潮干狩り歴70年の超人から潮干狩りに必要な持ち物、時期、場所、注意ポイントを超伝授された
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目次/ INDEX
マスターできれば色々なシーンで大活躍
新聞紙を束ねる「外科結び」や、手早く簡単に結ぶときに使う「巻き結び」、荷物を縛る際に便利な「かます結び」、ロープにコブを作る「止め結び」などなど、用途や強度によって、紐・ロープの結び方は数多く存在します。それぞれの結び方をマスターしておいたら、ここぞというときに役に立つこと間違い無しですよね。
そこで今回は、大掃除やお引越しの荷物整理からキャンプまで、さまざまなシーンで役に立つ紐・ロープの結び方22選が大集結!結び方の動画をぜひご覧になりながら、お気に入りの紐・ロープの結び方を見つけてみてくださいね。
南京結びは、振動でも緩みにくく、長さの調節もしやすい結び方。建築資材や大型家具をトラックの荷台などに乗せる際、ロープで引き締めながら固定します。大切なポイントはロープの張りの強さ。緩くなっていないか入念に確認して、走行中にほどけないように強く締め付けましょう。
ふた結びは、釣り針を結ぶときや、テントの張り縄を固定するときなど、他の物体にロープを縛り付ける結び方のひとつ。ひと結び(芯に縛り付ける結び方)を2回繰り返しただけなのですが、強度が大きく高まり、緩みにくく、結ぶのもほどくのも簡単なのが特徴です。
テグス結びは、2本のロープを繋ぎ合わせる結び方。英語では「フィッシャーマンズ・ノット」と呼ばれ、釣り糸を結ぶ時に使ったことに由来しています。ロープの端どうしを、それぞれ反対向きの「止め結び」で結び合わせたシンプルな構造なのですが、意外にほどけにくいのが特徴です。
二重テグス結びは、「テグス結び」の強度を上げた、しっかり結べて頼りになる結び方。摩擦が強く、ほどけにくいため、釣り糸(テグス)などの滑りやすい材質のものをつなぐ時には最適です。ロープに高い信頼性が求められるクライミングなどで重宝される結び方でもあります。
叶(かのう)結びは、ロープの端に固定した輪を作る結び方。名前の由来は、結び目を表から見ると「口」の形に、裏から見ると「十」の形に見えるからといわれています。「願いが叶う」という縁起の良い意味を持ち、ご祝儀袋やお守りなど様々なシーンで親しまれている結び方です。
引き解け結びは、ロープにコブを作る結び方のひとつ。ロープの先端を引っ張ると簡単に解けるので、キャンプではタープポールの設置や物干しバサミの代用などにおすすめです。家庭の台所でも利用でき、例えばポリ袋にいれた調味料や食材を引き解け結びにすれば、必要なときにすぐ解ける保存パックに変身!
止め結びも、引き解け結びと同じくロープにコブを作る結び方のひとつ。一重(ひとえ)結びとも呼ばれ、もっとも簡単な結び方です。主な用途としては、ロープを引っ張るときの握り手として活用したり、ロープの端のほつれ止めに使うことができます。
二重8字(はちのじ)結びは、ほかの物体にロープをつなぐ結び方です。結び方がシンプルながらその信頼性は高く、結びに生命を預ける登山などでも頻繁に利用されています。キャンプでテントやタープの張り網をかける際にも大活躍しますよ。
男結びはロープ同士を繋ぐ結び方で、強度が強く、結びやすくて解けにくいのが特徴。造園で、雪囲いや竹垣を結束するときなどによく使われます。結び上がりが貝の口のように見えることから、通称「貝の口」とも呼ばれる結び方で、男性の帯結びでもっとも一般的な結び方でもあります。コツさえ掴めば簡単に結ぶことができますよ。
プルージックは、輪にしたロープとモノを繋ぐ結び方。もともとは登山に使われていて、登山家のプルージックさんが考案したことが名前の由来とされています。最大の特徴は、しっかりと固定ができるのに簡単に動かすこともできるところ。クッカーやランタンなどを吊るせるだけでなく、移動も簡単に行えるため、キャンプで覚えておくと重宝するロープワークです。
巻き結びは、ものにロープをつなぐ結び方です。2本のロープが互いに押さえあっているので強固なうえに解きやすく、手早く簡単に結びたいときに活躍。テントの支柱を縛ったり丸太を巻き結びでつなげて柵を作ったりと、アウトドアやキャンプでも活躍してくれますよ。
二重巻き結びは、立ち木などのものにロープを繋ぐ結び方。巻き結びよりも摩擦力が大きく強固な結びで、重い物を吊り下げるなどその用途は広く実用的です。ちなみに、二重以上に巻きを増やすこともでき、その場合は多重巻き結びと呼ばれています。
ひばり結びは、輪にしたロープでモノを固定する結び方。木の枝などにモノを吊るしたい時に利用できるほか、薪などを束ねて一度に運ぶときにも便利です。巻き結びに比べると摩擦が少なく、ほどけやすいため、両方の端に荷重がかかるようにするなど工夫が必要です。
よろい結びは、ロープの途中に輪を作るための結び方です。S字フックなどを使って物を提げることができるので、例えばアウトドアでは、懐中電灯などの小物をぶら下げるなどの用途があります。もともとは大砲を固定するのに使われていた結び方であり、砲兵結びという別名も。
あやつなぎは、ロープ同士を繋ぐ結び方。結び目が非常に固く緩みにくいのが特徴で、この結びを連続させるとハンモックなども作れます。見た目が美しいのもあやつなぎの特徴のひとつで、ブレスレットなどのアクセサリーも作れてしまいます。
外科結びは新聞や雑誌などを束ねるのに便利な結び方。手術の縫合糸など医療の現場にも使われていたことが名前の由来で、同じく新聞・雑誌の束をまとめて縛るときに使う本結びの変形版にあたります。本結びより、紐を巻きつける回数が多いためほどけにくく、束が重くなったときに使うと効果的です。
かます結びは、新聞紙をまとめる時や、荷物を縛る際に便利な結び方のひとつ。藁蓆(わらむしろ)を二つ折りにして袋状にした「かます」を縛るのに使われたことが名前の由来とされています。結び目は強固ですが、ほどくのは簡単。一度覚えてしまえばささっと結ぶことができるので、ぜひ荷造りなどに役立ててくださいね。
新聞紙や雑誌、ダンボールなどを結束するときに便利なキの字結びは、一般的な十字結びよりも簡単で崩れにくいです。十字に結ぶよりも紙の束が崩れにくく、結ぶ手順も簡単で覚えやすいところがポイント。
ねじ結びは、ロープを立ち木などのモノに繋ぐ結び方です。簡単で結びやすく解きやすいのが特徴で、小さな船を係留するときにも使われるほどの強度があります。木や柱にロープを結べば、キャンプのロープワークとしても重宝しますよ。
さつま結びは、ロープを一度ほどいて、輪を作ってから再びロープに編み込んでいく方法です。荷造りやアウトドアで使われる機会が多く、ロープ結びの中でも屈強な結び方のひとつ。コツをつかめば短時間で屈強なロープを作ることができるので、しっかり練習してマスターすれば、キャンプの設営時に一目置かれること間違いなしですね。
いぼ結びは、垣根を作るときなどに使われる結び方です。支柱などを十字に組むときにも使われます。使用する紐やロープには、水で湿らせたシュロ縄を使うと、よく締まって結びやすさもアップしますよ。
自転車の荷台にロープで荷物を固定すれば、重い荷物を運ぶことができるのでとても便利ですよね。ただし、固定の仕方が甘いと、走行中にぐらついたり荷物が落ちたりする危険性も。しっかりとロープを締め付けながら結び、荷物がぐらぐらしないように固定するよう意識しましょう。
早速、役立ててみてくださいね
いかがでしたか? 22パターンの紐・ロープの結び方の中に、お好みのものはありましたでしょうか。用途や強度によって、今回の紐・ロープの結び方を荷造りやキャンプの際にはぜひ役立てくださいね。