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目次/ INDEX
寒い冬でもかわいらしい花を咲かせてくれるクリスマスローズ。寒さに耐える冬の花は、強さとともにその存在感を感じます。花言葉は「追憶」「慰め」「私を忘れないで」であり、想いを静かに秘めながらひそやかにその花を開かせます。
開花期は10月~4月。成長が非常に速いので、植え替えをする場合は一回りではなく二回り大きめの鉢を用意します。
市販されているクリスマスローズの苗は主に3種類あります。初花が咲いている状態の開花株、開花時期を迎えると初花を咲かせる開花見込み株、そして1年以上育ててないと開花しないポット苗。どの段階から育てたいかを考え、苗は太く充実しているものを選びましょう。
土は、専用のものも売られていますが、小粒の赤玉土4:腐葉土3:小粒の軽石3の割合で混ぜたものを使います。
とにかく土は水はけを良くすることがポイントです。庭植えの場合にも川砂を混ぜるなどして工夫しましょう。ただし、水はげが良すぎると冬になってから水切れを起こす可能性もあるので、やりすぎに注意しましょう。
乾燥に強いので、水やりは土が乾いてから。土が湿っている時は水を控えます。ただ、夏の暑い時期には、乾燥しすぎることがありますから、その場合には足下に腐葉土を置いてあげましょう。庭植えの場合は、何日も雨が降らないなどの時を除き、水やりの必要はありません。
またこの時期は、害虫が発生しやすくなります。水やりの際に葉っぱの裏側まで水をかけ、虫を流し落とすようにすると良いでしょう。
冬の花の女王と言われるクリスマスローズ。それだけにポイントは夏の管理です。とにかく風通しを良く、半日陰、もしくは日陰で管理しましょう。
水はけを良くして、風通しの良い場所で育てましょう。
少女の涙が落ちた場所に咲いたのがこの花。少女はこの花を誕生のお祝いにイエス・キリストに捧げたそうです。ヨーロッパで古くから愛されてきたクリスマスローズ。今度はあなたのお庭に咲かせてみませんか?
Q. 病害虫対策はどうすればいいですか?
A. 灰色のカビがついて褐色になる「灰色カビ病」に注意してください。枯れたり腐ったりした茎や葉・花などを放置すると病気になりやすいため、早めに取り除くことが予防のポイントです。また、暖かい時期に発生しやすいハダニは葉から栄養を吸収してしまうので、前述の通り水やりの際に虫を流し落とすなどの対策をしましょう。
Q. どんな時に植え替えをしたらいいですか?
A. 植木鉢に対して育っている草花が大きかったり、鉢底から根が出てきたり、花や葉っぱが小さく、下葉が黄色く変色しているなどの症状が出てきたら植え替えのサインです。根の大きさに合わせて鉢を大きくして、元気なクリスマスローズを育てましょう。
Q. 種から育てることもできますか?
A. できます。その場合は育苗ポットに赤玉土8:バーミキュライト2の割合で混ぜた土を入れ、種を10~15粒ほど重ならないようにまいてください。たっぷりと水やりを行い、通気性の良い日陰で育てます。発芽後は週に1回ほど薄めた液肥を与えながら本葉が一枚生長してきたら植木鉢に植え替えてください。
自宅で育てたお花を、家のリビングや玄関で花瓶に入れて飾るなんて憧れますよね。初心者でも安心して育てられるクリスマスローズなので、是非栽培に挑戦してみてください。