになったり、変形したりする病気です。病気になった部分は回復しないので、速やかに切り取りましょう。

まとめ

アナベルはアジサイの一種で、花の色は白とピンクの2種類です。しだいに色が変わる花の様子を眺めたり、ドライフラワーにしたりとさまざまな楽しみ方があります。初心者でも手軽に育てやすいため、栽培を検討してみてはいかがでしょう。

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