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目次/ INDEX
ペチュニアは日本名でツクバネアサガオと言います。その名の通り、アサガオのようなラッパ型の花を咲かせます。
そんなペチュニアの花言葉は「あなたと一緒なら心が和らぐ」「心のやすらぎ」であり、ピンクの花は「繁栄を極める」、白の花は「淡い恋」など、色別の花言葉もあるロマンチックな花です。
ペチュニアを苗から育てる際は、次の道具を用意してください。タネから育てる方法については、記事の後半で説明します。
事前準備として、ペチュニアの苗と花用の培養土を用意し、鉢植えで植え付けを行います。深植えにしないように注意し、苗に黄ばんだ葉や花がらがあれば取り除きましょう。
植えつけ作業の詳細については下記のページを参考にして下さい。
ペチュニアの開花時期、植え付け・植え替え時期、追肥の時期は上記の表を参照してください。湿度が高い梅雨を避け、陽気のよい時期に根づかせると立派な花が咲きやすいです。
開花時期は4月頃から10月頃までと、長く花を楽しめる植物です。
色や咲き方などもバリエーションが豊かであり、初心者でも育てやすいため人気があります。
ペチュニアは南アメリカ原産。1767年にフランスのコンメルソンがウルグアイで発見したと言われています。
南アメリカが原産のペチュニアは、ヨーロッパやアメリカで品種改良が進み、たくさんの種類が作り出されました。咲く姿が同じナス科のタバコの花に似ているため、グアラニ語でタバコを表す「ペチュン」が名前の由来とされています。
ペチュニアは、春に出るポット苗を買って育てるのが一般的です。枝の数が多く、株の根元がグラグラしていないものを選びましょう。また、葉が黄色っぽくなってきているものは株が弱っているので、葉の色が濃いものを選びましょう。
ペチュニアは多湿・雨に弱いです。水はけのよい土に植え、日当たりや風通しのよい場所で育てましょう。また、株が生い茂っていると蒸れやすいので、梅雨入り前に一度枝を半分ほどの長さに切り詰めておくと、蒸れで傷むのを避けることができます。日当たりのよい場所に置いておくと雨も当たってしまいますが、雨による泥はねは株の傷みや病気の原因に。土の表面にバークチップなどのマルチング資材を敷いておくと、病気を防ぐことができます。
多湿や雨の日が続くと、カビが発生したり腐って枯れてしまったりすることがあります。梅雨時など雨が続くときは、植木鉢を移動させてあげるとよいでしょう。
ペチュニアを長い間きれいに咲かせるためには、追肥が必要です。肥料は、化成肥料であれば1ヵ月に一度、液体肥料であれば1週間から10日に一度、定期的に与えましょう。
ペチュニアの姿が乱れてきたら、ハサミで切り戻し(枝や茎を切り取って、姿を整えること)をしてあげましょう。
切り戻しは、株の大きさや形を整えるだけではなく、風通しをよくする効果もあります。枝が大きく伸びすぎて姿が乱れてきたときだけでなく、長雨が続く梅雨の湿気対策としても有効です。
また、ペチュニアは、水はけのよい土に植え、雨にあまり当たらないようにして、水のやりすぎにも注意しましょう。大きくなってきたら切り戻しをしてあげて、咲き終わった花を摘む「花がら摘み」も大切です。
大きさも咲き方も色も様々なペチュニア。あなたらしい素敵なペチュニアを咲かせてくださいね。
Q. ペチュニアは、どんな病気になりやすいですか?
A. 水がしみたような病斑ができる「灰色かび病」は、雨が続くと発生しやすいです。花が枯れて灰色のカビに覆われてしまうため、風通しをよくしたり、花がらや枯れ葉を取り除いたりして予防しましょう。雨が当たらない場所に移動させるのも、病気予防に有効です。
Q. 自分で育てたペチュニアは、花屋で見るように、きれいな形にならないのですが……。
A. お花屋さんにあるきれいに咲いた株は、株が小さいうちに先端の芽を摘む「摘芯(てきしん)」をおこなって、芽の数が増えるように手入れされています。先端の芽を摘むことでわき芽が伸び出し、枝の数が増え、結果的に花の数をふやしつつ、全体にこんもり茂った美しい株姿に。植えつけて2週間ほど経ってしっかり根づいたら、先端の芽を摘む摘芯をおこなってみましょう。
Q. 種からペチュニアを育てることもできますか?
A. 市販されているペチュニアのタネをまいたり、自分で育てたペチュニアから取ったタネからの栽培が可能です。鉢底網を入れた3号(直径9cm)のポリポットに市販のタネまき用土を入れ、ひとつまみ程度タネをまきましょう。タネはとても小さいので、じょうろなどで水やりをするとながされてしまうことがあります。土に水を吸わせるときは、バケツなどに溜めたみずにつけ、水やりは土の表面が乾きそうになったら霧吹きでおこないましょう。発芽温度は25℃前後と高いため、温度が満たない場合はビニールなどをかけて保温するなどすると、早く苗を作ることができます。
色鮮やかな様々なカラーと、美しいフォルムが見事なペチュニア。ぜひ自分で育ててみて、その美しさを堪能してみてはいかがでしょうか。