愛猫マンガ『となりのうまきさん』第5話
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目次/ INDEX
キャンプ中、雨や日差しから守ってくれる「タープ」。快適なキャンプになくてはならないものですが、張るのが難しそうに感じませんか?
実はコツさえ覚えてしまえば、1人でも余裕で張れます!
通称「ヘキサタープ」と呼ばれる六角形のタープを、ひとりで張る方法をご紹介します。
まずはタープを張りたい位置に広げます。左右前後、ロープを伸ばす余裕も考慮しましょう。
今回使用しているタープの場合だと、真ん中がメインポールを建てる位置です。
風が強い時は飛びますので、あらかじめ重石などを乗せておきましょう。
分割されているメインポールを2本組み立て、接続位置からまっすぐ外側に置きます。
もう1本のポールを、最初に置いた位置からおおよそ45度開いて置きます。
メインポールを中心に約45度の位置が、メインペグの位置となります。
このペグがタープを支える最重要ポイントとなるため、なるべく長くて強度のあるペグを打ち込みましょう。
反対側も同様に、中心となるメインポールを基準に45度の位置にペグを打っておきます。
もう片側も同様に、合計4本のペグを打ち込みます。
メインポールとタープを接続し、上から二又ロープの輪を引っ掛けます。
この時、必ずタープ→二又ロープの順で引っ掛けましょう。
この順番が逆になると強い風が吹いた際に、タープがあおられポールから外れてしまうことがあります。
二又ロープの末端は、先ほど打ち込んだペグに引っ掛けます。
反対側も同様に、ロープを接続しペグに引っ掛けておきます。
まず片側から、メインポールを持ち上げて立てていきます。
風がある時は、風下側を先に立てた方が良いでしょう。ロープは長さを調整し、適度に張った状態にします。
メインポールは外側に向かって斜めになるようにしてロープに張力をかけると、手を離しても倒れにくくなりますよ。
反対側のメインポールも立ち上げます。
最初に立てたポールが倒れないよう、2本目は適度に引っ張りながら立ち上げます。
2本目もやや斜めで立ち上げながら、ロープの長さを調整して張力をかけます。
このタープに付属するロープには、長さが調整できる自在金具が付いています。金具の位置を上下させることで、ロープの張力を調整することができます。
ペグとロープの角度は、約90度を目安に。
ロープを張ると左上方向にペグが引っ張られますが、抜けにくい向きになっています。
ここまで張れば、もう手を離しても自立するはずです。斜めのポールの角度を少しまっすぐにしつつ、4本のロープにしっかり張力をかけてピンと張りましょう。
あまり強く張りすぎるとタープが破れたりペグが抜けたりしてしまうため、手でタープを軽く叩いて倒れない程度で良いです。
残り6つの頂点からロープを伸ばし、ペグで固定すれば完成。
ペグを打ち込む位置は、タープの中心とロープを結んだ頂点から真っ直ぐ伸ばした延長線上です。
ペグを打つ位置は風の有無や太陽の傾きによって変えてもいいので、柔軟にやってください。
基本的に大黒柱のメインポールだけはポールもロープも動かさず、サイドだけを調整して変形させます。
メインポールさえしっかり立っていれば、サイドはどう変形させてもけっこうしっかり立っていますよ。
タープの大きさと地面の固さにもよりますが、慣れてしまえば1人でも10分~20分あれば張り終わってしまいます。畳む時間もほぼ同じです。
これだけの時間でキャンプの快適度がぐっと上がると思えば、習得しない手はないですよね!
何度かキャンプを繰り返すうちに必ず慣れますので、根気強く挑戦してみてください。