発売3日で在庫切れの大ヒット!AIM30が目指す、猫が30年生きる時代
リンクをコピーしました
目次/ INDEX
オクラは熱帯地方原産の、ハイビスカスと同じアオイ科の野菜です。可憐で淡い黄色の花を咲かせるので、園芸用としても親しまれています。
オクラはタンパク質、糖質、ビタミンB1、ビタミンB2を豊富に含んでいる緑黄色野菜の一つです。
納豆のようなネバネバした食べ物は身体に良いという説は本当で、オクラに含まれるガラクタン、アラバン、ペクチンといった食物繊維のねばり成分は便秘や大腸がんを予防します。
さらにはレタスの3倍以上の量が含まれるβカロテンは、抗発ガン作用や健康維持効果などが見込まれ、多く含まれているカリウムには高血圧防止の役割を果たしてくれます。
オクラは比較的育てるのが簡単ですが、温度には敏感なので、気候が安定している時期を狙って種まきをしましょう。地域やその年の気候にもよりますが、大体5月〜6月頃までに行うのがおすすめです。
オクラは夏野菜なので、春に種をまき夏に収穫をします。住んでいる地域によって、若干時期のズレがあるので注意しましょう。
根っこが太く、まっすぐ伸びる直根で、植え替えには向きません。直接畑に種をまくか、植え替えの時に根っこを傷つけないように気をつけましょう。
畑の肥料はあらかじめ、1㎡あたり苦土石灰100g(コップ1杯くらい)、たい肥2kg(バケツ2杯くらい)、化成肥料100g(コップ1杯くらい)を土に入れ、よく耕しておきます。
気温が25℃くらいになったら3〜4粒ずつ種をまき、その上から土を5mmほどかぶせます。日当たりの良い場所で育てましょう。
黒いマルチシートをかぶせれば、生育を良くすることができます。ただし、気温の高い日に使うと必要以上に土壌を温めてしまうので、夏日には使用を控えたほうが良いでしょう。
本葉(ふた葉の後に生える葉のこと)が5〜6枚になったら、1株当たり大さじ1杯の化成肥料を与えます。15日から20日おきに、2〜3回に分けて与えましょう。短期間で土に養分を補い、成長を助けてくれます。
さらに株の周りに土をかぶせて、しっかり固定しておきます。雑草が生えてくるのを抑える効果が期待できます。
実が小さな頃に、株元が枝分かれすることがあります。放っておくと、真ん中の茎の生育が抑えられてしまうので、実のすぐ下の葉を4〜5枚ほど残し、それより下の葉はつみ取りましょう。
収穫の時期は、花が咲いてから4〜5日ほどです。実が8〜10cmくらいになったら、ハサミなどを使って収穫していきましょう。
オクラは根っこがデリケートなので、種をプランターにまくよりも、畑に直接まくほうがよいでしょう。また、寒さに弱く10℃以下では育ちませんので、日当たりのよい場所でがっしりと育ててください。
栄養価の高い実をつけてくれるだけではなく、ハイビスカスに似た美しい花も咲かせてくれるオクラ。育苗と鑑賞を楽しんだ後は、自分が育てたネバネバ野菜で夏バテを解消しましょう。
Q. オクラの実によく似たものが成っていますが、これは何ですか?
A. 蕾(つぼみ)です。天ぷらにするとおいしいので、併せて収穫しましょう。
Q. 草勢(株の勢いのこと)が弱いみたいなのですが…。
A. 必要に応じて追肥したり、支柱を立てるなどの対策をしましょう。
Q. 連作障害はありますか?
A. 根に無数のコブが現れる「ネコブセンチュウ」や、幼苗が発芽不良を起こす「苗立枯病」が発生しやすくなりますので、連作は避けましょう。