【保存版】バーベキューで使った炭の片付け方と処理方法
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目次/ INDEX
スマホと連携させた新システムのドッグラン
11月にオープンしたばかりのカインズ朝霞店。
実はこの新店舗、カインズ初の試みを多く取り入れたエポック店舗として話題となっている。探している商品まで道案内をしてくれるロボットや、24時間利用できる商品ピックアップ用のロッカー、さらにはスマホで予約と施設の解錠ができるハイテクなドッグランまで、デジタルテクノロジーを駆使。
また、『くみ(組み)まち(街)モール』というコンセプトのもと、お客様とテナント、地域をつなぎ、くらしと街を創り上げていく。地域の住人がこの『くみまちモール』をひとつのニュータウンとして利用できるよう、カインズが約30店ほどのテナントのマネジメントまで手掛けている。
そんなカインズ朝霞店の魅力や特徴を存分に深掘りしつつ、同店で開催されている朝霞の野菜を使った『くみまち料理イベント』の様子もチェックしていきたい。
2Fに位置するカインズDIYスペース
「カインズのエポック店舗」や「カインズがテナントをマネジメント」とだけ聞いても、イマイチ実態がピンとこない…。
そもそも何がそんなにすごくて話題になっているのか、腑に落ちていない人も多いはず。
そこで、『くみまちモールあさか』や『カインズ朝霞店』のデジタル活用などについて詳細を聞いてみることに。
今回お話を聞いたのは、カインズ社員の三瓶(エリアマネジャー)、小林(カインズ朝霞店店長)、和田(ラインマネジャー)の3人。
左からエリアマネジャーの三瓶、カインズ朝霞店 店長の小林、ラインマネジャー 和田
三瓶さん
お客様にとって、この場所で生活に必要なものが大抵揃うというところが一番にあります。病院は12月にオープン予定で、今後もさらにくらしを支援できる環境(施設・設備)を整えていくという構想を練っています。
編集部
『くみまちモール』というコンセプトのもと、どんな施策を行っていますか?
三瓶さん
『くみまちモール』は、人々のくらしの一部となって創造していくもの。この場所の価値をいろいろな方に利用してもらい、「ここがないと困る」と思ってもらえるよう日々心掛けています。人とつながるきっかけがほしい、趣味を共有したいと考える方たちに向けて、本日のようなイベントを通して、地域とお客様をつなぐ場所になっていけたらと。
例えば、市内にはペットが約1万頭もいるので、ドッグランを作って動物病院を入れたのも施策のひとつ。また、自転車利用が多いエリアなので自転車売り場を大きくして修理所を設け、人口が多い市の特徴に合わせて楽カジ商品を提供する…など、地域特有のお客様のニーズを読み、それが響くかどうか試行錯誤している段階です。
くみまちモールあさかのテナント一覧
【1F】
【2F】
【2Fフードコート】
【2Fクリニックモール】
編集部
イベントやワークショップは、どれくらいの頻度で開催するのでしょうか?
和田さん
ワークショップは毎日やっています。本日のようなイベントは月に1回、中規模イベントは月に2回ほど、ビッグイベントは四半期に1回というペース。年内には整理収納基本講座(11月開催)や、初心者でもできる陶芸体験イベントが行われる予定です。
編集部
お客様からは、どんな声があがっていますか?
小林さん
圧倒的に多いのは、スーパー(イトーヨーカドー)とつながっていて便利、2階にフードコートがあるので子連れにとって助かる、ドッグランも予約ができて嬉しいという3点です。
編集部
デジタル活用について具体的な例を教えてください。
小林さん
スマートドッグランの反響がすごいです。カインズのスマホアプリでドッグランの使用予約ができ、ドッグラン設備の入り口ドアもスマホをかざすだけで解錠できる仕組みになっています。オープン以来、いつも満員状態ですね。
スマートフォンをかざすとドッグラン施設の解錠ができる
小林さん
商品がピックアップできるロッカーは、感染症を懸念して店内に入るのを避けたい場合にぴったりです。
店外に設置された商品ピックアップ用ロッカー
小林さん
あとはなんといっても、愛着の湧く売り場案内ロボット。探している商品の売り場まで動いて案内してくれて、役目が終わると自分の定位置に戻って行きます。特に子供たちが喜んで使っている姿をよく見かけます。
商品の売り場まで案内してくれるロボット
和田さん
入り口付近に設置されているサイネージの導入は今回で2店舗目なのですが、特大の液晶画面上で欲しい商品の売っている場所をマップ表示できたり、チラシを見ることができたりしますよ。
商品の売り場検索ができるサイネージ
三瓶さん
実はシェアサイクルの設置率が日本一といわれている朝霞市ですが、カインズでもシェアサイクルを導入しました。これで出勤している従業員も多く、お客様にも大好評です。
朝霞市では需要が多いシェアサイクルを導入
編集部
そもそも、カインズが約30店のテナントをマネジメントするメリットは何ですか?