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「敷居スベリ」に「スベラーズ」。暮らしの不便を便利に変えるヒットメーカー、川口技研のアイデアの源とは?

聞いてみた

吉崎英治

吉崎英治

株式会社川口技研 営業第三部(HI関連)部門長。1985年、川口技研入社。1995年よりHI部門の営業に携わり、2015年に部門長就任。企画リーダーとして立ち上げた2019年発売の「操作かんたん網戸用ストッパー」は、JAPAN DIY HOMECENTER SHOW 2019の「日本DIY商品コンテスト」にて、一般来場者投票で第1位となるヒット商品に。「やりきる」をモットーに、日々、営業活動、新商品開発に取り組む。

ロングセラー製品を数多く世に出す川口技研とは?

きっと普段はあまり気にすることがない、家庭内の敷居溝。そんな溝のすべりにくさに着目し解消してくれるのが、ロングセラー製品である「敷居スベリ」。

そして階段の段鼻に貼り付けて、すべりにくくしたり転倒したときの怪我を低減したりする、同じくロングセラー製品の「スベラーズ」。

家庭内の“すべりをよくする”、逆に“すべらないようにする”ことに着目したこれらの製品を、2つとも開発し世に提案したのが、株式会社川口技研だ。

同社では「OKアミド」など、他にも暮らしに役立つ住宅関連製品を次々と開発。グッドデザイン賞や各種コンクールの賞を多数受賞し、これまでに取得した特許などの産業財産権は1,000件以上にのぼるという。

その豊富なアイデアの源はどこにあるのだろうか。埼玉県川口市にある川口技研の営業本部を訪ね、製品開発の秘密を伺った。

川口技研のみなさん

左:株式会社川口技研 開発部 次長 熊倉広さん 中:株式会社川口技研 営業第三部 部門長 吉崎英治さん 右:株式会社川口技研 営業第三部 主任 渡辺豊さん

アイデアマンの青年が1946年に建具屋を創業したのが始まり

数々のヒット製品を世に生み出した、住宅関連製品メーカーの川口技研。その始まりは小さな建具屋さんだった。

「先代社長が1946年に納口(のうぐち)建具店を創業したのが始まりです」(吉崎さん)

日々、建具と向き合ううち、先代社長の頭の中には「こういう製品があればいいな」というアイデアがあふれるように。最初に生み出したのは、1959年発売の「超薄型アミド」だった。

「当時の網戸は枠が木製で、約30mm厚の木枠でできた窓にはめ込むような形状のもので、網戸を使用するたびに取り付けなければならない面倒なものでした。そこで先代社長は、木製の引違い窓の外側に、薄くてスライドできる網戸を作れないかと考えたそうです。思考錯誤の末、薄型の木枠に凹部を設け、その凹部にポリ塩化ビニル素材でできた網押えで網を張り、上下にレールを取り付けることで、取り外しがいらない、すべらせられる『超薄型アミド』を完成させました」(熊倉さん)

ポリ塩化ビニルとは、樹脂の一種。この「超薄型アミド」開発で樹脂の押出技術を得たことが、1965年発売のロングセラー製品「敷居スベリ」開発へとつながっていった。

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